街の書店
- 2024年4月25日
「書店の減少を食い止めろ」。4月9日の本紙文芸欄で、こんな見出しの記事が掲載された。全国的に街の書店が姿を消す中で、国がその対策に本腰を入れ始めたという。音頭を取っているのが経済産業省ということに多少の違和感は感じるものの、その成果に期待は高まる。 ただ、そうのんびりともしていられないのが
「書店の減少を食い止めろ」。4月9日の本紙文芸欄で、こんな見出しの記事が掲載された。全国的に街の書店が姿を消す中で、国がその対策に本腰を入れ始めたという。音頭を取っているのが経済産業省ということに多少の違和感は感じるものの、その成果に期待は高まる。 ただ、そうのんびりともしていられないのが
苫小牧市豊川コミュニティセンターで24日、最後の老人定例催しもの会が開かれた。市内西地区の老人クラブなどでつくる実行委員会が1981年から続けてきたが、会員や参加者の減少で廃止を決断し、40年以上の歴史に幕を下ろした。同日の最終回には観客約60人が集まり、出演者は張り切って歌や踊り、楽器演奏を披露
24日午後5時35分ごろ、新千歳空港に着陸した全日空(ANA)機がオイル漏れのため滑走路上で停止した。この影響で2本ある滑走路のうち1本が約2時間閉鎖されたが、乗客らにけがはなく、ダイヤに大きな乱れはなかった。 全日空広報によると、ANA機は羽田発新千歳行き71便のボーイング787型。着陸
苫小牧市の猫の保護団体「ねこのかくれざと」(藤田藍代表)は24日、野良猫の避妊、去勢手術費用や猫の保護活動に対する助成などを求める署名2740筆を市に提出した。藤田代表は「野良猫の数を確実に減らすためには、今、対策を講じなければならない」と訴えた。 昨年12月に提出した要望書に関連した署名
24日午後4時10分ごろ、札幌市白石区のJR千歳線平和駅構内の架線に、ビニールの飛来物が付着しているのを、北広島発札幌行き列車の運転士が見つけた。 JR北海道によると、同線苫小牧・新千歳空港―札幌駅間の下りで一時運転を見合わせたがビニールの除去後、安全確認できたため、同日午後5時ごろから順
北海道にゆかりある現代作家3人による企画展「ボン・ヴォヤージュ!―アートの森へ旅にでよう」が27日、苫小牧市美術博物館で開幕する。動物を段ボールで実物大に再現したアートや大木を生かした空間芸術、動植物を描いたシルクスクリーンなど30作品が展示され、来館者は「森」に見立てた館内を旅人気分で巡る。6月
苫小牧市は24日、いったん捨てられ、JFEリサイクルプラザ苫小牧で修繕したリサイクル自転車2台を苫小牧観光協会に寄贈した。市の環境キャンペーン「ゼロカーボン×ゼロごみ大作戦」の一環。同会のレンタサイクル事業に利用してもらうことで脱炭素に向けた活動をアピールする。 レンタサイクル
第63回春季北海道高校野球大会室蘭支部予選の組み合わせを決める部長・監督・主将会議が24日、むかわ町道の駅「四季の館」で開かれた。今回は出場校数の大会規定により、支部代表枠が昨年から1減の1チームとなり、優勝チームが5月22~28日に札幌円山球場で行われる全道大会に進出する。 とましんスタ
スポーツ事業資金造成協賛会(水野光宏代表)は24日、苫小牧市のネピアアイスアリーナを訪れ、市スポーツ協会(桑村文昭会長)へ「とまこまいスケートまつり」などで行った「しばれ焼き」の益金121万2044円を寄付した。 善意を手渡した水野代表は「次世代を担うさまざまなスポーツに取り組む子供たちの
有珠の沢ファミリーパークゴルフ倶楽部で21日、苫小牧P・G協会会長杯が開かれた。男子64人、女子39人が出場し、36ホールのストロークプレーを展開。男子は久保春夫が95、女子は林千鶴子が100でそれぞれ栄冠を飾った。ベストグロス男子は加藤順一の96=プレーオフ=。同女子は高畑桂子の101。
むかわ町洋光の鵡川ししゃもふ化場で、シシャモのふ化が進んでいる。昨年、29年ぶりに休漁し、資源回復に全力を挙げる鵡川漁業協同組合は、同年11月に小型定置網で捕獲した親魚2591匹を養魚池に収容。産卵した卵は583万粒とされ、今後、1週間から10日ほどでふ化が完了する見込み。仔魚は鵡川に放流され、太
苫小牧地方法人会白老地区会(清水尚昭会長、92社)は23日、白老町大町のしらおい経済センターで総会を開いた。税務研修会の開催などを盛り込んだ2024年度事業計画を承認した。 清水会長は、前年度より会員が2人増えたことに触れ「厳しい経済状況が続いているが、会員拡大に力を入れていきたい」と語っ
国内最大規模の黒毛和牛畜産企業「敷島ファーム」(本社栃木県那須町、高田正樹社長)が白老町大町3で開く食肉販売店「おいしい肉屋さん白老店」は26日から、オープン2周年記念セールを実施する。 セールは26~29日と5月3~6日。白老和牛、麦小町豚、桜姫鶏の冷凍6種盛り計1キロ(5000円)をメ
安平町地域おこし協力隊の隊員、坪松賢太さん(37)が24日、同町早来大町のチャレンジショップで、飲食店「NORTHERNBREW Sports&Beer Bar(ノーザンブリュースポーツアンドビアバー)」を開店した。町産農作物を原料にしたクラフトビールを提供する店で、初日から町民が訪れ、安平産にこ
むかわ町で生まれ育った石黒孝一さん(74)=苫小牧市在住=は、2022年10月に亡くなった母洋子さんの遺志を受け、同町に20万円を寄付した。19日に石黒さんらが役場を訪れ、竹中喜之町長に目録を手渡した。 町によると、洋子さんは結婚を機にむかわ町に移り住み、孝一さんら子どもを育てた。生前、町
春の全国火災予防運動(30日まで)に合わせ、白老町日の出町の白老さくら幼稚園で22日、町幼年消防クラブの発会式が行われた。3~5歳児計43人が消防車両の放水を見学し、消防活動に理解を深めた。 町内の保育園と幼稚園の全5園は、園児に火の怖さを知ってもらおうと毎年度、幼年消防クラブを発足させて
白老町の萩の里自然公園管理運営協議会(鈴木靖男会長)は23日、同公園センターハウスで総会を開き、季節ごとの里山自然散歩の実施など2024年度事業を決めた。 同公園は16年、環境省から全国500カ所の生物多様性保全上重要な里地里山の一つに指定されている。 今年度事業として、侵略的外来
苫小牧市の農民文学賞作家、森厚さん(72)の絵画や版画作品を集めた個展「森厚的COCORO模様2―詩集『ラヴィリンス』を絵にして遊ぶ」が、市内若草町3の市民活動センターで開かれている。 石版を使うモノタイプ版画、写真を転写するフロッタージュ、コラージュなどで描いた作品約70点を集めた。「言
北海道経済産業局は、4月の道内経済概況を発表した。総括判断は「緩やかに持ち直している」とし、前月から据え置いた。主要項目別では、観光は引き続き「改善している」と判断。生産活動は「一進一退の動きとなっている」とした。 2月の経済指標を中心とし、3月以降の企業へのヒアリングを加味して判断した。
小林製薬(大阪市)が製造した紅麹(こうじ)原料を含むサプリメントが原因とみられる健康被害が相次いでいる問題で、道は24日、新たに道内在住の1人が体調不良を訴えていることを確認したと発表した。道内で健康被害が疑われる人は累計で96人となった。 保健所別で、1人は札幌(60代女性)。同社製の「