障害者差別、根絶へ行動計画 政府対策本部で首相表明
- 2024年7月30日
政府は29日、障害者差別の根絶に向けて全閣僚で構成する対策推進本部(本部長・岸田文雄首相)の初会合を開いた。首相は「これまでの取り組みを点検し、教育・啓発を含めて取り組みを強化していく」と述べ、新たに行動計画を取りまとめる方針を表明した。 首相は、各閣僚に対して(1)障害者の結婚・出産・子育
政府は29日、障害者差別の根絶に向けて全閣僚で構成する対策推進本部(本部長・岸田文雄首相)の初会合を開いた。首相は「これまでの取り組みを点検し、教育・啓発を含めて取り組みを強化していく」と述べ、新たに行動計画を取りまとめる方針を表明した。 首相は、各閣僚に対して(1)障害者の結婚・出産・子育
新型コロナウイルスに感染した細胞を検知して攻撃する免疫細胞「キラーT細胞」をヒトの胚性幹細胞(ES細胞)から世界で初めて作製したと、京都大や藤田医科大(愛知県豊明市)などの研究チームが30日、発表した。京大などは共同で特許を出願。抗がん剤治療で免疫不全状態となった重症の新型コロナ患者を対象として3
スケートボードは29日、男子ストリートが行われ、堀米雄斗(三井住友DSアセットマネジメント)が連覇を果たした。白井空良(ムラサキスポーツ)は4位。14歳の小野寺吟雲は予選14位で、上位8人による決勝に進めなかった。
体操は29日、男子団体総合決勝が行われ、日本が259・594点を挙げ、2016年リオデジャネイロ大会以来2大会ぶりの金メダルを獲得した。2位中国に0・532点差をつけた。3位は米国。 日本は2種目目のあん馬で橋本大輝(セントラルスポーツ)が落下するなど、終盤まで苦しんだ。トップの中国と3点以
柔道は28日、男女各1階級が行われ、男子66キロ級は阿部一二三(パーク24)が決勝でウィリアン・リマ(ブラジル)に一本勝ちし、連覇を遂げた。柔道の日本勢で2大会連続金メダルは、2021年東京大会の大野将平以来。 同じく連覇を目指した女子52キロ級で一二三の妹、阿部詩(パーク24)は2回戦で敗
試合後の礼をして頭を上げると、自身の連覇を祝福してくれる大観衆が目に映った。無観客開催だった2021年東京五輪から3年、柔道男子66キロ級の阿部一二三選手(26)=パーク24=は「これが本当の五輪なんだな」。心が震えた。 あらゆる事態を想定して試合に臨む王者にとっても、妹の詩選手が2回戦で
スケートボードは28日、女子ストリートが行われ、決勝で14歳の吉沢恋(ACT SB STORE)が金メダルを獲得した。2021年東京大会の西矢椛(サンリオ)に続き、日本勢が2大会連続で頂点に立った。 15歳の赤間凛音が銀。今大会、日本勢が同じ種目でメダルを複数獲得するのは初めて。東京大会銅
サッカー サッカーは28日、女子1次リーグ第2戦が行われ、C組の日本(なでしこジャパン)はブラジルに2―1で逆転勝ちし、1勝1敗とした。勝ち点3で同組2位。 日本は相手のハンドの反則で得たPKをロスタイムに熊谷(ローマ、札幌出身)が決め、さらに谷川(ローセンゴール)のロングシュート
サッカーは27日、男子1次リーグ第2戦が行われ、D組の日本はマリに1―0で競り勝ち、2連勝で2大会連続の準々決勝進出を決めた。勝ち点6でD組2位以内が確定した。 日本はマリに押し込まれる時間が長かったが粘り強く守り、終盤に山本(シントトロイデン)が均衡を破った。その後PKを与えたが、相手が
競泳は28日、3種目の決勝などが行われ、男子400メートル個人メドレーで初出場の18歳、松下知之(東洋大)が4分8秒62で銀メダルを獲得した。今大会の競泳日本勢メダル第1号で、日本の男子個人メドレーでは2大会ぶりの表彰台。競泳では2021年東京五輪の本多灯(イトマン東進)に続いて10代メダリストと
初の五輪に挑んだ男子60キロ級の永山は、準々決勝で不可解な判定に泣いた。猛抗議は実らず、心は折れかけたが、応援に来てくれた両親や妻、子供のためにも「手ぶらで帰るわけにはいかない」と奮起。意地で銅メダルをつかんだ。 準々決勝はガルリゴス(スペイン)に寝技に持ち込まれ、片手絞めを懸命に耐えた。
2位で迎えたベストトリックの5本目。一発に懸けた赤間が挑んだ大技は、勢い余って着地に失敗。決まっていれば順位は変わっていたかもしれない。初の五輪は銀。「メダルは夢だったのでうれしいけど、やっぱり金が取りたかった」。15歳の率直な思いだった。 決勝はベストトリック1本目で92点台のハイスコア
ともえ投げから、流れるような腕ひしぎ十字固め。「異端」とも言える戦いぶりに、柔道大国フランスの目の肥えた観客は大いに沸いた。女子48キロ級を制した角田。磨き上げた独自の戦いぶりで、この階級に谷亮子さん以来、20年ぶりの金メダルをもたらした。 「待て」のない寝技に特化したブラジリアン柔術。角
【パリ時事】パリ五輪は27、28の両日に行われ、日本勢のメダルラッシュが続いた。柔道男子66キロ級で阿部一二三(パーク24)が、圧倒的な強さを見せて見事金メダルを獲得し、東京大会に続いての連覇を遂げた。妹の詩(同)は2回戦で敗れた。27日の女子48キロ級では、角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が
函館税関苫小牧税関支署がまとめた苫小牧港の貿易概況によると、上半期(1~6月)の輸出入総額は前年同期比2・4%増の7107億9100万円となった。統計が残る1976年以降の過去最高を3年連続で更新し、初めて7000億円台に乗った。今年は自動車部品の輸出が増え、円安により輸入額が高止まりしていること
やはり五輪は特別な感動がある。各競技の世界選手権、サッカーやラグビーのワールドカップ(W杯)も、その勝敗に一喜一憂してしまうが、それとは少し違う思いがこみ上げてくる。明確な理由は分からないが、観戦する方も特別な試合との感覚が染みついている。 開催に賛否が渦巻いた無観客の東京大会から3年もた
被爆者の証言を語り継ぐ広島市の被爆体験伝承者入谷方直さん(51)=奈良県在住=の講演会が27日、苫小牧市文化交流センターで開かれた。入谷さんは13歳で被爆し、心と体に癒えることのない傷を負った朴南珠(パク・ナムジュ)さん=広島市在住=の体験談や非核平和への思いを写真、地図などの資料を示しながら市民
8月2~4日に開催される第69回とまこまい港まつりで、メイン会場中央公園(苫小牧市若草町)の納涼ビアガーデンの前売り券が、苫小牧風花の会が運営する市内3カ所の売店で販売されている。200円券5枚つづりの1冊1000円で、初日の2日のみ使える100円分のサービスチケットが付く。 売り上げの一
苫小牧獣医師会(前田浩人会長)は28日、苫小牧市内のホテルで動物との関わりをテーマにした市民公開講座を開いた。旭山動物園(旭川市)統括園長の坂東元氏(63)が「伝えるのは命、つなぐのは命」と題して講演。市民ら約120人が、野生動物と人間の共存について考えた。 坂東氏はヒグマを例に「(北海道
28、29の両日、安平町と白老町で火災が相次いだ。 苫小牧署などによると、28日午後11時40分ごろ、安平町早来新栄の資材置き場から火が出ていると通行人から119番通報があった。 胆振東部消防組合の消防車3台で約2時間半後に消し止め、けが人はいなかった。 29日午前1時30