招致活動に大きな区切り 札幌五輪 市長「将来の芽残したい」
- 2023年12月20日
2038年までの冬季五輪招致が事実上困難となった札幌市は19日、市内で招致関係者意見交換会を開き、現在の招致活動を停止することを正式に決定した。席上、秋元克広市長は「仮に38年大会の招致の可能性が再浮上したとしても15年先で、札幌の課題やまちづくりに対して大会がどのような効果を発揮するのか見通せな
2038年までの冬季五輪招致が事実上困難となった札幌市は19日、市内で招致関係者意見交換会を開き、現在の招致活動を停止することを正式に決定した。席上、秋元克広市長は「仮に38年大会の招致の可能性が再浮上したとしても15年先で、札幌の課題やまちづくりに対して大会がどのような効果を発揮するのか見通せな
北洋銀行は19日、取締役会を開き、安田光春取締役頭取(64)が代表権のない会長となり、津山博恒常務取締役(55)が代表取締役頭取に昇格する来年4月1日付の役員人事を決めた。石井純二顧問は3月31日付で退任する。 頭取在任6年の安田氏は、コロナ禍を経て景気が回復基調に転じたこと、低金利政策が
道は、11日にえりも町で回収されたハシブトガラス3羽の死骸について19日、遺伝子検査で高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)を確認したと発表した。今季野鳥で30例目。 現時点で道内で野鳥の大量死等の異状を認める報告はなく、道内の家きん飼養農場で異状を認める報告はない。
北海道観光振興機構(小金澤健司会長)は19日、2024年度本道観光に関する提案・要望書を鈴木直道知事に提出した。 道の新年度予算編成に反映させてもらうための要望。▽アドベンチャートラベル(AT)の推進▽観光人材の確保▽二次交通の維持・充実▽観光目的税の導入―などを柱に据えた。 道が
(21日) 苫小牧(職務代理者) 企業・関係省庁年末あいさつ(東京)。 千 歳 関係省庁訪問(東京)。 白 老 関係機関・企業年末あいさつ(東京)。 安 平 午後6時15分、職員組合定期大会。 厚 真 午前10時、交通安全防犯町民集会(総合福祉センター)。午後1時30
(19日) ◇年末あいさつ▽王子製紙取締役苫小牧工場長、渡部司氏▽同苫小牧工場工場長代理兼施設部長、大倉孝之氏▽同同事務部長、桑村文昭氏▽十勝毎日新聞社執行役員編集局長、高久佳也氏▽同編集局次長、杉原尚勝氏▽苫小牧広域森林組合代表理事組合長、小坂利政氏。
クリスマスを前に、苫小牧市の桜木町町内会(三澤伸吉会長)は17日、桜木・しらかば総合福祉会館で小学生と幼児計115人にカットケーキを贈った。 毎年この時期に会館ホールでクリスマス会を開催してきたがコロナ禍で見合わせ、昨年からプレゼントを贈っている。 今回は事前に希望者を募り、申し込
苫小牧市美術博物館で17日、古文書解読講座の中級編が行われた。全2回の初回で、市民17人が受講。古文書を読み解くポイントを解説し、十返舎一九作画「東海道中膝栗毛」の小田原宿の一節、五右衛門風呂編を実際に読んだ。 講師を務めた同館の歴史担当、佐藤麻莉学芸員は「古文書とは差出人と受取人が存在す
抑うつ症状を抱える思春期の子どもは、症状が悪化すると相談する意欲が低下し、助けを求められない可能性があると、東京都医学総合研究所などの研究グループが発表した。 思春期には約4人に1人が悲しい気持ちになる、何をしても楽しくないなどの抑うつ症状を持つとされるが、適切なケアを受けている子どもは少
心理的な困難を抱えている思春期の子どもは、「ミスマッチ陰性電位(MMN)」という脳波の反応が低下していることが分かったと、東京大大学院などの研究グループが発表した。 MMNは、音の変化を捉えた際に生じる脳波。発達に伴い振幅が増加するが、精神疾患のリスクがある人では変化が異なるとされる。
法制審議会(法相の諮問機関)の家族法制部会は19日、離婚後も父母双方に子の親権を認める「共同親権」の導入に向けた民法改正要綱案を公表した。離婚後は一方の「単独親権」を規定する現行法を見直し、父母が協議して共同親権か単独親権のどちらとするか選択可能にする。虐待やDV(家庭内暴力)の恐れがあるときは家
石油元売り最大手ENEOSホールディングス(HD)は19日、斉藤猛社長を同日付で解任したと発表した。同社によると、「懇親の場で斉藤氏が酔った状態で同席していた女性に抱き付く不適切行為があった」との内部通報が11月末にあり、調査の結果、「事実であると判断した」という。同社は昨年8月に杉森務会長(当時
自民党の最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)が政治資金パーティー収入の一部を議員側に還流させ裏金化していたとされる事件で、キックバックを受けた議員が東京地検特捜部の任意の事情聴取に、「政治資金収支報告書に記載する必要があると知っていた」という趣旨の供述をしていることが20日、関係者への取材で新たに
初の海外遠征を控える駒大苫小牧高校吹奏楽局は31日まで、インターネット上で資金を募るクラウドファンディング(CF)を実施している。2月に台湾・高雄市で開かれる音楽イベントに出演するための遠征費の一部に充てる。寄付金額は1000円からで、部員たちは「ぜひ協力を」と呼び掛ける。 同局は部員75
冬型の気圧配置に伴い、本道上空に強い寒気が流れ込んだ影響で、東胆振各地は18日、厳しい寒さに見舞われた。気象庁によると、東胆振の全6観測地点で、最高気温が0度を下回る真冬日となった。各地点の最低気温は、平年を0・8~3・8度下回った。 同日の最低気温はむかわ町穂別(氷点下15・3度
苫小牧市防犯協会(山端豊城会長)は18日、市文化会館で2023年度歳末地域安全運動市民集会を開いた。市や消防本部、苫小牧署など20機関・団体から約230人が集まり、年の瀬を前に防犯意識を高めた。 開会に先立ち、山端会長は「皆さんの活動が地域の安全・安心、すべての人が健やかに暮らす社会の実現
同居中の夫の胸を包丁で刺したとして苫小牧署は18日、苫小牧市北栄町4の無職西山由美子容疑者(64)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。「夫を刺したが、殺すつもりはなかった」と容疑を一部否認している。 逮捕容疑は同日午前0時15分ごろ、自宅で40代夫のみぞおち付近を刃渡り17センチの包丁で刺し
18日午後5時5分ごろ、むかわ町宮戸で、ワンボックスカーがコンビニエンスストア駐車場の支柱に衝突する事故があった。ワンボックスカーを運転していた同町穂別稲里の農業大久保文夫さん(75)が町内の病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。 苫小牧署などによると、大久保さんはコンビニに面した
コンビニエンスストアの駐車場に止めていた車を盗んだとして苫小牧署は18日、札幌市北区新琴似の会社員の男(26)を窃盗の疑いで逮捕した。「車を盗んだことに間違いない」と容疑を認めている。 逮捕容疑は11月20日午前7時25分ごろ、苫小牧市弥生町のコンビニ駐車場で、同市の会社員男性(25)の乗
胆振東部地震から5年の今年、被災地の現状を知ってもらう連載「胆振東部地震から5年 今を伝える」の取材に参加した。同地震が起きた9月6日には、山腹崩壊で19人が亡くなった厚真町吉野地区に設けられた献花台近くで遺族や町民に話を聞いた。 献花台の脇に報道関係者が大勢集まり、訪れた人を囲んで質問す