「過疎地域で甚大被害」 厚真で胆振東部地震振り返るシンポジウム
- 2019年10月29日
昨年9月に発生した胆振東部地震を振り返り、今後の減災・復興を考えるシンポジウムが27日、厚真町総合福祉センターで開かれた。厚真町の宮坂尚市朗町長が基調講演し、震災被害の状況などを報告したほか、専門家らが土砂崩れや液状化などについても解説し、約80人の参加者が理解を深めていた。 町と北大広域
昨年9月に発生した胆振東部地震を振り返り、今後の減災・復興を考えるシンポジウムが27日、厚真町総合福祉センターで開かれた。厚真町の宮坂尚市朗町長が基調講演し、震災被害の状況などを報告したほか、専門家らが土砂崩れや液状化などについても解説し、約80人の参加者が理解を深めていた。 町と北大広域
9月に国土交通相に就任した赤羽一嘉氏が27日、厚真町を訪れた。昨年の胆振東部地震で土砂災害に見舞われた富里浄水場などの被災現場を視察し、「土砂崩れの範囲が広く、まさに山津波。被害の甚大さ、自然の猛威を痛感した」と語った。 初めて厚真町を訪れた赤羽国交相は、土砂崩れにのまれて機能を停止した富
白老町は25日、町内の土木建設業者・道南綜合土建(道見みちる社長)と「災害時の指定緊急避難場所使用に関する協定」を締結した。地震や火山噴火など災害時に同社の社屋を緊急避難場所として町民に開放する。 避難場所として利用するのは、大町1の本社社屋の会議室や休憩室などで、30人を収容できる。有事
日高町名産の秋の味覚シシャモをPRする「第49回門別ししゃも祭り」(実行委員会主催)が27日、同町富川駒丘の門別競馬場で開かれた。初の門別競馬場での開催には、約1万5000人の町民やツアー客らが訪れ大盛況だった。 オープニングは、富川高校吹奏楽部の演奏。シシャモ寿司、一夜干しシシャモ、タコ
苫小牧市議会臨時会は28日午後1時に開会し、本会議で苫小牧市が誘致を進める国際リゾート構想に係る環境影響調査費を追加した2019年度一般会計補正予算案の質疑に入った。傍聴席はすべて埋まり、庁舎2階のテレビ中継スペースにも市民が集まっている。午前中の議会運営委員会(板谷良久委員長)で、最大会派の新緑
室蘭開発建設部は28日、架け替え工事中の国道276号緑跨(こ)線橋について、11月30日午前6時に開通すると発表した。片側2車線化と歩行者用道路の延長、交差点改良などを目的に2017年12月5日に着工し、ほぼ計画通りの2年で通行を再開する。移動の利便性も大幅に向上しており、周辺道路の混雑は解消に向
「とまこまいハロウィーンフェスタ2019」が27日に開かれ、大勢の市民らが仮装姿で行進したり、多彩なイベントを楽しんだりした。2016年度に苫小牧総合経済高校の生徒の発案で始まり、今年で4年目。マリオやディズニーといった人気キャラクターに扮(ふん)した小中高生や親子連れら約450人がJR苫小牧駅自
あと数日で11月。紅葉がきれいだなと思っていたらまちなかに大量の雪虫が舞い、刻一刻と冬が近づいていることを実感させられる。新聞製作上は、正月の紙面も考えなければならない時期になった。新年号の巻頭写真の素材は何がよいか。 まずは来年のえと「子(ね)」が思い浮かぶ。カピバラ、チンチラ、ミッキー
鈴木直道知事は28日午前、苫小牧市勇払のトヨタ自動車北海道を視察した。工場見学や若手社員との意見交換を通じて道内のものづくりの現場を理解し、人手不足などへの政策に反映させていく。4月の知事就任後、同社への視察は初めて。 鈴木知事は北條康夫社長の案内で、2018年5月から稼働し、従業員250
後志管内倶知安町で25、26両日に行われた20カ国・地域(G20)観光相会合は、訪問者と地域社会双方に恩恵のある観光マネジメントやデジタル化の推進に取り組む共同宣言を採択して閉幕した。 急増する観光客で地元住民の生活に支障が生じるオーバーツーリズム(観光公害)が議題に上がり、各国共通の課題
苫小牧市美術博物館で、中庭展示Vol.13「坂東史樹 小さくて深い空」が開かれている。今月8日の強風の影響で一時公開中断を余儀なくされた作品の損壊前と修復後の写真と共に展示内容と主題について、同館学芸員細矢久人さんが2回にわたり紹介する。
苫小牧市の団体職員、乾(いぬい)みやこさん(61)=ペンネーム=の短編小説「夏のおと」が、石狩管内旧厚田村(現石狩市厚田区)出身の作家子母沢寛(しもざわかん)の功績をたたえた「第2回子母沢寛文学賞」の大賞に輝いた。市民らでつくる厚田ふるさと平和・文学賞実行委員会が2016年に創設し、第1回から隔年
全国工業高等専門学校ロボットコンテスト2019の北海道地区大会が27日、苫小牧市錦岡の苫小牧高専で開かれた。市内での開催は4年ぶり。苫高専からはロボットテクノロジー部の2チームが出場。「Aチーム」が審査委員会の推薦を受け、11月24日に東京都内で開かれる全国大会への出場を決めた。 全国高等
苫小牧市民有志でつくる「台風19号被災者を救援する道民の会」(深川一彦代表)は27日、市内木場町のMEGAドン・キホーテ苫小牧店前で街頭募金を行った。 今月中旬の台風19号による記録的な大雨では、東日本を中心に河川堤防が相次ぎ決壊し、広範囲で浸水被害が発生。復旧作業を進める中、台風21号に
27日午後5時半ごろ、白老町北吉原の日本製紙北海道紙工の工場内で「紙を溶かすタンク内に人が落ちたようだ」と従業員から119番通報があった。消防隊員がタンクの水を抜き、内部を調べたところ、同社社員で苫小牧市明徳町1の中川博志さん(44)が底に沈んでいるのが見つかった。中川さんは意識不明の重体で町内の
27日午後9時50分ごろ、白老町竹浦の会社員男性(66)方の車庫から火が出ていると、男性から110番通報があった。木造、一部コンクリート製車庫の内部を全焼し、前に止めていた乗用車の一部も焼けたが火は約1時間後に消防が消し止め、けが人はいなかった。 車庫は平屋建てで、住宅から4~5メートルほ
27日午後7時10分ごろ、JR室蘭線の苫小牧駅構内で、出発前の苫小牧発糸井行き普通列車(1両編成)の自動列車停止装置(ATS)に不具合が発生した。 JR北海道によると、運転士がすぐに点検したが原因が判明しなかったため、折り返し列車を含む普通列車2本を運休。50人に影響した。同社が原因を調べ
北海道栄高校駅伝部がこのほど、北見市内で開かれた男子72回北海道高校駅伝競走大会兼全国大会道予選会で歴代最速となる2時間7分53秒で準優勝を果たした。連覇こそかなわなかったが、2年連続の全国大会(12月22日、京都市)出場権は手中に収めた。選手たちはすでに26日の長距離記録会(千歳市)に出場するな
少年野球の北海道学童軟式野球都市対抗戦~EZO CITY THE BATTLE2019~は11月2日、上川管内東川町などで開幕する。苫小牧市内の各少年団チームから結集した精鋭18人の苫小牧選抜が悲願の初優勝を狙う。 道内各地区の選抜チームが北海道ナンバーワンを目指す秋の大一番。都市対抗戦運
苫小牧市中学校体育大会第9回苫小牧市兼東部三町中学校バレーボール秋季大会は27日、苫小牧緑陵中学校体育館で男子トーナメント、女子の決勝トーナメントをそれぞれ行った。男子の青翔・ウトナイ、女子の啓明・凌雲が各部門を制した。 男子は合同2チームによる1試合を展開。1セット目を26―24の接戦の