• 死者100人、安否不明211人
天候悪化、捜索厳しく―断水、停電解消せず・能登地震
    死者100人、安否不明211人 天候悪化、捜索厳しく―断水、停電解消せず・能登地震

       最大震度7を観測した能登半島地震で、石川県は6日、確認された死者が100人になったと明らかにした。安否不明者は211人。倒壊した家屋の下敷きになった住民が多数いるとみられ、犠牲者はさらに増える可能性がある。  県内では同日午前8時までに、輪島市で59人、珠洲市で23人など計98人の死亡が確認さ

    • 2024年1月6日
  • 伝統の輪島塗に打撃
被災の職人、おわん手に落胆―石川
    伝統の輪島塗に打撃 被災の職人、おわん手に落胆―石川

       最大震度6強の揺れに襲われた石川県輪島市では、伝統工芸品「輪島塗」の工房や販売店が多数被災するなど大きな打撃を受けている。製造工程は分業制となっているため、影響を受けた職人が一部にとどまっていても、商品は完成させられない。職人の高齢化も進む中で、ある職人は「再建は難しいのでは」と肩を落とす。

    • 2024年1月6日
  • 監視システムが誤進入検知か
管制官、見落としの可能性―羽田衝突事故・国交省
    監視システムが誤進入検知か 管制官、見落としの可能性―羽田衝突事故・国交省

       羽田空港(東京都大田区)で発生した日本航空と海上保安庁の航空機の衝突炎上事故で、国土交通省は5日、滑走路への誤進入をモニター上で管制官に注意喚起するシステムが、事故当時も正常に作動していたと明らかにした。管制指示と異なる海保機の進入も検知していたとみられ、運輸安全委員会などは詳細を調べる。  

    • 2024年1月6日
  • 津波、1分で沿岸到達か
東北大が分析―能登地震
    津波、1分で沿岸到達か 東北大が分析―能登地震

       最大震度7を記録した能登半島地震について東北大の研究グループが分析したところ、1日午後4時10分ごろの地震発生から1分ほどで石川県珠洲市や輪島市沿岸に津波が到達していた可能性があることが分かった。地震を起こした断層が沿岸部に近かったためで、七尾市でも2分ほどで達していたとみられる。  東北大災

    • 2024年1月6日
  • 被災地、高まる感染症リスク
水や暖房不足、派遣医師警鐘
    被災地、高まる感染症リスク 水や暖房不足、派遣医師警鐘

       最大震度7を観測した能登半島地震で、被災地の避難所に派遣された医師が、6日までに取材に応じた。断水の影響で衛生管理が難しいことなどから、新型コロナウイルスなどの感染症がまん延するリスクが高まっているとして、早急な対応の必要性を訴えた。  被災地支援に当たったのは、日本医科大教授の横堀将司医師。

    • 2024年1月6日
  • 日ハム清宮選手、鐘鳴らす 札幌証券取引所で大発会
    日ハム清宮選手、鐘鳴らす 札幌証券取引所で大発会

       札幌証券取引所(小池善明理事長)で4日、新年初の取引となる大発会を開いた。ゲストのプロ野球北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手が「札証の鐘」を打鐘。参加した関係者60人が新年の繁栄と飛躍を誓った。  小池理事長は、能戸半島地震や羽田空港の航空事故に触れ「早く平穏な日常に復帰していただく

    • 2024年1月5日
  • 道内企業トップ年頭あいさつ 仕事始め
    道内企業トップ年頭あいさつ 仕事始め

       仕事始めの4日、道内の企業トップはそれぞれ年頭あいさつを行い、新年への意気込みを語った。  北洋銀行の安田光春頭取は新たな少額投資非課税制度(NISA)について「産業構造の変革が起こる。道内経済の振興、発展にグループ総力を挙げサポートする」との姿勢を示した。4月に津山博恒常務取締役が新頭取に

    • 2024年1月5日
  • 知事「目線を世界に」 道庁仕事始め 本道飛躍へ取り組み 能登半島地震支援へ
    知事「目線を世界に」 道庁仕事始め 本道飛躍へ取り組み 能登半島地震支援へ

       道庁は4日が2024年の仕事始め。鈴木直道知事は記者会見室からパソコン配信で、全職員に対する年頭あいさつを行った。知事は▽北海道の今を全員で共有する▽地域への意識を徹底していく▽目線を世界に向けていく―の三つの視点を挙げ、道政運営に当たることを強調。「これまでの動きをさらに加速させ、道政が直面する

    • 2024年1月5日
  • 本社来訪
    本社来訪

       (4日)  ◇新年あいさつ▽北海道技能士会会長・福森工務店代表取締役オーナー、福森希志雄氏▽福森工務店代表取締役、福森秀希氏▽苫小牧信用金庫本店常勤理事本店長、久保田順司氏▽同本店副店長、尾形将臣氏▽同本店次長、今野佑亮氏▽苫小牧歯科医師会会長、阿部雅人氏▽同副会長、鈴木晶氏▽同副会長社会保

    • 2024年1月5日
  • 首長の予定
    首長の予定

       (6日) 苫小牧(職務代理者) 公式行事なし。 千 歳 午後6時、市公設地方卸売市場連絡協議会新年交礼会(ベルクラシックリアン)。 白 老 公式行事なし。 安 平 午前11時30分、緑丘自治会新年会(緑丘会館)。 厚 真 午前10時30分、厚真消防出初め式(総合福祉セ

    • 2024年1月5日
  • 縁起の良い「鷹」 氷上の使者
    縁起の良い「鷹」 氷上の使者

       明けましておめでとうございます。皆さまは初夢を見られましたか。初夢に見ると縁起が良いものとして「一富士、二鷹(たか)、三茄子(なすび)」ということわざがあります。正月ということで、この縁起の良い「鷹」について取り上げてみます。  皆さまは「タカ」と「ワシ」の違いをご存じでしょうか。実は生物の

    • 2024年1月5日
  • まとい振り力強く 消防署・消防団出初め式 むかわ
    まとい振り力強く 消防署・消防団出初め式 むかわ

       胆振東部3町の皮切りとなる胆振東部消防組合消防署鵡川支署・鵡川消防団の鵡川消防出初め式が4日、むかわ町内で行われた。職員・団員や消防車両が鵡川地区市街地のメイン通りを行進した後、四季の館たんぽぽホールに移動。鵡川消防纏(まとい)保存会が力強いまとい振りを披露し、胆振東部地震からの復興と災害のない一

    • 2024年1月5日
  • 備え
    備え

       足元から鳥が立つ、とは2024年を迎えた元日の出来事を象徴するようなことわざだ。北陸地方を襲った最大震度7の能登半島地震。苫小牧や周辺の地域が直接、被害に遭った災害ではないにしても、予期せぬことに緊張が走った。  被災地の北陸各地では行方不明者の懸命な捜索が続いている。一刻も早い救出を願うば

    • 2024年1月5日
  • 威勢のいい声響く 苫小牧市3市場で初競り
    威勢のいい声響く 苫小牧市3市場で初競り

       苫小牧市公設地方卸売市場の青果部(港町)と水産物部(汐見町)、花卉(かき)の苫花地方卸売市場(末広町)で5日、2024年の初競りが行われた。3市場内は威勢のいい競り人の声が響き、買い受け人たちは目当ての品を次々と競り落とした。  このうち、昨年1月に市が花卉仲卸・苫花(鈴木幹也社長)に移譲し

    • 2024年1月5日
  • 次世代産業誘致ガイド作成 半導体関連企業に送付 苫小牧市
    次世代産業誘致ガイド作成 半導体関連企業に送付 苫小牧市

       苫小牧市は、次世代半導体製造ラピダス(東京)の千歳市進出を受け、半導体関連企業に苫小牧の魅力や優位性をPRするパンフレット「次世代産業誘致ガイド」を作成した。東胆振への企業進出や従業員の定住につなげようと道外2000社に送り、環境の良さなどをアピールしている。  ガイドは事業費約110万円で

    • 2024年1月5日
  • 物流問題 フェリーが重要 苫港開発石森会長、関根社長来社
    物流問題 フェリーが重要 苫港開発石森会長、関根社長来社

       苫小牧港開発(苫小牧市入船町)の石森亮顧問会長、関根久修社長が4日、新年あいさつで苫小牧民報社を訪れた。物流業などで人手不足が懸念される「2024年問題」などを踏まえ、関根社長は「フェリーの位置付けは重要になる」と強調した。  安全、安心、快適な苫小牧西港フェリーターミナル整備や運営などを目

    • 2024年1月5日
  • 市民に開かれた議会を 市議会正副議長が新年あいさつ
    市民に開かれた議会を 市議会正副議長が新年あいさつ

       苫小牧市議会の藤田広美議長と岩田薫副議長は4日、新年あいさつで苫小牧民報社を訪れた。両氏は市議会で検討している今年の活動などを説明し、「市民に信頼され、開かれた議会を議員とともにつくっていく」と意気込んだ。  藤田議長は、市民の声を政策提案などに生かす狙いで、「文教経済委員会で委員と市民が意

    • 2024年1月5日
  • 輸出30%増、米向け自動車部品が好調 11月苫小牧港
    輸出30%増、米向け自動車部品が好調 11月苫小牧港

       函館税関苫小牧税関支署がまとめた苫小牧港の貿易概況によると、昨年11月の輸出入総額は前年同月比9・7%減の1309億3000万円だった。2022年11月は輸入が統計史上2番目の大きさで、その反動減となったことが影響し、前年実績を5カ月連続で下回った。  輸出は30・2%増の216億8100万

    • 2024年1月5日
  • 18日、人材採用セミナー 15日まで参加受け付け
    18日、人材採用セミナー 15日まで参加受け付け

       苫小牧商工会議所などが主催する人材採用セミナーが18日午後5時から、苫小牧市表町の苫小牧経済センタービル6階で開かれる。参加無料だが、事前の申し込みが必要で、15日まで定員80人を先着順で受け付けている。  主催は苫小牧商議所、豊通保険パートナーズ、リクルート、市が後援。  講師はリク

    • 2024年1月5日
  • 導入から1年 パートナーシップ制度 苫小牧市がパネル展
    導入から1年 パートナーシップ制度 苫小牧市がパネル展

       苫小牧市は多様な性の在り方が尊重される社会の実現を目指し、婚姻関係を結べない同性カップルの関係を公的に認めるパートナーシップ制度を紹介するパネル展を市役所で開催している。制度導入から1年たつのを記念し、市が設定した啓発強化期間「にじいろ週間」にちなんだ初の試みで、10日まで。  制度の概要や

    • 2024年1月5日