記者コラム 自衛
- 2020年2月19日
「濃厚接触」という聞き慣れない言葉や、中国・武漢市が閉鎖される、まるで映画のような様子がテレビで報じられてからおよそ1カ月。道内在住の感染者も出て、新型コロナウイルスの影響は、新たな局面に入った。 札幌市内にも不安が広がる。電車内でせきをした乗客がいれば、周辺の人は顔をそむけ座席も移動。週
「濃厚接触」という聞き慣れない言葉や、中国・武漢市が閉鎖される、まるで映画のような様子がテレビで報じられてからおよそ1カ月。道内在住の感染者も出て、新型コロナウイルスの影響は、新たな局面に入った。 札幌市内にも不安が広がる。電車内でせきをした乗客がいれば、周辺の人は顔をそむけ座席も移動。週
苫小牧青年会議所(JC)はこのほど、1、2両日に市内で開かれた第54回とまこまいスケートまつりに協力した駒大苫小牧高校硬式野球部と青空幼稚園に感謝状を贈った。 JCは同まつりで、会場にアトラクションコーナー「JCウィンタージェニック」を開設し、手押しのボブスレーなど特製の遊具を用意した。あ
イオン北海道(本社札幌)は15日、イオンチアーズクラブ壁新聞発表会の道南地区予選会をホテルウィングインターナショナル苫小牧で開いた。苫小牧市や千歳市、新ひだか町などの8クラブ29人が参加し、「太陽」をテーマにした壁新聞を披露した。 同クラブでは、イオン各店の単位で環境に関する学習や体験の場
苫小牧市住吉コミュニティセンターは15日、同センターで生涯学習講座「1000個のふうせんであそぼう!」を開いた。未就学児や小学生が約10人参加し、風船でいっぱいになった部屋でバルーンアート作りを楽しんだ。 風船遊び講座は初めての企画。職員らは前日から準備し、会場の会議室をカラフルな風船で埋
苫小牧市音羽町の日高勝秀さん(82)が、春から秋にかけて咲く南アフリカ原産のストレリチアを開花させた。自宅庭のビニールハウスや自宅内で温度管理に注意を払いながら大切に育て、厳冬期にもかかわらず青とオレンジの美しい花が開いた。日高さんは「真冬にこんなきれいに咲くとは思っていなかった」と話している。
鈴木直道知事は17日午後、臨時記者会見を開き、新型コロナウイルス感染者に関する情報の公表基準を見直すと発表した。これまで非公表としていた国籍や職業を明らかにするほか、居住地や受診した医療機関も振興局単位で公表する。道内居住者が初めて感染した14日の公表内容に、道民から批判が高まっていた。知事は「こ
道の橋本彰人保健福祉部長は17日、道庁で記者団の取材に応じ、14日に道内居住者として初めて新型コロナウイルスに感染した石狩管内の50代の男性について「感染経路が分からない状況」にあることを明らかにし、「1例目の方(40代の中国人女性)は中国の方との接触というのがあったが、今回はそこにぶち当たってい
新型コロナウイルス感染に関する情報公開度が疑問視されていた道が17日、一転して公表基準の見直しを発表した。鈴木直道知事と記者団とのやり取りは次の通り。 ―14日の公表内容について道民から批判が出た。この批判を受けての見直しか。 「国籍の公表については国との行き違いがあって、道民の不
北海道中小企業団体中央会は、2019年度冬季賞与(ボーナス)の支給状況調査結果を発表した。正社員1人当たりの平均支給額は39万7963円(平均1・8カ月)となり、前年度に比べ6016円増加した。 同会の会員組合に加入する中小企業・小規模事業者851社を対象に、昨年12月~今年1月に調査を実
2019年度「北海道犯罪のない安全で安心な地域づくり推進会議」が17日、札幌市内のホテルで開かれた。道や札幌市、事業者団体、地域団体などから約50人が出席。来年度の安全な地域づくりに向けた方策を策定した。 冒頭で浦本元人副知事があいさつ。刑法犯の認知件数が減少を続け、ピークの02年の4分の
ほっかいどう大運動会2020(15日、札幌ドーム)の実行委員会事務局は17日、弁当販売の北起屋(苫小牧)が会場で消費期限切れのホッキご飯おにぎり(2個入り、税込み550円)を販売していたと発表した。同日午後までに健康被害は確認されていないが、同社は当該商品の購入者に対し返金に応じるとしている。
(19日) 苫小牧 東京都出張(港湾関係企業訪問)。 千 歳 午前11時、寄付採納。午後4時、道央廃棄物処理組合運営会議・定例会(南幌町)。 恵 庭 午後3時30分、恵庭市町内会連合会定期総会・懇親会(えにあす、刺身一番)。 白 老 在庁執務。 安 平 在庁執務。
(1)建設作業員(2級塗装技能士、普通自動車免許、建設現場での勤務経験)2人(年齢不問)15.3万~17.3万円(2)幼稚園教諭または保育士(幼稚園教諭免許=専修・1種2種、保育士免許)5人(年齢不問)16.7万~20万円(3)児童指導員(保育士、普通自動車免許)2人(年齢不問)16.8万円(4)
2014年8月の閉鎖以降、長期にわたって空きビル状態が続いているJR苫小牧駅南口の旧商業施設「苫小牧駅前プラザエガオ」。17日に第1審の判決が出たものの、駅前再開発の行方は見通せないままだ。市民は裁判が行われている現状をどう捉え、中心市街地にどんな思いをはせているのか、まちで声を聞いた。
今月16日に閉幕した2020千歳・支笏湖氷濤まつり(支笏湖まつり実行委員会主催)の来場者が、新型コロナウイルスの感染拡大などの影響で前年比8万6000人減の17万4000人と大幅に落ち込んだことが分かった。開催期間の終盤に気温が上昇し、氷像が解けたことなども影響した。 氷濤まつりは湖畔の特
苫小牧市子ども・子育て審議会(小原敏生会長)が17日、市役所本庁舎で開かれ、第2期の市子ども・子育て支援事業計画案を原案通り承認した。保育施設の整備や既存施設における定員以上の児童受け入れなどを盛り込んだ内容で、2020年度から5カ年で運用し、待機児童の解消を目指す考えだ。 市は現行の第1
(19日) 苫小牧 すいせん(敦賀)神王、ひまわり7(東京)玄武(川崎)津島(清水)ゆうかり(新潟)新りゅうえい(尻屋岬)わかちどり(室蘭)北王丸、ましう(茨城)シノコーテンジン(釜山)アウリガリーダー(ゼーブルッゲ)スターアぺックス(不明)
私立高校の一般入試(A日程)が18日、道内で一斉に行われた。東胆振(苫小牧市、白老町、安平町、厚真町、むかわ町)では、駒大苫小牧、北海道栄、苫小牧中央の3校で実施。計1114人が受験勉強の成果を発揮しようと、必死に鉛筆を走らせていた。 駒大苫小牧高では751人が受験。特別進学コースが5教科
苫小牧市教育委員会は17日、インフルエンザの集団感染により8小中学校で学級および学年閉鎖があったと発表した。内訳は次の通り(かっこ内は閉鎖期間)。 学年閉鎖=▽美園小3年(20日まで)▽東小2年(22日まで) 学級閉鎖=▽緑小1年2組、同3組、2年3組、5年3組、6年1組(いずれも
2014年に閉鎖したJR苫小牧駅南口の旧商業施設「苫小牧駅前プラザエガオ」の土地の一部を所有する不動産会社大東開発(苫小牧)が、建物を所有する苫小牧市に対し、土地を不法占有しているとし、賃料相当分などの損害賠償を求めた民事訴訟。17日、札幌地裁室蘭支部で判決があり、塩原学裁判長は同社の訴えを全面的
旧エガオビルが立つ土地の一部を所有する大東開発が苫小牧市に賃料を請求した訴訟で、裁判所が同社の主張を全面的に認めたのは土地所有者の財産権を重視した結果と言える。一方、これまで市への無償譲渡に協力してきた他の地権者との整合性がとれなくなる懸念も生まれ、JR苫小牧駅前の再開発をめぐる混迷はさらに深まる
道南バス(本社・室蘭市、長谷川義郎社長)は17日、札幌と苫小牧、室蘭などを結ぶ都市間高速バス10路線の各運賃を4月1日から1割程度(片道で120~300円)値上げすると発表した。運行コストの増加などが理由で、消費税増税などの外的要因を除いた運賃の値上げは1996年以来となる。 同社は14日
中国で新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大しているのを受け、苫小牧市勇払のトヨタ自動車北海道(北條康夫社長)は17日、同国の完成車工場向けの部品減産を始めた。トヨタ自動車は同日から順次、中国で停止していた四つの完成車工場の稼動を再開させるが、これまでの再開延期や当面の減産方針などが影響したとみ
平取町二風谷にアイヌ文化研究家の故萱野茂さんが1972年に開設したアイヌ資料館がある。祖先の暮らしの証しを散逸させまいと、自身が生涯をかけて集めた民具を収蔵した小さな施設だ。建物は古くて狭いが、アイヌ民族が使った食器など生活用具や着物、祈りの儀式で祭壇に飾ったイナウなど信仰道具が所狭しと展示してあ
安平町教育委員会は17日に開かれた町議会全員協議会で、2023年度に早来地区で開校する早来小、中の一貫教育を掲げた「義務教育学校」に合わせ、小中一体型の校舎に係る基本設計案を提示した。児童、生徒のみならず、図書室や体育館など町民にも開放した学校づくりを展開する。町は20年度に実施設計費約1億500
安平町議会臨時会が17日に開かれ、胆振東部地震で損壊した道路橋梁(きょうりょう)災害復旧事業費の増額などに係り、今年度一般会計予算に約4億3000万円を追加し一般会計の総額を約93億円とした補正予算案など議案4件を原案通り可決した。早来処理区汚染枝線などにおける災害復旧工事の請負契約変更など専決処
政府は17日、白老町のポロト湖畔に整備した民族共生象徴空間(ウポポイ)の開園記念式典を4月18日にウポポイ内で行うと発表した。 4月24日のオープンに先立って催す記念式典は内閣官房長官、国土交通相、文部科学相の3者が主催。ウポポイ内の体験交流ホールを会場とし、関係者のあいさつやアイヌ古式舞
白老町緑丘の井藤實さん(84)が長年にわたり交通安全活動に尽力したとして、全日本交通安全協会の2019年度交通栄誉章「緑十字金章」を受章し、このほど戸田安彦町長に報告した。 井藤さんは1962年に白老自動車運転者協会に入会した後、交通安全運動に関わった。68年からは交通安全指導員として町民
白老町は、4月24日に開業のアイヌ文化復興拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)の来館者を歓迎する電柱広告の設置作業を進めている。アイヌ語で「こんにちは」を意味するイランカラプテの文字が目を引く看板で、開業に向けて観光客の受け入れ体制を整える。 看板は縦1・5メートル、幅0・3メートルの大きさ
むかわ町は3月5日午後1時30分から、同町四季の館研修室で胆振東部地震後の復興支援として、町民の心の健康について考える「こころのケア講演会」を震災後、初めて開く。町民を対象に幅広い参加を呼び掛けている。 講演会では震災後、同町でもカウンセリング活動を展開する「かうんせりんぐるうむかかし」(