供給確保も価格高騰懸念 市内企業は動向注視 ロシア産石炭の輸入禁止 調達先切り替え余儀なく
- 2022年4月9日
ロシアのウクライナ侵攻に対する政府の追加制裁で、ロシア産石炭の輸入の段階的削減と最終的な禁止の方針が打ち出され、石炭を発電燃料などに使う苫小牧市や近郊の企業が影響を懸念している。ロシア炭の取り扱い量は限定的で、供給面で大きな支障は出ない見通しではあるものの、石炭価格の急騰といった不安材料もある。市
ロシアのウクライナ侵攻に対する政府の追加制裁で、ロシア産石炭の輸入の段階的削減と最終的な禁止の方針が打ち出され、石炭を発電燃料などに使う苫小牧市や近郊の企業が影響を懸念している。ロシア炭の取り扱い量は限定的で、供給面で大きな支障は出ない見通しではあるものの、石炭価格の急騰といった不安材料もある。市
岸田文雄首相は8日、首相官邸で記者会見し、ロシアによる侵攻が続くウクライナで民間人の遺体が多数見つかったことを受け、石炭の輸入禁止など5項目の追加経済制裁を発表した。ロシアの基幹産業であるエネルギー分野で制裁に踏み込んだのは初めて。最大手銀行ズベルバンクの資産凍結などを新たに打ち出した。
苫小牧漁業協同組合の錦多峰さけ・ますふ化場(苫小牧市錦岡)で、サケの稚魚がすくすくと成長し、20日以降の旅立ちに備えている。最大で体長5センチ、体重1・5グラム。同漁協は「無事に帰ってきてもらうため、少しでも大きく育てて放流したい」としている。 胆振管内さけ・ます増殖事業協会(白老町竹浦)
去る者は日々にうとし―。いかに親しくとも、遠ざかれば記憶は年月の経過とともに薄らぐもの。JR日高線鵡川―様似間116キロが昨年4月1日付で廃止となって、早いものでもう1年が過ぎた。 北海道新幹線の並行在来線・函館線のうち、長万部―小樽間140・2キロのバス転換を沿線9市町と道が決めた。新幹
道と札幌市などは8日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2216人確認し、4人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が2000人を上回るのは3日連続で、前週の同じ曜日を7日連続で上回った。このうち1526人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ23万8980人(実人数23万7157人)となった。
AIRDO(エア・ドゥ)の2021年度旅客数は、前年度比75・5%増の133万8100人となった。前年度に引き続き新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたが、年間を通して回復傾向だった。 道内各地と羽田を結ぶ路線が特に回復しており、前年度の約1・9倍の109万3722人となった。主な内訳は
人が生きる意味とは―。10代にして人生の大きなテーマと向き合ったことをきっかけに、キリスト者(クリスチャン)となった。仕事が続かず、挫折を味わったことも。それでも信仰を支えに、多くの人と心を通わせてきた。病気や貧困、戦争などで混迷を極める今、生きる気力を失った人の声に耳を傾け、傷ついた心に寄り添う
新型コロナウイルスの新規感染者数が全国的に再び増加傾向に転じつつある。「『第7波』の始まり」(感染症専門家)との見方もあり、政府は感染者が急増している若年層へのワクチン接種を推進。高齢者施設で医師の治療を受けやすい仕組みも講じることで、医療逼迫(ひっぱく)を回避し、社会・経済活動を維持したい考えだ
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、国外に逃れた難民は400万人を超え、残った人たちも常に命の危機にさらされている。第2次世界大戦後、旧満州(中国東北部)敦化でソ連軍の襲撃に遭い、死線を越えて帰国を果たした苫小牧市泉町の池野京子さん(84)は、ウクライナの惨劇に「命が助かっても恐怖は永遠に
苫小牧市内の公立高校5校で8日、入学式が行われた。晴れやかな表情で式に臨んだ新入生たちは、希望を胸に、3年間の高校生活をスタートさせた。 苫小牧南高校(髙橋昭仁校長)には160人が入学した。真新しい制服に身を包んだ1年生は、吹奏楽部の演奏に合わせて体育館に入場。担任教員から一人ずつ名前を呼
苫小牧のまちおこしアイドル「タッチ」のライブ映像などを収めた動画が、インターネット上で静かな人気となっている。公認アカウントが動画投稿サイト「Youtube(ユーチューブ)」で公開しているもので、配信開始の2017年10月からの総視聴回数は26万2000回を超える。メンバーたちは「新型コロナウイル
石狩管内の1人暮らしの70代女性が、有料サイトの利用料金や損害賠償などの名目で2200万円をだまし取られていたことが8日、分かった。千歳署は特殊詐欺事件として捜査を進めている。 同署によると、昨年11月、女性の携帯電話に「利用状況について確認事項がある」「今日中に連絡がない場合、手続きに移
札幌管区気象台地域火山監視・警報センターが8日に発表した3月の道内の火山活動状況によると、常時監視対象の樽前山(苫小牧市、千歳市)、倶多楽(白老町、登別市)は共におおむね静穏で経過し、噴火警戒レベルも「1(活火山であることに留意)」のままだった。 樽前山の噴気の高さは、火口縁上100メート
U18世界選手権ディビジョン1グループA(2部相当)最終日は8日、ハンガリーのジェールでリーグ戦2試合が行われた。優勝と来季のトップディビジョン昇格を決めていた日本は、7―0でハンガリーに快勝しリーグ4戦全勝の勝点12。フランスは延長戦の末3―2でイタリアを破り、3勝1敗の勝点8で2位となった。
例年にない大雪に見舞われた東胆振にも春が訪れた―。苫小牧市内のパークゴルフ場では続々と今季の営業がスタートし、各コースは愛好家でにぎわっている。 糸井の森パークゴルフ(糸井)は市内で最も早い3月27日にA・Bコース(36ホール)がオープン。運営するシンクライン(札幌)の白岩千年オーナーは「
【シカゴ時事】米大リーグは7日、各地で開幕し、エンゼルスの大谷はアストロズ戦に先発投手兼1番指名打者として出場し、投手として4回3分の2を投げて1失点で敗戦投手となり、打席では4打数無安打だった。大谷が開幕投手を務めたのは初めて。エンゼルスは1―3で敗れた。 カブスの鈴木はブルワーズ戦に6
【オーガスタ(米ジョージア州)時事】男子ゴルフのメジャー初戦、マスターズ・トーナメントは8日、米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGC(パー72)で第2ラウンドが行われ、初日19位の松山英樹は4バーディー、1ボギーの69で回り、通算3アンダーで2位に浮上した。首位とは5打差。
―引退と理学療法士に専念する決意について。 「五輪出場とペリグリンで国内大会の2冠―。二つの大きな目標が達成できたタイミングで、競技を引退して理学療法士としてスポーツ選手を支えていくと決めた。けがで苦しんできた自分の経験を生かして、今後はけがをしたスポーツ選手の将来が明るくなるように身近で
都市部に住む高校生が地方の高校に単年留学する「地域みらい留学365」(内閣府の高校生対流促進事業)で、鵡川高校に1年間留学する神戸市の啓明学院高校2年の島本凜々さん(16)。留学のきっかけやむかわ町で挑戦してみたいことなどを聞いた。 ―今回の留学を決めたきっかけは。 昨年の夏の終わ
この春、むかわ町にすがすがしい新しい風が吹きました。地酒「鵡川」ができたのです。第6回は、今月下旬に販売開始となるこのお酒をご紹介します。 むかわ町は、旧鵡川町と旧穂別町が2006年に合併した町です。合併15周年を記念して町内の生産者の方たちが新たにつくった地酒のお披露目会が3月27日に町