苫小牧 拓勇の住宅街にヒグマ出没 市と警察が警戒強化
- 2025年6月4日
3日未明から4日朝にかけて、苫小牧市拓勇地区でヒグマの目撃情報が3件相次ぎ、市は4日午前、猟友会の協力も得て約10人体制で周辺をパトロールした。市環境生活課は同一個体の可能性もあるとみて、ヒグマとヒグマの痕跡を双眼鏡で探しながら、警戒に当たった。苫小牧署もパトロールを実施したが、痕跡は見つかってい
3日未明から4日朝にかけて、苫小牧市拓勇地区でヒグマの目撃情報が3件相次ぎ、市は4日午前、猟友会の協力も得て約10人体制で周辺をパトロールした。市環境生活課は同一個体の可能性もあるとみて、ヒグマとヒグマの痕跡を双眼鏡で探しながら、警戒に当たった。苫小牧署もパトロールを実施したが、痕跡は見つかってい
苫小牧市内の小中学校と義務教育学校、特別支援学校全38校の給食に今月、エゾシカ肉料理が初登場する。市が市街地出没対策として市内で捕獲し、処理したエゾシカの肉を一部使用。増え過ぎたエゾシカによる交通事故や食害などが相次いでいる問題を子どもたちに発信し、食育に役立てたい考えだ。 ▽エゾシカ肉としめ
胆振地域公共交通活性化協議会は今年度、あつまバス(厚真町)の厚真―JR苫小牧駅前間の3路線で「乗り込み調査」を行う。実施時期など詳細は未定だが、通学や通勤、買い物などで地域間の移動手段として同路線を利用する高校生や一般乗客を対象に「生の声」を聞き、利用者ニーズを反映させた公共交通サービスの提供につな
苫小牧市明徳町の苫小牧支援学校(入江泰之校長)で5月30日、中学部の陸上記録会が開かれた。晴天に恵まれたグラウンドで、生徒33人が爽やかな汗を流した。全員参加の徒競走、ソフトボール投げ、学年別対抗リレーの3種目に加え、フライングディスクを投げて9枚のパネルを射抜く「ディスゲッター9」、立ち幅跳び、
3日未明から4日朝にかけて、苫小牧市拓勇地区でヒグマの目撃情報が3件相次ぎ、市は4日午前、猟友会の協力も得て約10人体制で周辺をパトロールした。市環境生活課は同一個体の可能性もあるとみて、ヒグマとヒグマの痕跡を双眼鏡で探しながら、警戒に当たった。苫小牧署もパトロールを実施したが、痕跡は見つかってい
苫小牧市樽前の市有樽前放牧場(94・3㌶)で4日、今シーズンの牛の受け入れが始まった。初日は午前中に雨が降る中、苫小牧と白老町の計2牧場から、出産を控えた黒毛和牛の雌24頭を放牧。牛たちは雨を気にする様子もなく、水を含んだ草をおいしそうに食べ、草の上を元気いっぱい走り回っている。初日に牛を運び入れ
苫小牧市澄川町のジャズピアニスト岩城麻実さん(35)は5月31日、市内のホテルで「ディナー&ジャズライブ」を開いた。来場者30人が食事とともにジャズの音色を満喫した。「食と音楽のマリアージュ」がコンセプト。岩城さんの夫でドラムの石川海さん(33)、ベースの池田賢さん(37)とのトリオ演奏で、ジャズ
第70回とまこまい港まつり(8月1~3日)の実行委員会事務局は6日まで、市民おどり(同2日午後3時)、マーチングフェスティバル(同3日午後0時15分)、ポートカーニバル(同3日午後2時15分)の参加団体を募集している。同まつり恒例のイベント。昨年の出場は、市民おどりが22団体・約1500人、マーチ
北海道労働局は9月まで「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を実施している。6月1日には改正労働安全衛生規則が施行され、熱中症になる恐れのある作業時の体制整備、必要な措置の実施手順の作成と周知が事業者に義務付けられた。同局は特に発生が集中する7月を重点取組期間とし、予防対策の徹底を促す。
苫小牧電気工事業協同組合(長居順一理事長)は5月28日、2025年度通常総会を新開町の苫小牧地域職業訓練センターで開いた。組合員ら41人が参加し、今年度の事業計画案を承認した。任期満了に伴う理事改選では、長居理事長が顧問に就任し、後任の新理事長に電友社の砂金和幸氏を選任した。25年度事業は、経営研
苫小牧地方総合開発期成会(会長・金澤俊苫小牧市長)は3日、2026年度の重点開発に関する要望書を胆振総合振興局に提出した。東胆振1市4町の首長が室蘭市の同振興局を訪れ、共通要望のゼロカーボンシティ推進に向けた支援の拡充など、最重点要望事項12項目を求めた。ゼロカーボン以外の1市4町共通の最重点要望
千歳市でこのほど行われた第22回小学生学年別柔道大会で、苫小牧柔道スポーツ少年団の久保田葵凰が4年生男子40㌔級で優勝、姉の葵瑚が5年生女子45㌔級で準優勝を果たした。全日本柔道連盟が各都道府県で行う年に1度の格式ある大会。2人は今大会の成績に満足せずに、さらなる成長を誓う。大会は4~6年の体重
アジアリーグアイスホッケーは3日、2025~26の試合日程を発表した。レギュラーシーズンは9月6日に開幕。その後、上位4チームによるプレーオフを来年3月19日より開催し、アジアチャンピオンを決める。レッドイーグルス北海道は9月13、14両日、日光市で栃木日光アイスバックスと初戦を迎える。 リー
第55回サカイスポーツ杯朝野球大会が8日、第49回アポロ杯朝野球大会が10日、それぞれ苫小牧市内の中学校グラウンドで開幕する。サカイスポーツ杯は20チーム、アポロ杯は19チームがトーナメント戦を展開し、熱戦を繰り広げる。サカイスポーツ杯のオープニングゲームは清水鋼鐵―栄建設工業。昨年の前回大会はE
王貞治と長嶋茂雄。「ON」はプロ野球史上最強のコンビだった。王が入団した1959年から74年の長嶋引退まで、16年間に巨人は優勝12回。この2人で首位打者、本塁打王、打点王の3タイトルを分け合ったことが6回あった。王が初めて3番を打ったのは60年4月26日。「3番王、4番長嶋」の打順で戦った10
プロ野球巨人で歴代1位の通算868本塁打の記録を残した王貞治さん(現ソフトバンク球団会長)が3日、東京都内で取材に応じ、共に野球人生を歩んだ長嶋茂雄さんの死を悼んだ。「誰にでも来るのだけど、一番来てほしくない人に来ちゃったね」と沈痛な面持ちで語った。王さんと長嶋さんは「ON」砲として巨人打線を引っ
プロ野球の巨人、米大リーグのヤンキースなどで活躍した松井秀喜さんにとって、「監督」と言えば長嶋茂雄さんだった。1993年の巨人入団からマンツーマン指導で日本を代表する強打者に育て上げられた、いわゆる「1000日計画」。渡米後も、手術を受けた膝の状態などを気遣ってくれた長嶋さんを「人生の師匠」と言い
【ロサンゼルス時事】米大リーグ機構は3日、5月の月間最優秀選手(MVP)を発表し、ナ・リーグはドジャースの大谷翔平選手(30)が選ばれた。昨年9月以来で、ア・リーグのエンゼルス時代の4度を含めて通算6度目とし、自身が持つ日本選手最多記録を更新した。各リーグで2度以上受賞するのは史上初となった。
「小さくてすばしこい子どもだった」と自ら振り返った長嶋茂雄は、よく走る選手でもあった。新人の年に37盗塁。打率3割5厘で、本塁打があと1本多ければ、確実性、長打力、走力の三拍子そろった選手の証明である「3割、30本、30盗塁」を達成していた。 通算190盗塁を記録し、本盗を6回試みて2回も成功
張本勲さん 自分の体の一部を取られたような思いだ。本当に残念でならない。(長嶋さんが巨人監督時代の)75年オフに日本ハムから巨人にトレード移籍する時に「俺の代わりに、やってくれ」と言われたのが今でも忘れられない。本当に純粋な野球人だった。芯は強いが優しく、柔らかく、人の悪口を絶対に言わない人。プロ
「4番」と共に長嶋茂雄の代名詞だったのが「サード」。初めは遊撃手だったが、腰高で失策が多く、高校3年の試合で監督に三塁を守れと言われたのが転機になった。強打を鮮やかにさばけば観客受けする三塁は、長嶋の性格に合い、たちまち気に入る。立大で砂押邦信監督の猛ノックを素手で捕る特訓を受け、基本をたたき込まれ
安平町は2日、地質調査などを手掛ける越前屋試錐工業(札幌市白石区)と包括連携協定を締結した。7月以降、同社社員の派遣を受け、企業と求職者のマッチングなどを行う雇用創発協議会(仮称)を年度内に立ち上げる。下水管などのインフラ管理でも連携し、持続的に発展できるまちづくりを目指す。連携項目は▽移住定住
むかわ町の合同会社GCs(ゲーシーズ)は5月31日と1日、町生涯学習センター報徳館で「中学生交流会in鵡川」を開いた。町の子育て応援事業「むかこみゅ」の一環。鵡川地区と穂別地区の中学生17人が町の未来について語り合ったほか、ギョーザ作りやボッチャなどを通じて交流を深めた。同世代や地域住民と交流する
白老町竹浦204の松井満さん(85)宅の庭で、妻の範子さん(83)が育てたクレマチスやハマカンザシ、シバザクラなど約50種が咲きそろった。初夏の日差しを浴びながら、ピンクや紫、赤、黄色と彩り豊かな花々が道行く人の目を楽しませている。庭の広さは約240平方㍍。範子さんは20年ほど前から毎朝、満さんの
厚真町などでDaigasガスアンドパワーソリューション(大阪市)による風力発電施設の建設が計画される中、町の住民団体、苫東厚真風力発電を考える会は5月31日、厚南会館で学習会を開いた。町内外から約30人が参加。北海道風力発電問題ネットワーク(石狩市)の佐々木邦夫代表(57)が全国や道内で起きているさ
「ミスタープロ野球」「燃える男」と呼ばれた国民的ヒーロー、長嶋茂雄さんが3日、現役時代の背番号と同じ日に旅立った。昭和の高度成長期、「4番、サード、長嶋、背番号3」の響きが日本に活気をもたらした。平成の時代も「巨人軍」の監督として数々の話題を提供し、明るさと情熱で人々の心を照らし続けた。元号が令和に
▽「こっちの子どもは英語がうまいねえ」。1961年、ベロビーチでの春季キャンプのため渡米して。「外車がやたら多いなあ」とも。 ▽「さあ仙ちゃん、いらっしゃい」。69年の中日戦で新人の星野仙一と初対戦。打席からマウンドに向かって。 ▽「打ったのは外角の球。外木場(義郎投手)だから外へ投げたん
プロ野球巨人で活躍した長嶋茂雄さんの死去を受け、政界からは3日、悼む声が相次いだ。自民党の森山裕幹事長は記者会見で「持ち前の人柄でいつもわれわれの気持ちを明るくしてくれた唯一無二の存在だった。功績は永遠に語り継がれていくだろう」としのんだ。 長嶋さんが2013年に国民栄誉賞を受けた際、安倍内閣
涙雨の降る中、早朝に亡くなった長嶋茂雄さんの遺体が3日午後1時20分ごろ、長男の一茂さん、次女の三奈さんらに付き添われ、東京都内の病院から大田区の自宅に戻った。無言の帰宅から間もないうちに、共にプロ野球の一時代と巨人の黄金期を築いた「ONコンビ」の王貞治さんが駆けつけた。黒いスーツに身を包んだ王さ