白老町がホッケ陸上養殖 道内初の実証実験 新たな名産に
- 2024年6月26日
白老町は25日、陸上の閉鎖空間で海水を循環させて魚を育てる「閉鎖循環型陸上養殖」の試験導入事業を町虎杖浜で開始した。タラコ加工場に水槽を設置し、ホッケの親魚約30匹を放流した。町によると、2027年度に見込んでいる出荷を実現できれば同養殖の道内初事例になるという。生食用ホッケの安定供給も可能になり
白老町は25日、陸上の閉鎖空間で海水を循環させて魚を育てる「閉鎖循環型陸上養殖」の試験導入事業を町虎杖浜で開始した。タラコ加工場に水槽を設置し、ホッケの親魚約30匹を放流した。町によると、2027年度に見込んでいる出荷を実現できれば同養殖の道内初事例になるという。生食用ホッケの安定供給も可能になり
任期満了に伴う厚真町長選は、現職の宮坂尚市朗氏(68)が無投票で5選を決めた。25日、町本町の選挙事務所で5期目の抱負を聞いた。 ―無投票が3回続いた選挙結果をどう受け止めるか。 「自分の主張がどこまで町民に浸透しているか不確かなところがあったが、それなりに認められ、これまでの歩み
ハスカップの栽培面積日本一を誇る厚真町で、ハスカップ狩りシーズンを迎えた。町内の農園が開園し、町内外から訪れた客が、紫色に熟した実を思い思いに摘み取っている。 町朝日の土居ハスカップ農園は、2ヘクタールの畑に樹木を約1500本植えている。開園初日の25日には、午前中から常連客が訪れ、入園料
白老ノルディックウオーキング(NW)愛好会(堀川重男会長)は23日、白老町のポロト自然休養林でNWを楽しむ「みどりの集い」を開き、町内や苫小牧、室蘭市などから50~82歳の計34人が参加した。ポールを手に歩きながら野鳥の声に耳を澄ませ、樽前山が見られる望岳台を目指す遊歩道3・5キロの道のりを楽しん
胆振管内町職員初級研修(胆振町村会主催)が24、25両日、白老町中央公民館で行われ、若手職員が地方自治の基礎を学んだ。町職員としての自覚を持ち、執務上すぐに必要な知識や技能を学ぶ研修。管内7町の東西をつなぐ位置にある白老町で入庁2年目の職員を対象に実施している。 初日の24日は同町の大塩英
むかわ町議会定例会は25日、2024年度一般会計補正予算案など議案7件、意見書案6件を可決、同案2件を否決し、閉会した。議員側の発議により、議員定数や報酬などを検討する「議会改革等調査審査特別委員会」を設置し、委員長に小坂利政氏、副委員長に佐藤守氏を選任した。 24年度一般会計は1億583
苫小牧市表町3の王子不動産第2ビル1階にある商業施設ファッションメールプラザで27~30日、創業55周年を記念した「大創業祭」が開かれる。テナント4店の売り出しをはじめ、現金が当たるあめのつかみ取りを行う。 4店共通イベント「福あめつかみどり」は買い物3000円以上ごとに、一部に当たりシー
ここ数年、まちのために「自分に何かできないか」と考え、行動に移す高校生を取材する機会が増えた。 先日も、学校でも職場でも家でもない「第三の居場所」づくりを目指す高校生グループの活動を取材した。生徒の中に入って取材をしていると、記者も若返ったような気持ちに。それと同時に、ただひたすら怠惰な高
大手ゼネコン清水建設(東京)の苫小牧・室蘭地区取引業者災害防止協議会(村上仁会長)は21日、2024年度安全衛生推進大会を苫小牧市新開町の苫小牧地域職業訓練センターで開いた。関係者75人が参加し、7月1日から始まる全国安全週間を前に「死亡重篤災害ゼロ」を誓った。 同協議会の岡田勉副会長は「
7月の読者ぷらざの原稿を募集しています。日々の暮らしで感じたこと、忘れられない思い出、印象に残った出来事などを書いてお寄せください。締め切りは7月19日、掲載は同月27日の予定です。 ▽原稿は600字以内。はがきは受け付けません▽住所、氏名、年齢、職業、電話番号を忘れずに▽原稿は削除・校正
特殊詐欺を未然に防いだとして苫小牧署は21日、ローソン苫小牧日吉町四丁目店の従業員斉藤史恩さん(21)と小南舘珠美さん(56)に署長感謝状を贈った。 同署によると、5月21日午後6時半ごろ、市内の70代夫婦が同店を訪れ、「国民特別救済金の支払いをしたい」とレジに告げた。斉藤さんが内容を聞い
◇フジコ・ヘミングの時間 「フジコ・ヘミングの時間」という映画を見た。80代の頃、フジコは世界中のコンサートで演奏をしていた。世界に何カ所か自宅を持っていて、感性に満ちた部屋がすてきだった。どの家にも猫と犬がいた。養子がいなかったかららしい。たばこを吹かし、ふんと薄笑いする癖があった。手の
岸田文雄首相(自民党総裁)は25日、公明党の山口那津男代表と首相官邸で会談し、物価高対策として8~10月に再実施する電気・ガス料金の負担軽減の補助金について、週内に与党案をまとめる方針で一致した。これを受け、自公はそれぞれ会合を開き、具体策の検討に着手した。 政府は4月まで、電気料金は1㌗時
総務省は25日、ふるさと納税に関する基準を見直し、利用者にポイントを付与する仲介サイトを使って自治体が寄付を募ることを禁止すると発表した。サイト間の競争が過熱していることを受けた措置で、ポイントを付与するサイトを通じて寄付を集める場合は、制度の対象外とする。2025年10月から適用する。 ポ
東京都知事選(7月7日投開票)の掲示板に同一のポスターが多数貼られる事態を受け、与野党幹部は日、公職選挙法改正を念頭に法的措置を検討する必要性に言及した。自民党内では都知事選後に、都選挙管理委員会などから聴取し、議論に着手すべきだとの声も上がっている。 自民の茂木敏充幹事長は記者会見で「公
【ロンドン時事】英国訪問中の天皇、皇后両陛下は25日夜(日本時間26日未明)、ロンドンのバッキンガム宮殿で開かれたチャールズ国王夫妻主催の晩さん会に臨まれた。国王に続き、天皇陛下も英語であいさつし、「日英両国には、友好関係が損なわれた悲しむべき時期がありました」と先の大戦に言及。「お互いを理解し合
苫小牧工業高等専門学校(小林幸徳校長)を含む道内の工業高等専門学校4校で24日、半導体や関連産業などへの理解を深める新規の選択科目「北海道半導体みらい論」が開講した。各校の教員による授業を収めた共通の動画を、4高専の生徒が視聴するもので、1~3年生の354人が履修。初日はオンラインで合同の開講式が
24日午後0時40分ごろ、むかわ町穂別福山の国道274号にあるモトツトンネル内で、陸上自衛隊第5旅団第4普通科連隊(帯広)の車両と帯運観光(同)の大型バスが正面衝突した。自衛隊の車両の助手席に乗っていた帯広市清流西2、同連隊の1等陸曹、猪田慎二さん(44)がむかわ町内の病院に運ばれたが、間もなく死
苫小牧市植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センターは29日午前10時から、国の天然記念物シマフクロウをテーマにセミナーを開催する。講師はシマフクロウ環境研究会の竹中健代表。参加無料で、定員30人(先着順)。小学生以下は要保護者同伴。申し込みは28日までだが、定員になり次第締め切る。 シマフクロウ
今月中旬、苫小牧市沼ノ端中央の交差点で、自転車に乗っていた女性がトレーラーにひかれて死亡する事故が発生したのを受け、苫小牧署は24日、関係機関と合同の現場診断を実施した。 19日午前5時ごろ、同市沼ノ端中央3の交差点で、横断歩道を自転車で渡っていた同市明野元町の無職女性(59)が、左折して