「にがてなもの、たべれたよ」「それはすばらしい。よかったね」お母さんは、とてもよろこんでくれました。
あさ、メニューひょうを見て、とてもドキドキしながら、がっこうへいきました。ほんとうのきもちは、やっぱりにがてだな。たべられるかな。と、ドキドキしていました。いよいよ、きゅうしょくのじかんです。ひと口たべてみると、「わあ、おいしい。大すきなあじつけだ」と、びっくりしました。おうちでは、たべられないのに、きゅうしょくだとたべられるのは、なぜなんだろう。きっと、きゅうしょくセンターの人たちがおいしくなあれと、まほうをかけながらつくっているのかなと、おもいました。それからは、にがてなメニューもどんどんチャレンジできるようになって、きゅうしょくのじかんが、ワクワクのじかんになりました。
いろいろなきゅうしょくがたべられるようになると、えいようがたくさんとれて、からだが大きくなって力もつよくなるとききました。ぼくは、アイスホッケーをしているので、にがてなメニューもどんどんチャレンジして、きゅうしょくパワーで力をつけて大きくなりたいです。
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苫小牧市学校給食会主催の第39回学校給食作文コンクールで、応募作品54作品の中から最優秀賞に選ばれた市内の小中学生の作文5作品を掲載する。