核のごみ文献調査への応募 岩倉市長「全く考えていない」
- 2020年8月27日
後志管内寿都町が応募を検討している高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた第1段階の文献調査に関連し、苫小牧市の岩倉博文市長は26日の記者会見で市としての姿勢を問われ、「苫小牧では(応募を)全く考えていない」と明言した。 同町の判断については「まちの存続を懸けたぎりぎりのと
後志管内寿都町が応募を検討している高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた第1段階の文献調査に関連し、苫小牧市の岩倉博文市長は26日の記者会見で市としての姿勢を問われ、「苫小牧では(応募を)全く考えていない」と明言した。 同町の判断については「まちの存続を懸けたぎりぎりのと
15年ほど前、岐阜県にある核燃料サイクル開発機構(現日本原子力研究開発機構)東濃地科学センターの深地層研究所を視察したことがある。同機構いわく「地層科学研究の拠点」で宗谷管内幌延町にも同様の地下施設があるが、案内してくれた職員が「ここが高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の処分場になることはあり得ない
道と札幌市、小樽市は26日、新たに7人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち3人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ1734人(実人数1713人)となった。 道は江別市の20代の女性会社員と十勝管内の年代・性別・職業非公表の計2人の感染を確認した。 札幌市は10代の
白老町は、新型コロナウイルス対策に充てる国の第2次地方創生臨時交付金を活用し、第2弾のプレミアム付き商品券発行事業を計画している。額面5500円の商品券を4000円で販売し、1000円分の商品券についてはコロナ感染拡大の影響を大きく受けた町内の飲食店や宿泊施設のみ使用可能とする。9月の町議会定例会
厚真中央小学校(吉岡ゆかり校長)は26日、1日防災学校と銘打ち、2018年9月に発生した胆振東部地震後では初となる防災学習を実施した。児童たちは避難訓練や段ボールベッド作り体験のほか、防災食の紹介を受けるなどして災害時の備えを学んだ。 5、6年生が対象の避難所運営について学ぶ授業では、実際
白老町の小中学校の給食で26日、チェプオハウ(サケの汁物)などアイヌ伝統料理が提供され、児童生徒らがアイヌ民族の食文化に触れた。 伝統料理はチェプオハウのほか、いなきびご飯、シカ肉のユクジンギスカンなど。アイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)の開業を記念し、学校給食を作る町食育防
新ひだか町の北海道市場で開かれた1歳馬競り市「サマーセール」(日高軽種馬農協主催)に25日、静内農業高生産・育成の牡馬「健叶(けんと)」が上場し、2500万円(税込み2750万円)で大阪のテイエム技研代表取締役社長、竹園正継さんに落札された。昨年春に同馬が誕生してから世話をしてきた生徒たちは感無量
苫小牧地方法人会白老地区会(熊谷威二会長)は25日、町教育委員会に子ども向け図書の購入費5万円を寄付した。 同会は地域貢献活動の一環として2016年度から毎年、町立図書館に置く絵本や児童書、子育て実用書などの充実に向けて図書購入費を町教委に贈っている。 町教育委員会を訪れた熊谷会長
2018年9月に発生した胆振東部地震の影響でクローズしていた安平町早来北進のときわキャンプ場パークゴルフ場が29日、約2年ぶりに再開する。 同パークゴルフ場は従来、4月末から10月末の期間、全18ホールを開放。一般やキャンプ場利用者がプレーを楽しんでいた。 しかし、一昨年の地震でコ
在宅介護経験者などでつくる苫小牧市介護者を支える会(菅原裕子会長)は25日、市民活動センターで交流集会を開いた。新型コロナウイルスの流行で活動を一時休止していたため、8カ月ぶりの開催。参加した会員25人は再会を喜び、意見交換などを通じて介護の悩みを共有した。 交流集会は、会員の親睦や研修を
苫小牧鳶(とび)土木工事業組合(鈴木辰敏組合長)は25日、苫小牧市立病院にオーバーベットテーブル2台を寄贈した。鈴木組合長ら4人が市役所に届け、岩倉博文市長から感謝状を受け取った。 同組合が発足した2004年から、毎年同病院に車いすや歩行補助器などを寄贈している福祉活動の一環。今年で17回
北海道商工会議所連合会(札幌市)は24日、苫小牧市内のホテルでオンライン活用セミナーを開いた。市内や札幌市、室蘭市の企業関係者17人が出席し、コロナ禍の中で新しい販路を開拓する重要性や外国人採用の基本ルールなどを学んだ。 道の地域活性化雇用創造プロジェクト事業と地域戦略産業人材確保支援事業
(28日) 苫小牧 午前10時、苫小牧埠頭および北海道クールロジスティクスプレイスとの津波一時避難施設としての施設の使用に関する協定締結式(弁天)。 千 歳 午前9時、北部方面隊総合戦闘力演習訓練公開(留萌管内天塩町)。午後4時、天塩町から帰千。午後8時、千歳市夏季特別暴力団排除パレー
陸上自衛隊第7師団副師団長兼東千歳駐屯地司令に25日付で着任した末永政則陸将補(48)は26日、同駐屯地で記者会見し、「部隊や高度なスキルを持つ隊員の育成にまい進したい」と抱負を語った。 北海道勤務は15年ぶり2度目。千歳の印象を「自然に囲まれている」とし、「地域の皆さまのご理解を頂きなが
道は、道内全179市町村を対象に実施した新型コロナウイルス感染症対策に関するアンケートの結果を公表した。感染拡大の「第1波」(2月下旬~3月中旬)の対応として、全国で初めて道独自で出した「緊急事態宣言」(2月28日~3月19日)については、発出の時期を「妥当」とする回答が93.3%に上った。
冷蔵倉庫大手の横浜冷凍(本社横浜市)が恵庭市内の戸磯南工業団地に進出する。規模や着工・操業時期などは未定としているが、同社広報IR部は「恵庭は陸路、空路、海路における道内物流の要衝。低温物流拠点を建設する」と進出理由を説明している。 恵庭市が25日に開かれた市議会経済建設委員会で報告した。
帝国データバンク札幌支店は、2020年6月時点の道内社長出身大学調査結果を発表した。北海学園大が885人でトップで、日本大(661人)がこれに続いた。年商規模別の「100億円以上」では、北海道大がトップだった。 北海学園大、日大に続いて3位には、18年4月に北海道薬科大と統合した北海道科学
北海道銀行の笹原晶博頭取(63)は26日、苫小牧民報社を訪れた。新型コロナウイルスにより、道内企業の売り上げ減少が続く中、北海道の強みである食材や過ごしやすい気候を生かし、付加価値を付けて利益を上げる仕組みづくりへ転換する必要性を語った。 笹原頭取は、新型コロナによって道内企業の資金繰りが
津軽三味線の音色に合わせ、街頭で創作舞踊を披露する大道芸人ギリヤーク尼ケ崎さん(90)は19日、古里の函館市を訪れ、長年交流がある地元の後援者やファンらと卒寿の誕生日を祝った。ギリヤークさんは昨年3月、胆振東部地震があった厚真町などを訪れ「(踊りで)傷ついた人に生きる勇気を与えられたら」と話してお
自宅での時間を快適にするアイデアを提案するイベント「LIXIL(リクシル)でおうち時間を幸せに」が29、30両日午前10時から午後6時まで(30日は午後5時まで)、イオンモール苫小牧1階セントラルコートで開かれる。 主催は、住宅設備機器メーカーLIXILと苫小牧市周辺の7工務店。
苫小牧市の自然環境保全地区に指定され、今後の在り方が検討されている市内拓勇西町の沼ノ端拓勇樹林(約3.2ヘクタール)に、約250種類の動植物が生息していることが市から委託を受けた専門業者の調査で分かった。約25年前との比較で90種類ほど多く、同社担当者も「100年以上も手を付けられておらず、地域の
国立女性教育会館が8月下旬に埼玉県で行っていた男女共同参画推進フォーラムが、今年はインターネット配信によるオンライン形式で実施される。配信は27日~9月26日の期間内に行う。毎年、同フォーラムに市民を派遣してきた苫小牧市協働・男女平等参画室は「オンライン開催となったことで北海道からも参加しやすくな
苫小牧市によるマイナンバーカードの「ラクラク出張申請サポート」が25日、日吉総合福祉会館で行われた。市内の老人クラブ日吉町明和会(長田昌聰会長)の要請を受けて市職員3人が臨時窓口を開設し、会員25人が申請手続きを行った。 市は、希望者が20人以上集まることを条件に老人クラブや町内会、市内に
24日午後1時15分ごろ、苫小牧市啓北町2の道道苫小牧環状線の交差点で、市内もえぎ町2の中野みつ子さん(69)の普通乗用車と、市内元中野町3の三村和恵さん(55)の普通乗用車が衝突した。この事故で三村さんの車の後部座席に同乗していた市内北光町4の無職、山田英子さん(83)が骨盤骨折による出血性ショ
苫小牧市が26日に公表した、25日の航空自衛隊千歳基地(千歳市)の日米共同訓練に係る騒音測定結果(速報値)によると、市内9地点のうち最大値は千歳基地から苫小牧方面に離陸した米軍機の83・5デシベル(午後4時23分ごろ、沼ノ端北5号公園)だった。
今月18日に苫小牧市拓勇西町3で起きた住宅火災で苫小牧署は25日、現場で見つかった1人の遺体の身元がこの家に住む整体師の木村嘉英(よしひで)さん(49)と判明したと発表した。死因は焼死。 同署によると、遺体が見つかった2階の部屋ではコンセントのたこ足配線箇所に激しい燃焼跡があったといい、火
苫小牧保健所は26日、管内(苫小牧市、白老町、厚真町、安平町、むかわ町)に今季6回目の食中毒警報を発令した。最高気温が28度以上になると予想されるため。発令期間は28日午前10時までの48時間。調理や食事前の手洗い、食材の適切な保管、調理時の十分な加熱などを呼び掛けている。
門別署は25日、中国国籍で平取町荷負の農業実習生劉武(リィゥ・ウー)容疑者(36)を傷害の疑いで現行犯逮捕した。容疑を認めている。 逮捕容疑は同日午前11時55分ごろ、同容疑者が住んでいる一般住宅で中国国籍の農業実習生の男性(31)の太ももに刃物を刺し、けがを負わせた疑い。 同署に
26日午前8時20分ごろ、新ひだか町三石本桐の牧草地で、近くに住む女性が約100メートル先にいるヒグマを目撃し、静内署に通報した。 同署によると、現場はシュムロ川が流れる山林に近い元牧場の牧草地。ヒグマは周辺をうろついた後、川がある西方向に立ち去ったという。人畜被害はないが、同署と町、地元
苫小牧市長が市内各地区の住民と地域課題などについて語り合う「まちかどミーティング」が25日、始まった。今年度の初回は住吉コミュニティセンター(市住吉町)で開かれ、家庭ごみの戸別収集や交通騒音・振動などを巡って活発に意見交換。新型コロナウイルスの感染拡大防止へ参加人数を制限するなど異例のスタイルで、