苫東のDCなど半導体やデジタル活発 企業立地 5年ぶり100件超 23年度道内 ラピダス追い風も
- 2024年6月13日
道は12日、札幌市内で開いた北海道企業誘致推進会議(代表・鈴木直道知事、22機関で構成)の総会で、道内の2023年度企業立地実績を公表した。企業立地件数(新設と増設の合計件数)は前年度に比べ5件増の103件となり、5年ぶりに100件を超えた。千歳市で次世代半導体工場を建設中のラピダス(東京)の進出
道は12日、札幌市内で開いた北海道企業誘致推進会議(代表・鈴木直道知事、22機関で構成)の総会で、道内の2023年度企業立地実績を公表した。企業立地件数(新設と増設の合計件数)は前年度に比べ5件増の103件となり、5年ぶりに100件を超えた。千歳市で次世代半導体工場を建設中のラピダス(東京)の進出
東京商工リサーチ北海道支社は、5月の道内企業倒産状況を発表した。倒産件数は前年同月比10件(50%)増の30件となり、今年に入り最大の伸び率となった。負債総額も2・58倍の69億9200万円となった。 地域別では、札幌市が16件で最多。これに帯広市が3件、旭川市で2件と続いた。 業
父の日(16日)を前に、苫小牧市内の酒販店や菓子店、商業施設で商戦が大詰めを迎えている。原材料価格や輸送費などが高騰する中、各店は商品価格への転嫁を抑え、ラッピングなどのサービスを充実するなど、ギフト需要の喚起に努めている。 王子町1の酒販店、池田酒店(池田芳彦代表)はラッピングキャンペー
苫小牧市は、今年度から一部自己負担となる新型コロナウイルスのワクチンの定期接種で、市民の自己負担額を3300円とすることに決めた。季節性インフルエンザと同様に手技料は市が全額負担し、ワクチン価格は国補助を活用する。 市は一人当たりのワクチン接種料を1万4894円と試算。市が手技料な
むかわ町穂別地区の特産品で地域ブランド「ほべつメロン」の初競りが13日、苫小牧市公設地方卸売市場で行われた。卸売取引の最高値は、最上級品質「秀」の5玉が前年同額の15万円。この日から苫小牧市内のスーパーなどで販売している。 とまこまい広域農業協同組合のほべつメロン生産部会(後藤馨部会長)が
道運輸局苫小牧海事事務所は12日、鵡川高校の2年生36人を対象に、苫小牧港湾地域の物流施設3カ所で見学会を開いた。生徒たちは道内の物流を支える施設を学び、それぞれの仕事内容を体感した。 海事産業の担い手不足が課題となる中、港湾の仕事に興味や関心を持ってもらう狙いで、道と共催。高校生対象の見
お茶の水駅近くのビル。講堂で文芸講演会が開かれた。大半が女性客。講師の作家は「さて、何から話すべきか」と思案した。口を開こうとする瞬間、2階最前列の端に居る女性客に気付き、声が出なくなった。妻が来ていた。しかも、目と目が合った瞬間、妻は両手を頭の上と下に持ってきて、ふざけたしぐさで「シェー!」をし
苫小牧市社会福祉協議会地域福祉課の新田朋章さん(48)と那須智孝さん(30)は、1月の能登半島地震で被災した石川県志賀町の災害ボランティアセンター(災害ボラセン)の運営支援に当たった。混乱が続く被災地の様子を目の当たりにした2人は「災害ボラセンのスムーズな運営には、地元住民の協力が不可欠と実感した
HISAE日本語学校北海道とまこまい校(五十嵐啓子校長)は12日、市内の切り絵愛好家村上博さん(84)を講師に招き、切り絵体験を行った。スリランカやミャンマー、ネパールなどから来た生徒26人が村上さんの指導を受けながら、日本の切り絵の技術を学んだ。 村上さんは、これまで手掛けた竜や百人一首
門別署は12日、日高管内の50代女性がSNSを通じて投資に勧誘され、現金約2400万円をだまし取られたと発表した。同署は詐欺事件として捜査している。 同署によると、女性は4月上旬、インスタグラム上で投資に関する広告に興味を持ち、広告をクリックしたところラインでのやりとりに誘導された。その後
苫小牧市三光町の建設業門田組(中田博子社長)の敷地で15日午前10時から、「KOPPA(コッパ)ファミリーまつり2024」が開かれる。建築現場で出る端材を使った「ZAKKA KADOTA(雑貨カドタ)」のオリジナル商品「KOPPA(コッパ)」を活用したアート作品作りや餅まき、縁日など、子どもから大
苫小牧市見山町の苫小牧あおば認定こども園(登山信江園長)は12日、市消防本部消防署新富出張所の消防隊員6人を迎え、園内で避難訓練を実施した。0~5歳の園児60人は火災のアナウンスが流れると、担任の指示に従って「押さない、駆けない、しゃべらない、戻らない」の頭文字「おかしも」を心掛けながら、各教室か
13日午前5時5分ごろ、JR室蘭線の苫小牧駅構内で、回送列車の自動列車停止装置(ATS)が正常に作動しなくなる不具合が生じた。 JR北海道によると、乗務員の車両点検で発覚。原因を特定できず函館・千歳線で普通列車2本が運休。約300人に影響した。引き続き原因を調べている。
12日午後2時35分ごろ、浦河沖を震源とする地震があり、新冠町、新ひだか町、浦河町で震度2を観測した。気象庁によると、震源の深さは約60キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は4・4と推定される。その他関係分の震度は次の通り。 震度1=千歳市、恵庭市、北広島市、白老町、厚真町、安平町、
納棺師という職種をご存じですか? 自宅や斎場に伺い、亡くなった方の体を拭き清め、着付けや化粧をする「湯灌」と、ひつぎに納める「納棺」を行うのが仕事です。湯灌では専用の浴槽を持ち込み、入浴させる業者もいます。 私は、2012年に湯灌専門会社へ入社し、9年間勤めて退社し、フリー納棺師となりまし
苫小牧美術協会会員の室谷孝枝さん(75)=苫小牧市元中野町=の「水彩画小品展」が21日まで、苫小牧信用金庫中野支店で(元中野町)で開かれている。20年前に訪れ、感銘を受けた米アラバマ州の「マディソン郡の橋」(F80号)をはじめ、道内の「天売焼尻」「小林多喜二と拓殖銀行」など風景画やデッサン6点を並
明治天皇訪問の史実を伝える苫小牧市矢代町の記念碑「御駐蹕之蹟」(ごちゅうひつのあと)の保護柵を改修したとして、市は11日、豊川町の勝幸辰建設(中川敬社長)に感謝状を贈呈した。工事は5月中旬、ボランティアで行い、碑の由来を記した看板に新たな塗装も施した。 明治天皇は1881年に苫小牧村を訪問
石油製品などの危険物を取り扱う苫小牧市柳町の阿部商事(阿部喜憲社長)は、総務省消防庁主催の2024年度危険物安全大会で、優良危険物関係事業所として消防庁長官賞を受賞した。 同庁が毎年、危険物の安全管理や法令順守に顕著な実績のあった事業所を表彰しており、同社の長年にわたる自主保安体制の推進、
内外情勢調査会苫小牧支部(宮本知治支部長)の6月懇談会が11日、市内のホテルで開かれ、元陸上幕僚長の岩田清文氏(67)が「台湾・日本有事に備え、戦争を抑止する」と題して講演した。岩田氏は「台湾有事は日本の有事。台湾の現状維持が日本の国益につながる」と語った。 岩田氏は中国の台湾侵攻の可能性
アイスホッケー女子トップクラブ一角のトヨタシグナスに所属する桜井芽愛==さくらい・めい=(22)が勤務している苫小牧栗林運輸(栗林秀光社長、元中野町)で同社の女性社員としては初めての職種「フォアマン」となり、大型船が出入りする苫小牧港の陣頭に立ち、貨物の積み下ろしを管理する日々の業務に精励中だ。