教諭ら3人に実刑判決 「重い不注意による人災」―那須雪崩事故・宇都宮地裁
- 2024年5月31日
栃木県那須町で2017年、登山講習会中に県立大田原高校山岳部の生徒ら8人が死亡した雪崩事故で、業務上過失致死傷罪に問われた教諭ら3人の判決が30日、宇都宮地裁であった。滝岡俊文裁判長は「雪崩の危険性を十分に予見することができた。重い不注意による人災だった」とし、いずれも禁錮2年(求刑各禁錮4年)を
栃木県那須町で2017年、登山講習会中に県立大田原高校山岳部の生徒ら8人が死亡した雪崩事故で、業務上過失致死傷罪に問われた教諭ら3人の判決が30日、宇都宮地裁であった。滝岡俊文裁判長は「雪崩の危険性を十分に予見することができた。重い不注意による人災だった」とし、いずれも禁錮2年(求刑各禁錮4年)を
第一生命保険は30日、「サラッと一句!わたしの川柳コンクール(サラ川)」のベスト10を発表した。物価高が家計を圧迫する中、防衛費や少子化対策費などの財源を賄うための負担増への懸念は強く、1位は幅広い世代から共感を呼んだ「増えるのは 税と贅肉(ぜいにく) 減る贅沢(ぜいたく)」だった。 2位は
政府は30日、一般ドライバーが自家用車を使い有償で客を運ぶ「ライドシェア」の全面解禁に関し、6月以降も法整備の検討を継続すると決めた。岸田文雄首相は6月に方向性を示したい考えだったが、IT事業者などの参入に対して自民党内で賛否が割れているのに加え、国土交通省や公明党に反対論が強い現状を踏まえて結論
マイナンバーカードの氏名や住所、顔写真といった情報をスマートフォンに搭載できるようにする改正マイナンバー法などが31日、参院本会議で与野党の賛成多数で可決、成立する。公布後1年以内に施行される。 カードの個人向けサイト「マイナポータル」を通じた子育て支援や確定申告、オンラインでの銀行口座開設
旧優生保護法に基づき、障害などを理由に不妊手術を強制されたとして、全国の男女が国に損害賠償を求めた5件の訴訟の上告審弁論が29日、最高裁大法廷(裁判長・戸倉三郎長官)で開かれた。原告らが意見陳述し、神戸地裁に提訴した鈴木由美さん(68)は「同じ人間として扱ってもらえなかった」と訴えた。 国策
苫小牧市内のモルック愛好者チーム「TOMAモックル」(黒澤英浩会長)は6月30日、明徳町の苫小牧支援学校を会場に「第1回ふれあいモルック大会」を開催する。モルックはフィンランド生まれの軽スポーツ。参加者を募集しており、黒澤会長は「市内でも競技する人が増えてきた。多くの人に楽しさを伝えたい」と意気込
環境省支笏洞爺国立公園管理事務所(千歳市支笏湖温泉)は29日、苫小牧市と千歳市にまたがる樽前山(1041メートル)に本来は生息していない高山植物コマクサの除去作業を行った。職員や支笏湖のパークボランティアら計14人が園芸用スコップとビニール袋を手に外輪山まで登り、約6時間かけて東山ピーク周辺のコマ
むかわ町在住のハンターでエゾシカの食肉処理場「むかわのジビエ」の代表の本川哲代(あきよ)さん(50)が6月22日午後1時から、苫小牧市サンガーデンで「ハンターから見た山と命のつながり」を演題に講演する。参加無料、定員は40人=写真=。 胆振総合振興局と苫小牧造園協同組合の共催。森への関心を
樽前山周辺の自治体、警察、消防、自衛隊などで構成する樽前山火山防災協議会(会長・岩倉博文苫小牧市長)は29日、事務局を置く同市役所で2024年度総会を開いた。関係機関33団体が出席し、15年度以来9年ぶりとなる樽前山火山噴火総合防災訓練を来年1月22日に実施することを盛り込んだ24年度事業計画を承
29日午後0時25分ごろ、苫小牧市高丘の国道276号で、車で支笏湖方面に向かっていた50代男性が、道路を横断するヒグマ1頭を目撃し、苫小牧署に通報した。 同署によると、現場は高丘第二霊園から北に約9キロの地点。ヒグマの体長は約1・5メートルで、東側の草やぶへ姿を消したという。人畜への被害は
苫小牧市勇払の自動車部品製造業で、道内最大のものづくり企業でもあるトヨタ自動車北海道の社長を2017年6月から7年間務め、6月14日付で退任予定の北條康夫氏(67)。任期中は胆振東部地震や新型コロナウイルス禍の困難に直面する一方、22年9月に創業30周年の節目を刻み、今年3月には新製品製造にも乗り
新千歳空港など道内7空港を管理・運営する北海道エアポート(千歳市、以下HAP)と、苫小牧、千歳両市など各空港所在地の10市町は、資源循環で脱炭素社会実現を目指す「Fry to Fly Project(フライ・トゥー・フライ・プロジェクト)」に参加する。29日に札幌市内のホテルで開いた「道内7空港の
コープさっぽろ(札幌市)は29日、グループの物流業・北海道ロジサービス(江別市)が苫小牧市の2社を含む道内の物流4社と青果卸売業1社を同日付で買収したと発表した。運転手の高齢化や時間外労働に上限規制を適用する「2024年問題」に対応し、物流センターと店舗を結ぶ基幹物流を強化する狙い。コープさっぽろ
航空会社AIRDO(エア・ドゥ、札幌市)は29日、2024年3月期(23年度)決算を発表した。売上高は前年度比24・2%増の515億5600万円で、1996年の会社設立以降で最高。コロナ禍で打撃を受けた旅客需要が順調に回復し、新千歳―羽田線をはじめ全11路線で利用率が前年度実績を上回った。
「クーラーを見に来ました」「エアコン(のこと)ですか」「そうです」 先日、江別市の実家に取り付けるエアコンを探しに訪れた同市の家電量販店での店員とのやりとり。今は暖房機能も備えた機器が主流で「冷房だけのやつはほとんどないですよ」。冷やかし客と思われたか、ちょっと冷たかった。 昨夏、
東京・池袋で2019年4月、乗用車が暴走し、松永真菜さん=当時(31)=と娘の莉子ちゃん=同(3)=が死亡した事故で、真菜さんの夫拓也さん(37)と、父の上原義教さん(66)が29日、車を運転していた旧通産省工業技術院元院長の飯塚幸三受刑者(92)の収容先の刑務所を訪れ、初めて面会した。 拓
警察庁は30日、住宅街の生活道路といった道幅が狭くセンターラインなどがない道路について、自動車の最高速度を現行の時速60キロから30キロに引き下げる方針を公表した。歩行者らの安全対策を強化する狙いがある。パブリックコメントを経て道交法施行令などを改正し、2026年9月の実施を目指す。 改正案
目標球に向かって互いに球を投げ合い得点を競い合うボッチャ。パラリンピック競技に採用されており、2021年の東京パラリンピックでは、日本代表の杉村英孝が個人で金メダルに輝いた。ペア戦では銀メダル、チーム戦でも銅メダルを獲得する活躍を見せた。 先攻が目標球の白い球(ジャックボール)を投げた後、
苫小牧市内のNPO法人日本空手道振興会強健流空手道は25日、市内のグランドホテルニュー王子で第18回定時総会を開いた。道場関係者や役員ら約50人が出席し、昨年度の活動報告や今年度の予算について協議した。 昨年度は空手の大会出場をはじめ、NPO法人として清掃事業や防犯パトロールなど各事業を従
【ニューヨーク時事】米大リーグは29日、各地で行われ、ドジャースの大谷はメッツ戦に2番指名打者で出場し、八回に出場10試合ぶりとなる14号2ランを放った。5打数2安打3打点、1三振。ドジャースは10―3で勝った。 カブスの今永はブルワーズ戦に先発し、2本塁打を浴びて五回途中7失点。開幕5連