放火容疑で男を送検、美園町で物置全焼
- 2021年12月2日
苫小牧市美園町で11月にペット用雑貨店敷地内の物置が全焼した火災で、苫小牧署は2日までに、器物損壊・非現住建造物等放火の疑いで同市新富町、契約社員吉田和幸容疑者(52)を逮捕、送検した。 逮捕容疑は11月22日午後6時半ごろから23日午前5時20分ごろにかけ、同店敷地内に設置された灯油タン
苫小牧市美園町で11月にペット用雑貨店敷地内の物置が全焼した火災で、苫小牧署は2日までに、器物損壊・非現住建造物等放火の疑いで同市新富町、契約社員吉田和幸容疑者(52)を逮捕、送検した。 逮捕容疑は11月22日午後6時半ごろから23日午前5時20分ごろにかけ、同店敷地内に設置された灯油タン
苫小牧署は1日、苫小牧市の70代男性が、融資を受けるための事務手数料や保証金として現金約230万円をだまし取られたと発表した。融資保証金名目の特殊詐欺事件とみて捜査している。 同署によると、今年8月25日、男性が経営する会社に、融資会社をかたり融資を募る案内がファクスで届いた。男性は同30
軟式野球の日本通運苫小牧が今月末で休部することになった。1950年代に結成された伝統あるチームだったが、高齢化などチームの維持が困難になったため、活動に幕を下ろすことになった。 日本通運苫小牧は準硬式野球チーム「苫小牧日通」として50年代前半に創立された。55年には福島県で開かれた第6回東
東京五輪にメディカルスタッフとして参加した苫小牧市在住の元自転車競技選手で、作業療法士の資格を持つ木賊(とくさ)弘明さん(41)=白老町職員=が11月27日、恵庭市の北海道文教大で講演した。「オリンピックと作業療法士 アスリートを支えるメディカルスタッフ」と題して、学生ら聴講者約50人に世界的スポ
苫小牧市は11月27日、ダイナックス沼ノ端アイスアリーナ=苫小牧市=で市スポーツマスター事業の小学生アイスホッケー教室を開いた。スポーツマスターの本間貞樹さんがパスやシュートなどの基本を指導した。 本間さんは王子製紙(当時)のFWとして日本リーグで11回の優勝に貢献するなど活躍。2000年
NPOはまなすクラブで11月30日、ペアマッチ忘年杯が開かれ、55組が36ホールをベストボール方式でラウンドした。98の井川昌之・井川恵子組がプレーオフの末優勝した。 今年4月から6回にわたって行われたペアマッチ戦のポイントランキングが確定。35ポイントの宮尾正信・宮尾美紀組が1位となった
12月の忘年会シーズンを迎え、苫小牧市内の繁華街ににぎわいが戻りつつある。市や企業には忘年会に慎重な意見が目立つものの、少人数での実施やホテルの利用など、新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底した上で開催を模索しているところもある。一方で、新しい変異株「オミクロン株」が国内でも確認され、感染状況を
AIRDO(エア・ドゥ、草野晋社長)は1日、ゲームやアニメで人気の「ポケットモンスター」のキャラクターをあしらった特別塗装機「ロコンジェット北海道」の運航を始めた。新千歳空港で就航セレモニーを行い、かわいい機体が旅行客らをくぎ付けにした。 道の「北海道だいすき発見隊」の隊長と副隊長を務める
新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が1日、苫小牧市内の医療機関で始まり、勤医協苫小牧病院(見山町)で医師や看護師ら6人が接種した。 3回目の接種は、2回目の接種後おおむね8カ月以上経過した18歳以上が対象。市内では来年1月まで医療従事者、同2月から一般市民に接種する。市は11月下旬に1
千歳市の航空自衛隊千歳基地(徳重広為智司令)で1日、除雪隊の編成完結式が行われ、隊員約100人が厳寒期の作業に向けて気持ちを新たにした。 同基地は北の空の守りの要。領空侵犯に対する戦闘機の緊急発進(スクランブル)、救難救助や急患空輸などの任務を果たすため、24時間体制で降雪数センチから除雪
千歳市幌美内の老舗旅館・丸駒温泉旅館を運営し、民事再生法適用を受け経営再建中の丸駒温泉は、創業家の佐々木義朗社長(58)が退任し、日生下(ひうけ)和夫総支配人(48)を後任とする1日付の役員人事を決めた。 佐々木氏は新設の「館主」に就任し経営には携わらず、地域貢献事業などを担う予定で「今後
札幌市などは1日、新型コロナウイルスの感染者を新たに4人確認したと発表した。日別の新規感染者数が10人を下回るのは4日連続。このうち1人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ6万1153人(実人数6万956人)となった。 死亡の確認は27日連続でなかった。道内の死者は累計で1472人。
野党第1党の立憲民主党の代表選が終わり、泉健太氏が選出された。小選挙区は京都3区だが、高校までは道内で過ごした道産子。地方の現状にも問題意識を持っているに違いない。中道を志向する47歳の今後の指揮を注目する。 今回の代表選は、いわば党創業者の枝野幸男前代表が先の衆院選で大敗した責任を取って
むかわ地域商社「M Dino」(エムディノ、遠藤研二代表)が、1日付で「株式会社M Dino」に組織変更した。ほっかいどう地方創生投資事業有限責任組合(本社札幌市)を筆頭株主に町内外の企業など10者から「第三者割当増資」を受け、増資総額は1700万円(資本金900万円、資本準備金800万円)となる
埼玉県から白老町へ移住したアイヌ文化伝承者・宇梶静江さん(88)が、住宅そばの倉庫を文化伝承や集いの場にする工事を進めている。1日には宇梶さんの支援者がアイヌ民族の儀式に欠かせないいろり作りに取り組んだ。 倉庫はブロック造り平屋建てで、面積は約70平方メートル。宇梶さんが移り住んだ11月下
胆振総合振興局農務課は11月30日、厚真町の上厚真放課後児童クラブで食育出前授業を行った。小学1年から4年までの児童42人が漁業について学び、胆振管内の各市町の特産品を使った11種類のご当地おむすび「いぶり11」を作った。 同授業は、児童が食や地元食材に関心を持つようになることを狙い、振興
白老町大町の地域食堂グランマは、手作りおせちの予約受け付けを始めた。 料理の内容は「白老牛しぐれ」「白老産鹿肉味噌煮」といった地元食材を生かしたメニューをはじめ、大エビの煮付け、ブリの照り焼き、ハーブチキンハム、筑前煮、こぶ巻き、きんとん、だし巻きたまごなど14品。 50個限定で、
鵡川高校(三村素道校長)の1年生による「むかわ学」の発表会が11月30日、むかわ町道の駅「四季の館」で開かれた。グループごとに町の農業、漁業の様子を巡検し、学んだ現場の課題や取り組まれている解決策について町民らに伝えた。 10グループを前半と後半に分けてポスターセッション形式で行われた。農
道は、総務省が実施した2020年国勢調査の確定値の道内分を公表した。20年10月1日現在の道内の外国人を含む総人口は522万4614人となり、15年の前回調査から2・9%(15万7119人)減少。都道府県別で減り幅は最も大きかった。 道内の総人口の減少は、00年調査から5回連続。ただ、日本
平取町の伝統工芸品「二風谷イタ」と「二風谷アットウシ」の展示会が1、2の両日、道庁本庁舎1階の特設展示場で開かれた。会場ではアットウシの糸づくり実演や販売も行われた。 クルミやカツラ、ホウノキを素材にした木彫りの長盆「二風谷イタ」と、ニレ科のオヒョウの樹皮を紡いだ糸で作った反物の「二風谷ア