新型肺炎、道内初確認 苫小牧 感染警戒の動き広がる
- 2020年1月29日
28日に新型コロナウイルスによる感染症例が道内で初めて確認されたのを受け、苫小牧市内でも各方面に感染拡大防止対策を強化する動きが広がっている。同日、国内で人から人に感染したとみられる初の事例も確認され、観光業界などは感染拡大の動向を注視。市民の間にも不安が広がる。 相談続々と 苫小牧
28日に新型コロナウイルスによる感染症例が道内で初めて確認されたのを受け、苫小牧市内でも各方面に感染拡大防止対策を強化する動きが広がっている。同日、国内で人から人に感染したとみられる初の事例も確認され、観光業界などは感染拡大の動向を注視。市民の間にも不安が広がる。 相談続々と 苫小牧
国土交通省新千歳空港事務所によると、中国の航空会社、厦門(アモイ)航空と山東航空が2月に新千歳へ乗り入れる路線をそれぞれ運休、減便する。新型コロナウイルスによる肺炎で中国では27日から海外への団体旅行が禁止されており、予約キャンセルが影響したとみられる。 既に同省へ届け出を行った。厦門航空
苫小牧市植苗の丸善市町植苗工場(市町峰行社長)で働く高橋功さん(51)=市内沼ノ端中央=は、他の模範となるような働きぶりが評価され、道から2019年度北海道善行賞(優良勤労障がい者)を贈られた。30年にわたって、同社工場の飲料やモヤシの生産現場で熱心に働いてきた高橋さんは「表彰されて、とてもうれし
苫小牧市高丘の樽前山神社は2月3日午後1時から、節分の豆まき神事を行う。年男年女の市民が境内に設置した壇上から豆をまく。 問い合わせは樽前山神社 電話0144(36)6661。
苫小牧署(酒井智雄署長)は28日、24日付で同署に配属された10人の新人警察官に拳銃を貸与した。 署長室で行われた貸与式では、10人を代表して美園交番配属の菊池桃子さん(20)さんが「拳銃携帯の社会的責任を自覚し、取り扱いや使用の諸規則を順守する」と宣誓。 酒井署長は、道外で起きた
低気圧による荒天で、苫小牧港発着のフェリーに欠航が出ている。商船三井フェリーは苫小牧発が29日の1便、31日の1便、大洗発は30日の2便、2月1日の1便をそれぞれ欠航。太平洋フェリーは、仙台発が29日と30日の各1便、名古屋発は29日の1便の欠航を決めた。
28日午前11時20分ごろ、苫小牧市船見町2のコンビニで、客を装った男がパート従業員の女性(47)にカッターナイフ状の刃物を突き付け、現金約3万円を奪って逃走した。苫小牧署が強盗事件として男の行方を追っている。 同署によると、当時店内に客はおらず、女性1人が勤務していた。男はたばこを注文し
苫小牧市教育委員会は28日、インフルエンザによる集団感染で、明野小5年1組が学級閉鎖になったと発表した。 在籍数31人のうち4人から、B型の感染が確認された。閉鎖期間は2月2日まで。
新型コロナウイルス感染による肺炎患者が28日に道内で初めて確認されたことを受け、道は同日夜、北海道感染症危機管理対策本部会議を道庁で開き、感染予防対策の徹底を確認した。鈴木直道知事は「保健所相互の連携、医療機関との連携、情報共有を徹底し、適切に対応してほしい」と幹部職員に指示した。 道など
函館税関苫小牧税関支署が発表した2019年(1~12月)の苫小牧港貿易概況によると、輸出入総額は前年比4・2%減の9300億900万円で3年ぶりに前年実績を下回った。輸出は主力品目の「輸送用機器」が海外生産シフトで9・0%減。輸入も暖冬で「石油製品」の需要が落ち込み、3・3%減となった。
北海道大演習場(千歳、恵庭など4市)などで行われている米海兵隊と陸上自衛隊との日米共同訓練に参加するため、28日に予定していた米軍の新型輸送機MV22オスプレイの飛来は、29日に延期された。同日、2機が航空自衛隊千歳基地に飛来する予定という。北海道防衛局が28日夜、千歳市に通知した。延期について道
本道を拠点とする航空会社AIRDO(エア・ドゥ)は2020年度の夏季ダイヤ(3月29日~10月24日)の運航計画を公表した。19年度に2機増やした中型機を活用し、新千歳―羽田線の一部の便で機材を大型化する。また新千歳発と羽田発の深夜各1便を増やし、過去最多の157日間運航する。 機材大型化
中国・武漢で始まった新型コロナウイルス感染。患者数は日本や欧米も含め猛烈な勢いで拡大し日本政府はきのう、強制入院や就業制限も可能な指定感染症に指定、制圧に乗り出した。 帰国を希望する在留邦人のために政府が用意した飛行機の第1便が、きょう午前、羽田空港に到着した。人口1千万人以上の武漢市では
パンの製造販売を手掛ける苫小牧市新開町の愛らんどベーカリーは2月1日から、バレンタインデー限定商品としてココア生地のシフォンケーキ「バレンタインシフォン」を販売する。オープン9周年の記念セールも展開する。 ココアを混ぜ込んだふわふわのシフォンケーキの上に、クルミやスライスアーモンドを乗せ、
民族共生象徴空間(ウポポイ)の4月開業を控える白老町をPRし、アイヌ文化の魅力を首都圏の人々に伝えるイベントが27日、東京都内で開かれた。白老でアイヌ文化を発信する人たちのトークショーやミニライブ、民族衣装の試着体験といった催しを通じて町とウポポイをアピールした。 イベントはウポポイと開設
白老港を会場に毎年夏に開かれていた「しらおい港まつり」について、実行委員会(熊谷威二委員長)は今年から開催せず、中止することを決めた。メインイベントの花火大会の協賛金確保が難しくなり、会場の港湾区域が海岸保全工事のブロック製作ヤードに使用されているため、来場者駐車場の開設も厳しくなったことなどが理
白老町の子育て講座が25日、町総合保健福祉センターで開かれた。同町の家庭教育支援員を務める野口良行さん(82)が講師となり、参加した育児中の母親に子育てのポイントを助言した。 地元や苫小牧市、登別市、札幌市から39人が参加した講座で野口さんは、「子どもは愛と自由によって花開く」をテーマに講
安平町議会臨時会が27日に開かれ、及川秀一郎町長は胆振東部地震で損壊した早来中学校の再建に合わせて早来小、早来中を施設一体型の「義務教育学校」として2023年度に開校するスケジュールを示した。 早来地区で建設を目指している小中一貫型の校舎は、現早来小の隣接地に新たに建設。予定通り行けば21
安平町民有志でつくる「あびら復興加速実行委員会」は25、26の両日、同町追分地区の道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」とその周辺を利用して雪の遊び場を開設した。スノーモービルでけん引する雪上バナナボートや雪だるまづくり体験など、各アトラクション会場で子どもたちの歓声が響いた。 2
雪不足でオープンが遅れていた安平町追分豊栄の安平山(あんぺいざん)スキー場が27日、ようやく今季の営業を開始した。昨年より2週間ほど遅れてのオープンとなったが、地元の子どもたちらがゲレンデで滑りを楽しむ光景が広がった。 安平山スキー場は例年1月上旬にオープンしているが、異常な雪不足に見舞わ
苫小牧市内のアームレスリングチーム「パンプアップ塾」は27日、胆振東部地震の復興支援金として厚真町に13万円を寄付した。 支援金は、19日に同町本郷のかしわ公園野球場で行われた第13回あつま国際雪上3本引き大会の賞金の一部。パンプアップ塾は2チームが参戦し、「パンプアップ塾苫小牧」が大会4
今月11、12の両日、オートリゾート苫小牧アルテン(苫小牧市樽前)で行われた市主催の「ウィンターキャンプ」に参加した小中学生、高校生ら13人が作ったどんぐり型のストラップが、ゆのみの湯(同)売店など市内3カ所で販売されている。売上金は、市の青少年育成事業に生かすという。販売期間は2月10日まで(売
「コービー…」。27日早朝、知人からの短いメールで目が覚めた。北米男子プロバスケットボールリーグ(NBA)のレジェンド、コービー・ブライアント氏の訃報を知らせるものだった。 現地時間26日午前、アメリカ・ロサンゼルス近郊で同氏が搭乗していたヘリコプターが墜落。次女らも同乗して
国立公園支笏湖運営協議会(佐々木義朗会長)は特産品のヒメマス(支笏湖チップ)を使った新たな珍味「チップとば」を製造した。道央産業振興財団の助成で開発し、ヒメマスの脂を生かした、まろやかでほどよい塩味が特徴。千歳市支笏湖温泉の「千歳・支笏湖氷濤まつり」の会場で400袋を限定販売している。 支
陸上自衛隊第7師団指揮下の第7音楽隊(鍋澤勇雄隊長)は3月14日午後1時半から、苫小牧市民会館で第44回定期演奏会を開く。苫小牧では7年ぶりの開催。2月17日まで参加者を募集している。 第7音楽隊は東千歳駐屯に地所在する、演奏を主任務とする職種部隊。隊員34人が所属し、胆振、日高、石狩南部
北海道文教大=恵庭市黄金中央=を運営する学校法人鶴岡学園はこのほど、学校法人札幌大=札幌市豊平区=と包括連携協定を締結した。両法人が設置する学校の生徒、学生の交流や共同事業を通し、人材育成を通した地域貢献を目指す。 協定には、道文教大と札大女子短期大学の教育・研究の連携、同大明清高校と札幌
空港で航空機の運航を支える地上支援と給油の仕事を紹介する就職説明会「空港を職場にする―学生のためのグランドハンドリングゼミナール&見学会―」が25日、新千歳空港で初開催された。道内各地から高校生や学生など37人が参加し、仕事の内容や働き方について理解を深めた。 旅客や発着便数の増加に反して
千歳市住吉在住の会社員、鴫原雅子さん(51)が珠算能力検定試験の1級に満点合格した。全国の受験者8384人のうち満点で合格したのは0.23%のわずか20人という超難関を突破。道内ではただ一人の快挙となった。 検定試験は日本商工会議所が主催。鴫原さんは昨年10月に恵庭商工会議所で行われた試験
苫小牧市科学センターは31日午後7時から同施設で開く「星空観望会」の参加者を募集している。参加無料。 プラネタリウム室で星座解説を受けた後、天体望遠鏡で月を観察する。 悪天候時は、プラネタリウムでの星空解説のみ。中学生以下は要保護者同伴。申し込み不要で、希望者は直接会場へ。
苫小牧東小ブラスバンド同好会は25日、第16回定期演奏会を市文化会館で開いた。400人以上の市民が来場し、児童らの熱のこもった演奏を楽しんだ。 同同好会は市内の苫小牧東、苫小牧西、糸井、若草、沼ノ端、ウトナイ小学校の児童19人で構成。放課後に苫東小で練習し、市内外の大会に出場したり演奏会を