ウポポイ開業1年 共生社会実現に期待 高まる認知度 「苦難の歴史」伝え方に課題
- 2021年7月12日
アイヌ文化の復興と発展のナショナルセンターとして国が白老町に整備した民族共生象徴空間(ウポポイ)は、12日で開業1年を迎えた。新型コロナウイルス感染流行の影響で入場制限や一時休業の措置を強いられたものの、来場者数は25万人超の実績を上げた。開業により国内でアイヌ民族に関する認知度も高まる中、民族の
アイヌ文化の復興と発展のナショナルセンターとして国が白老町に整備した民族共生象徴空間(ウポポイ)は、12日で開業1年を迎えた。新型コロナウイルス感染流行の影響で入場制限や一時休業の措置を強いられたものの、来場者数は25万人超の実績を上げた。開業により国内でアイヌ民族に関する認知度も高まる中、民族の
衆院議員の任期(10月21日)まで3カ月余りとなり、道9区でも次期衆院選に向けた各陣営の活動が本格化してきた。11日は自民党現職の堀井学氏(49)=道9区選出=が政経セミナー(政治資金パーティー)を、立憲民主党現職の山岡達丸氏(41)=旧国民民主党比例代表道ブロック=は合同選挙対策本部の発足総会を
安倍晋三前首相(66)は11日、苫小牧市内のホテルで講演を行った。自民党の堀井学衆院議員の政経セミナーに講師として招かれ、約500人の出席者を前に首相時代の経済、外交政策などについて語った。 安倍氏は新型コロナウイルスの影響について「コロナ禍の中、失業率が3%と先進国の中では最も低い状況を
道と札幌市などは11日、新型コロナウイルスの感染者を新たに56人確認したと発表した。日別の新規感染者が50人を上回るのは5日連続。このうち19人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ4万1828人(実人数4万1728人)となった。 死亡の発表は2日連続でなかった。道内の死者は累計で1412人
新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、最近、周囲と「1回目はいつ?」といったやりとりが増えている。苫小牧では12日にハスカッププラザがモデルナ製を使った中小企業向け職域接種をスタート。当面、職場で話題の中心となりそうだ。 さて、米製薬大手ファイザーがワクチンの3回目の接種について、規制
日本競走馬協会が主催する国内最大のサラブレッド競り市「セレクトセール」が12日、苫小牧市美沢のノーザンホースパークで始まった。今年は1歳馬、当歳(0歳)馬計489頭がエントリーし、同セール最後となるディープインパクト産駒も4頭上場。初日午前はうち1頭が3億円で落札されるなど、競り会場の熱気は早くも
苫小牧漁業協同組合(伊藤信孝組合長)の毛ガニ籠漁は12日、苫小牧港・西港漁港区で初水揚げがあった。初日は漁船16隻で約5・4トンを漁獲し、前年初日と比べて倍以上の大漁。市公設地方卸売市場内は活気に満ちあふれた。 胆振太平洋海域(室蘭市―むかわ町)の毛ガニ籠漁は今年、漁期は10日から8月20
苫小牧市は12日、東京五輪の事前合宿を市内で予定していたナイジェリアの水泳選手チームの受け入れ中止を決めた。7月上旬から滞在する予定だったが、同国の水泳協会と連絡が取れなくなり、「新型コロナウイルスの感染対策を含めた十分な準備ができない」と判断した。 ナイジェリアの水泳協会からは今年1月、
札幌管区気象台地域火山監視・警報センターは、6月の火山活動状況を公表した。常時監視対象の樽前山(苫小牧市、千歳市)と倶多楽(白老町、登別市)の噴火警報レベルは共に1(活火山であることに留意)で、噴火の兆候は認められなかった。 噴気の高さもそれぞれ火口縁上100メートル以下だった。
日本野鳥の会によるオオジシギ保護調査プロジェクトの一環で、勇払原野を繁殖地とする渡り鳥オオジシギの調査が苫小牧市内の弁天沼で進んでいる。10日は市内の小中学生らでつくる「オオジシギ調べ隊」が現地を訪れ、オオジシギに調査用の標識を取り付ける作業などを見学した。 調べ隊は、2018~20年に勇
10日午後7時半ごろ、苫小牧市静川の道道上厚真苫小牧線で、苫小牧から厚真方面に向かっていたオートバイの男性がヒグマ1頭を目撃し、苫小牧署に通報した。人畜被害はない。 同署によると、体長は約2メートル。現場は道道静川美沢線との交差点から東に約1・5キロの森に囲まれた地点で、付近に民家はない。
1日(木)▽窃盗 柳町=大型ショッピングモール店舗内で食料品など9点(1550円相当)、末広町=共同住宅敷地内で無施錠の自転車(5000円相当)▽器物損壊 場所不明=乗用車の後部バンパーに傷 2日(金)▽発生なし 3日(土)▽同 4日(日)▽同 5日(月)▽同
第76回国民体育大会軟式野球競技北海道ブロック予選会兼北海道体育大会苫小牧支部予選は10日、苫小牧市清水野球場で準決勝、決勝が行われた。決勝は苫小牧市消防署が白老町役場に6―2で勝利し、3年ぶり4回目の優勝。7月30日に石狩支部管内で開幕する北海道大会の出場権を獲得した。 北海道軟式野球連
苫小牧東高校アイスホッケー部OB会(本間照康会長)がこのほど、白鳥王子アイスアリーナ=苫小牧市=で新入部員へユニホームを贈呈した。4月から同部の一員として活動中の男子5人に公式戦ユニホーム、女子1人にチームジャンパーをプレゼント。本間会長は「一生懸命練習して、全国で勝てるチームをつくってほしい」と
陸上のホクレン・ディスタンスチャレンジ第3戦の網走大会は10日、網走市営陸上競技場で行われた。北海道栄高校駅伝部の森春樹(3年)が男子1万メートルBで28分44秒97の北海道高校記録を樹立した。東京五輪代表の田中希実(豊田自動織機TC)が非五輪種目の女子3000メートルで8分40秒84の日本新記録
11日に開幕予定だった第19回苫小牧民報旗争奪少年野球大会(苫小牧民報社主催)は、悪天候により22日に延期された。 同日は市内3会場でトーナメント1、2回戦を実施。23日の3回戦、最終日24日の準決勝、決勝は市少年野球場で行われる。開会式は22日午前8時から同球場。新たな日程は別表の通り。
◇第45回アポロ杯(12日) ▽1回戦 苫小牧スピリッツ11―10新日本海フェリー、苫小牧グランドスラム4―1道央佐藤病院 ◇第51回サカイスポーツ杯(12日) ▽1回戦 共栄重車輛8―1日本通運苫小牧 ◇第8回日本橋杯(12日) ▽Aブロック1回戦 Zero倶楽部―清
12日で開業1年を迎えた白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)。アイヌ文化の復興と発展のナショナルセンターとして誕生したウポポイの成果、課題などについて関係者に聞いた。 ―開業1年をどう受け止めているか。 「昨年7月12日の開業以降、これまでに25万人を超える入場を数えた。コロナ渦の
北海道大学の大学院で観光ビジネスなどを学ぶ学生らが10日、むかわ町内でフィールドワークを行った。留学生などを含めた17人が参加し、ハドロサウルス科の植物食恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称むかわ竜)が発見された穂別地区の現場で化石発掘などを体験した。 大手旅行会社JTBが外部講師と
白老アイヌ協会(山丸和幸理事長)は10日、先祖供養(シンヌラッパ)を白老町虎杖浜のポンアヨロ海岸で行い、祖先をしのんだ。 ポンアヨロ海岸の一帯は、縄文時代から人々が暮らし、アイヌ民族の神話も生まれた地域。同協会は、人の営みが連綿と続いてきた地で祖先を慰霊するため毎年、供養祭を行っており、今