中国戦で生かした4年前の経験
- 2022年2月15日
▽…日本が中国に圧勝した。この日はリード吉田夕とセカンド鈴木のショットが特に安定しており、スキップの藤沢は「追い込まれない楽なショットを投げさせてもらっていた」。粗さが目立つ中国を相手に堅実にストーンを並べてじわじわと追い込み、さらにミスを重ねさせた。 前夜にストーンが研磨さ
▽…日本が中国に圧勝した。この日はリード吉田夕とセカンド鈴木のショットが特に安定しており、スキップの藤沢は「追い込まれない楽なショットを投げさせてもらっていた」。粗さが目立つ中国を相手に堅実にストーンを並べてじわじわと追い込み、さらにミスを重ねさせた。 前夜にストーンが研磨さ
ノルディックスキーのジャンプ男子は14日、団体(HS140メートル、K点125メートル)が行われ、日本は佐藤幸椰(雪印メグミルク)、中村直幹(フライングラボラトリー)、小林潤志郎(雪印メグミルク)、小林陵侑(土屋ホーム)の順で臨み、882・8点で5位に終わった。1回目の5位から順位を上げられず、銅
スピードスケート女子の高木美帆(日体大職)が、13日の500メートルで銀メダルを獲得した。同じ2位でも、金メダルを期待された1500メートル後とは打って変わって、はじけるように喜んだ。 スプリンターがしのぎを削る距離での五輪出場は初めて。経験豊富な1500メートルなどとは異なり、「短い時間
村瀬心椛 楽しむことを意識した。決勝は周りもレベルを上げてくるので、やってきたことを思い出して、自分の最高難度を出して表彰台に上がりたい。 ◇ベスト尽くす 岩渕麗楽 3本目は決勝の練習をした。感覚は良かった。風に振り回されたが、(決勝でも)自分のベストを尽くすことに変わりはない。
藤沢五月 流れを相手につくらせてしまった。自分たちが簡単なミスをして、相手に簡単なショットをさせてしまった。 ◇もう一度引き締めて 吉田知那美 もう一度引き締めて、前向きにトライしたい。 ◇一つのチャンスを 鈴木夕湖 こういうクロスゲームになる試合は、一つのチャンス
女子ビッグエアの村瀬が予選を2位通過した。3回目には決勝へのステップとしてフロントサイド1080(横3回転)を決めるなど流れが良く、2回の合計得点も上々の171・00点をマーク。メダルが期待できる滑りを見せ「ここが本番じゃない。決勝で全部を出し切って、表彰台に上がりたい」と冷静に話した。
エース小林陵の2回目。最後の1本を前に、銅メダルに届かないことはほぼ決していた。ラスト1本を残していた、その時3位のノルウェーと56・3点の大差。男子団体で2大会ぶりのメダルを狙った日本は5位にとどまった。 1回目で134メートルの大ジャンプを見せたエースが、2回目でも組トップの得点と奮闘
ノルディックスキー複合個人ラージヒルを翌日に控えた14日、ジャンプの公式練習が張家口で行われ、日本勢は渡部暁斗(北野建設)ら5選手が参加して調整した。エースの渡部暁は、安定していなかった助走から踏み切りまでの動きが改善されたそうで「ノーマルヒルよりは変な不安を感じずに試合に臨めそう」と話した。
スピードスケートは13日、女子500メートルが行われ、高木美帆(日体大職)が自己ベストの37秒12をマークして銀メダルを獲得した。前回平昌五輪金メダリストの小平奈緒(相沢病院)は38秒09で17位に終わり、連覇を逃した。郷亜里砂(イヨテツク)は15位。 高木美は1500メートルの銀に続き今
女子500メートルでゴールした直後、高木美は右手を突き上げ、何度も両拳を握り締めた。五輪で37秒12の自己ベストをマークし「自分でもびっくり」。好記録が出やすい高地リンクのカルガリーで2019年3月に出したこれまでの自己記録(37秒22)を塗り替えると、最終順位は銀メダル。「驚いている気持ちでいっ
ノーマルヒルでは飛ばなかった本戦直前の試技を飛んだ。前日までに好感触をつかんだとは言えなかった小林陵だが、最後の試技1本で仕上げた。感覚が整えば、あとは実力を見せるだけだった。 前日の予選で上位選手のスタートゲートは19番だったが、この日の1回目は一つ高い20番。速い助走速度から気持ち良く
ノルディックスキー・ジャンプ男子は12日、個人ラージヒル(HS140メートル、K点125メートル)が行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が292・8点で銀メダルを獲得した。1回目に最長不倒の142メートルを飛んだが、2回目は138メートルで順位を落とした。ノーマルヒルとの2冠は逃したが、日本勢でジャンプ
スピードスケートは12日、男子500メートルが行われ、森重航(専大)が34秒49で銅メダルを獲得した。この競技の日本男子のメダルは2010年バンクーバー大会の同種目で長島圭一郎が銀、加藤条治が銅を手にして以来、3大会ぶり。 村上右磨(高堂建設)は8位、新浜立也(高崎健康福祉大職)は20位。
女子500メートルのスタートライン。己を信じて連覇に挑んだ小平は、1歩目でつまずき、38秒09。「足を取られた瞬間、頭が真っ白になってしまった。何もできなかった」。ただ、嘆いた。 15年以上の付き合いになる結城匡啓コーチが異変に気付いたのは、4年前の平昌五輪。本番前の記録会で37秒05とい
男子500メートルの最終結果が出ると、森重は誇らしげに日の丸を手にした。日本伝統の種目に3大会ぶりのメダルをもたらす銅。ほぼ無名だった立場から、一気に五輪の表彰台にたどり着いた。 7組前で地元中国の高亭宇が五輪新をマーク。異様な熱気を帯びた会場の雰囲気にも、のまれなかった。同走選手のフライ
カーリングは12日、1次リーグが行われ、女子でロコ・ソラーレの日本はデンマークに8―7で、ロシア・オリンピック委員会(ROC)には10―5でともに逆転勝ちし、3連勝で通算3勝1敗となった。 日本はミスで苦しい展開になりながらも、スキップの藤沢が2試合とも終盤で好ショットを決めて流れを引き寄
スノーボードは11日、男子ハーフパイプ決勝が行われ、平野歩夢(TOKIOインカラミ)が96・00点で金メダルを獲得し、銀メダルの2014年ソチ、18年平昌両大会に続く表彰台となった。スノーボードでの金、冬季五輪での3大会連続メダルはともに日本勢では初めて。 平野海祝(日大)は9位、戸塚優斗
スノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢との一問一答は次の通り。 ―金メダルを決めた3回目について。 練習を含めても一番いい滑りを最後の最後に出せた。五輪の前からイメージしたことを納得いく形で決められた。 ―大技のトリプルコーク(縦3回転、横4回転)も成功。
10日まで行われた北京五輪のフィギュアスケート男子で、日本勢は羽生結弦(ANA)が94年ぶりの3連覇を逃して4位に終わったが、鍵山優真(オリエンタルバイオ)が銀メダル、宇野昌磨(トヨタ自動車)が銅を獲得した。鍵山は2014年ソチ五輪を19歳で制した羽生より若い18歳で、フィギュアの日本勢最年少メダ
ノルディックスキー・ジャンプ男子は11日、個人ラージヒル(HS140メートル、K点125メートル)の予選が行われ、ノーマルヒルとの2冠を狙う小林陵侑(土屋ホーム)は128メートルを飛んで121・3点の9位で、上位50人による12日の本戦に進んだ。 佐藤幸椰(雪印メグミルク)は23位。中村直
▽…小林陵は2冠が懸かるラージヒルの予選で、128メートルと会心のジャンプではなかったが、「フィーリングはそんなに悪くない」。いつもと変わらぬ淡々とした様子で話した。 試技は風に恵まれず、空中で体が揺れて116・5メートル。内容にも納得がいかずに「ビデオを見直して(修正を)や
カーリングは11日、1次リーグが行われ、女子でロコ・ソラーレの日本は第2戦でカナダを8―5で破り、今大会初勝利を挙げた。日本は第4、5エンドに連続スチールを決めるなど優位に進め、第10エンド途中に相手が負けを認める「コンシード」を宣言した。 男子はスウェーデンがイタリアを下して無傷の3連勝
初勝利の味は格別だった。ロコ・ソラーレのサード、吉田知は「素直にうれしい。この五輪で1勝するのがどれだけ大変なことか」。カーリング大国のカナダを破り、声を弾ませた。 前半から正確なショットを次々と決めた。相手のミスを誘い、第4、5エンドでスチールを奪った。第7エンドの最終投ではスキップ藤沢
【北京時事】北京冬季五輪第9日は12日、ジャンプ男子個人ラージヒルが行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が個人ノーマルヒルに続く2個目の金メダルを目指す。 スピードスケート男子500メートルでは、この種目で日本勢3大会ぶりのメダルを目指し、いずれも33秒台の自己ベストを持つ新浜立也(高崎健康福祉
バイアスロンは11日、女子7・5キロスプリントが行われ、立崎芙由子は23分10秒8で39位だった。前田沙理が67位、田中友理恵は74位、蜂須賀明香(いずれも自衛隊)が87位。 マルテオルスブ・レイセラン(ノルウェー)が20分44秒3で金メダルを獲得した。
2位で迎えた3回目。最終滑走の平野歩がトップのジェームズ(オーストラリア)を超えるために選んだのは、2回目と同じ演技構成だった。「高さ、着地の完成度を高められれば上回る、というのが自分の中にあった」。逆転へスタートを切った。 最初のジャンプ。大技のトリプルコーク1440(縦3回転、横4回転
苫小牧市のアブロス日新スイミングクラブ所属の棚澤昊士(そらと)=澄川小6年=が厳しい全国標準記録を突破し、第44回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会(3月、東京都)の出場権を獲得した。個人での全国出場が初の経験となる棚澤は「出場が決まってうれしい」と念願の舞台に心を弾ませている。
【ロンドン時事】北京五輪のフィギュアスケートにロシア・オリンピック委員会(ROC)で出場している女子のカミラ・ワリエワ選手(15)がドーピング検査で陽性反応を示した問題で、ROCは11日、陽性だったのは五輪期間外の昨年12月25日の検体であることから、五輪の成績は維持されると主張する声明を出した。
スピードスケート・ショートトラックは11日、女子1000メートルが行われ、菊池純礼(富士急)は準々決勝で敗退した。準々決勝で1分26秒514の世界新をマークしたスザネ・シュルティング(オランダ)が決勝を制し、2大会連続金メダルに輝いた。 男子500メートルの菊池耕太(恵仁会)と小池克典(全日空
フィギュアスケートは10日、男子フリーが行われ、初出場でショートプログラム(SP)2位の鍵山優真(オリエンタルバイオ)がフリーも2位となり、合計310・05点で銀メダルを獲得した。SP3位の宇野昌磨(トヨタ自動車)はフリー5位で、合計293・00点の銅メダル。日本男子は2大会続けて2人が表彰台に立