危険動物危機管理マニュアル大幅見直しへ ヒグマ出没増加傾向22年度運用開始
- 2021年9月18日
苫小牧市は、市街地に出没したヒグマなど動物が市民に危害を与える恐れが生じた際の対応を示した「危険動物に関する個別危機管理マニュアル」を大幅に見直す方針を決めた。2010年3月の策定以来、大幅な改訂は初めて。札幌市で4人が負傷するなど市街地でヒグマの被害が増えている現状や、情報媒体の発展に配慮しなが
苫小牧市は、市街地に出没したヒグマなど動物が市民に危害を与える恐れが生じた際の対応を示した「危険動物に関する個別危機管理マニュアル」を大幅に見直す方針を決めた。2010年3月の策定以来、大幅な改訂は初めて。札幌市で4人が負傷するなど市街地でヒグマの被害が増えている現状や、情報媒体の発展に配慮しなが
苫小牧市勇払の渋谷トシ子さん(82)が、近所の畑に植えたコスモスが見頃を迎えている。秋風に揺れる白やピンクなど色とりどりの数千本の花が地域住民を和ませている。 9月初旬に咲き始め、130~200センチほどに育った約2000本のコスモスは見応え十分。ドライバーらが車を降り、写真や動画を撮る姿
住民基本台帳に基づく苫小牧市の8月末時点の人口は16万9751人で、前月に比べ62人減った。転入が転出を上回る社会増となったものの、死亡が出生を上回る自然減の数の方が多かった。前年同月比では693人減だった。 男性は前月比24人減の8万3103人、女性は同38人減の8万6648人。自然動態
道と札幌市などは17日、新型コロナウイルスの感染者を新たに84人確認したと発表した。日別の新規感染者が100人を下回るのは2日連続。このうち36人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ5万9572人(実人数5万9389人)となった。 死亡の確認は5日ぶりになかった。道内の死者は累計で1465
日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)がまとめた8月のグループ利用実績によると、北海道発着路線の旅客数は前年同月と比べて微増にとどまった。国の観光支援事業「Go To トラベル」を展開中だった前年より厳しい環境の中で、回復基調を維持した。 JALの本道発着路線旅客数は前年同月比1・1%増
7年前の正月、車いすに乗って過ごした。病院内の平らな廊下を移動してトイレや自動販売機を利用する程度の車いす生活だから危険も移動の限界も経験していない。 初めての車いすは、廊下やテーブルの角によくぶつかり、そのたびに後退して前進し直さなければならない。トイレにはたくさん手すりがあり乗降の不便
全国の都市・企業の熱気と誇りがぶつかり合う都市対抗野球大会。1974年の第45回大会、大昭和製紙北海道が黒獅子旗(優勝)を白老町に持ち帰った。初めて津軽海峡を渡った黒獅子旗に、まちは歓喜に包まれた。「まちの人が大勢応援してくれましてね。今でも感謝の気持ちでいっぱいです」。三塁手として体感した興奮は
第74回秋季北海道高校野球大会室蘭支部予選第7日は18日、とましんスタジアム=苫小牧市=で代表決定戦が行われた。Aブロックの第1試合は、前半の好機を得点に結び付けた駒大苫小牧が5―2で室蘭栄を下し、2年連続19度目の代表権をつかんだ。 駒大苫は一回、毛利の三塁打、橋本の適時打で2点。二回にも
北洋大野球部はこのほど、上川管内愛別町で行われた1部秋季リーグ第4節で函館大に1勝1敗と互角の戦いを演じた。特に3―1と競り勝った2回戦は、公式戦初先発の柳原颯人(3年)=北海道栄高卒=が初めて勝利投手に。成田登夢主将(3年)=長野松本国際高卒=は不調の中で先制の2点適時打を放ち、強敵撃破に大きく
パラアイスホッケーの2021世界選手権Bプールが17日、スウェーデン・エステルスンドで開幕した。第1日はリーグ戦3試合が行われ、世界ランキング8位の日本は0―7で同12位のドイツに敗れ黒星スタートとなった。 来年3月の北京冬季パラリンピック出場に向けた重要な一戦。日本、ドイツの他、スウェーデン
苫小牧市スポーツ協会は10月17日に美々川で開く「美々川カヌーツアー体験教室」の参加者を募集している。申し込み締め切りは30日。 同協会が初開催する教室。カヌーの川下りツアーを手掛ける「Gateway Tours」の専齊健太代表が講師を務め、パドル操作などの基本から手ほどきする。2、3人乗
第74回全国高校バスケットボール選手権大会苫小牧地区予選会は18日、苫小牧市内の高校体育館で開幕した。組み合わせは別表の通り。 大会には男子11、女子8チームが出場。12月に東京都で開かれる全国選手権大会(ウインターカップ)につながる。男子の上位2、女子1チームに北海道予選(11月、札幌市)の
アイスホッケーアジアリーグの横浜グリッツは17日、元栃木日光アイスバックスのDF秋本デニス(30)の加入を発表した。 ロシア出身の秋本は昨季、栃木日光でプレーし、ジャパンカップ10試合で2得点2アシスト。日本代表や欧州各国でのプレー経験も豊富。チーム広報を通じて「今まで経験してきたことが一
アイヌ民族の文化伝承者として知られる埼玉県在住の宇梶静江さん(88)が11月にも白老町に移住し、アイヌ文化発信の活動に携わる。同町東町の民家を拠点とし、来年から支援者らと共に体験や交流の施設を運営する。宇梶さんは「アイヌ民族の精神性や知恵を学び、役立ててもらう人づくりの場にしていきたい」としている
むかわ町の地域おこし協力隊として、高野真一さん(29)=京都市出身=、村木正裕さん(42)=札幌市出身=、橋爪涼さん(22)=同=が今月着任し、17日に委嘱状の交付が行われた。任期は最大3年間で、町内で活動する。 高野さんはマーケティング事業などを展開する会社を自ら立ち上げるほか、2018
厚真町の中学校2校で17日、学校祭が行われた。新型コロナウイルス感染拡大により、道内に緊急事態宣言が発令されていることに伴い、それぞれ規模を縮小するなど感染症対策を万全にして実施。生徒たちが思い出の一ページをつくった。 厚南中学校(石田憲一校長)では合唱を取りやめたほか、保護者の入場はわが
白老町の書道研究一葦会(佐藤翔雲会長)の35周年記念展が町中央公民館大講堂で開かれている。 「書の魅力に触れ」をテーマにした今展では臨書や創作、かな、調和体など約50点を展示。白老出身でアイヌ三大歌人に数えられる森竹竹市(1902~76年)の句や、白老に残るアイヌ民族の物語を題材にした作品
白老町議会定例会9月会議は17日、2021年度一般会計補正予算案など議案8件を可決、20年度各会計決算を認定し閉会した。 補正予算では、今年度予算に3億3820万6000円を追加し、総額109億1323万円とした。町内でこども食堂を運営する2団体への支援費などを計上したほか、11月まで続く
新ひだか町静内真歌の丘のシャクシャイン像前で23日に開かれる第75回シャクシャイン法要祭は、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言延長などを鑑み、規模を縮小して開かれる。 シャクシャインはアイヌ民族の長。約350年前に松前藩の圧政や過酷な搾取に立ち上がり、道内各地のアイヌ民族の協力を得て静
第3回定例道議会は17日、本会議を開いて各会派による代表質問がスタートした。鈴木直道知事は、新型コロナウイルスのワクチン接種進展に伴う行動制限緩和に向け、政府が10月に行う実証実験について「国の『ワクチン・検査パッケージ』に関する国民的議論の状況を注視しながら今後、国が行う飲食店やライブハウスなど