高卒者内定率99・6% 2000年度以降で最高 苫小牧職安
- 2022年5月7日
苫小牧公共職業安定所管内(東胆振1市4町、日高町、平取町)の2021年度新規高卒者の就職内定率は3月末時点で99・6%となり、00年度以降で最高を更新した。有効求人倍率は前年同月比0・03ポイント増の2・03倍だった。 新規高卒者数は1622人で、うち就職希望者は463人(前年同月比2・3
苫小牧公共職業安定所管内(東胆振1市4町、日高町、平取町)の2021年度新規高卒者の就職内定率は3月末時点で99・6%となり、00年度以降で最高を更新した。有効求人倍率は前年同月比0・03ポイント増の2・03倍だった。 新規高卒者数は1622人で、うち就職希望者は463人(前年同月比2・3
民法で定められた成人年齢が初めて引き下げられ、18、19歳でも契約が可能になったことは自立の道を開くことにつながり、前向きに捉えられる。ただ18、19歳の人たちが望んで成人になるわけではなく、引き下げによって不利益が生じることは避けなければならない。 選挙権をより広く与える発想に異論はない
苫小牧市植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センター。2階のギャラリースペースに、勇払原野の動植物を丁寧に描いた点描画がずらりと並ぶ。29日までを期間とした新作展。木の板に描いた下書きにはんだごてで焦げ目を付け、輪郭や陰影を表現する。「勇払原野にたくさんいる動植物に興味を持つきっかけになれば」。そんな思い
第23回ビーストローク杯苫小牧地区小学生ABCバドミントン大会は4日、苫小牧市総合体育館で学年別の男女シングルス6部門が行われた。苫小牧勢は小学5・6年の女子Aの部に出場した西川紗也華(苫小牧リトル)他3人が優勝した。 南北海道大会(6月25、26両日、岩見沢市)出場を懸けた小学年代今季最
第61回春季北海道高校野球大会室蘭支部予選が7日午前、とましんスタジアム=苫小牧市=で開幕した。オープニングゲームはBブロック1回戦が行われ、静内が8―3で浦河に快勝した。 北海道高校野球連盟など主催の一戦。胆振、日高の22校17チームが14日を最終日とする7日間(13日休養日)にわたって
高円宮賜杯第42回全日本学童軟式野球南北海道大会苫小牧支部予選が8日、苫小牧市少年野球場などで開幕する。全国大会(8月、東京都)につながる重要な舞台。東胆振の19チームがトーナメント戦を繰り広げる。 第51回全道少年大会、第47回道新旗争奪苫小牧支部大会を兼ねる。21日を最終日とする競技4
第5回北海道高校選抜ソフトテニス研修大会が3、4の両日、苫小牧市緑ケ丘公園庭球場で行われた。全道から集った選手が高体連に向けて、練習の成果をぶつけ合った。 研修大会のため、順位をつけずに開催した。北海道ソフトテニス連盟の専門委員が所属する16校が参加。地元勢は苫小牧東と苫小牧工業が加わり、
1968年夏の甲子園を沸かせた興南の主将だった我喜屋優選手は卒業後、大昭和製紙(静岡県富士市)に入社して社会人野球の世界に入った。数年後、大昭和北海道(白老町)へ。沖縄で生まれ育ち、縁あって北海道が生活の拠点となった。その間、故郷は本土に復帰。自身は都市対抗大会で優勝し、後に監督を務めた。2006
知床半島沖で26人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故は7日、発生から2週間となった。第1管区海上保安本部(小樽市)などは船舶や航空機による行方不明者12人の捜索を続けるが、複雑な海流の影響で難航している。 7日午後にも、海難事故を専門とする民間業者のサルベージ船が網走
本格化定置網漁と並行で地元漁師「探し続ける」 観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故で、地元漁協による行方不明者の大規模な捜索活動は5日で終了した。6日から定置網漁が始まったためだが、不明者はなお12人。「1人でも見つけたい」。漁師らは漁をしながら今後も捜索を続ける。 オホー
むかわ町穂別博物館は、館内に展示する主要な化石について解説した動画を充実させている。同館の学芸員らが博物館の魅力やアンモナイトやハドロサウルス科の植物食恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称むかわ竜)などの化石について分かりやすく説明しており、貴重な映像資料として公開。動画は館内に設置している
明治~昭和時代に白老駅前で販売されていた和菓子「雁月」(がんづき)と「泡雪」(あわゆき)をテーマにしたCD発売記念公演が6日、白老町本町のしらおい創造空間「蔵」で開かれ、町民ら約40人が演奏やトークに耳を傾けた。 公演では、俳優の小林なるみさんが1950年代を想定した架空のラジオ局「白老放
白老町陣屋町の国指定史跡「白老仙台藩陣屋跡」のサクラが花盛りを迎え、訪れた人たちの目を楽しませている。仙台藩白老元陣屋資料館の学芸員は「10日ごろまで楽しめるのでは」と話している。 白老仙台藩陣屋は幕末の北方警備拠点。約400本のエゾヤマザクラやヤエザクラは1969年ごろ、町の環境整備事業
安平町追分地区で生産する「アサヒメロン」の今季最初の出荷が6日、同地区の野菜集出荷場で行われた。初日は昨年の45ケースを大幅に上回る80ケース分を出荷。大きめに育ち、1ケース当たりも例年の4~8玉から4~6玉となった。順調な滑り出しに、関係者は消費拡大へ期待を寄せている。 この日、出荷した
新ひだか町地酒づくり協議会は、静内産米「彗星」を原料にした純米吟醸酒「静内彗星」を造り、町内で販売を始めた。地酒造りは今年で4年目の取り組みとなる。 同協議会は昨年、静内豊畑の農業法人豊穂(日蔭由昭代表)の水田で酒造好適米「彗星」を栽培し、約1・7トンを収穫。醸造は上川管内上川町の上川大雪
苫小牧九条の会の講演会が5日、苫小牧市文化交流センターで開かれ、会員や一般市民など73人が参加した。講師のたかさき・渡部法律事務所(札幌市)の高崎暢弁護士は、ロシアのウクライナ侵攻で強まる憲法改正を目指す動きに対し、冷静に憲法を守る活動を続ける大切さを訴えた。 高崎氏は与党を中心とする改憲
住宅用火災警報器の設置が全面的に義務化されて丸10年が過ぎ、苫小牧市消防本部は警報器の定期点検や適切な交換を呼び掛けている。 住宅用火災警報器は煙を感知し、音声や警報で火災の発生を知らせる機器。新築住宅は2006年6月、既存の住宅も11年6月に設置が義務化された。電池切れや経年劣化による故
JR北海道はこのほど、2021年度のグループ連結決算を発表した。営業収益は前年度比1・4%減の1103億3700万円、本業のもうけを示す営業損益は727億7500万円の赤字となった。赤字額は前年度から約78億円縮小したものの、前年度に次ぐ過去2番目の大きさ。発足以来最大の経営安定基金運用益を計上し
道は、新たなリサイクル産業の創出や循環型社会の形成を推進するため、産業廃棄物を材料にリサイクル製品の製造・技術の改良、販路拡大の課題解決の取り組みを支援する「リサイクル産業創出事業費補助金」の補助対象者を募集している。 対象事業は(1)リサイクル製品の市場投入に先立って行う実証実験(試作品
北海道労働局によると、2021年の道内の死亡労働災害は59件で、統計が残る1954年以降で2番目に少ない数字となった。過去最少は2020年の51件。 業種別に見ると、建設業が最多の20人で、陸運業と商業が各8人、接客・娯楽業3人―など。事故の型別では「墜落・転落」が15人、「は