• 斎藤佑樹さんが球場建設 少年少女専用、長沼町で 未来の選手育む「はらっぱ」に 理想のボールパーク目指す
    斎藤佑樹さんが球場建設 少年少女専用、長沼町で 未来の選手育む「はらっぱ」に 理想のボールパーク目指す

       プロ野球日本ハムでプレーした斎藤佑樹さん(37)が、空知管内長沼町に少年少女専用の野球場建設に取り組んでいる。日本ハムの本拠地、エスコンフィールド北海道も見える球場から、未来のプロ野球選手が誕生することを願っている。▽栗山さんも感動5月5日のこどもの日。斎藤さんは昨年8月から建設に携わってきた球

    • 2025年6月17日
  • ムーミン人気は右肩上がり/小説80周年 企業もコラボ
    ムーミン人気は右肩上がり/小説80周年 企業もコラボ

       トーベ・ヤンソンとムーミンキャラクターたちのイラスト(ライツ・アンド・ブランズ提供) 白くて丸い見た目と親しみやすいキャラクターで愛される、フィンランド生まれの「ムーミン」は今年、小説出版80周年を迎えた。人気は衰えを知らず、埼玉県飯能市に2019年開園したテーマパークも盛況だ。日本でライセンスを管

    • 2025年6月14日
  • 女性の痩せ症状 「疾患」に/日本肥満学会 20代の4分の1が低体重
    女性の痩せ症状 「疾患」に/日本肥満学会 20代の4分の1が低体重

       低体重や低栄養が招く女性の健康障害について、日本肥満学会は4月、新たな疾患「女性の低体重・低栄養症候群(FUS)」として位置付ける方針を発表した。学会によると、国内の20代女性の2割が低体重で、先進国の中でも特に割合が高いという。学会は診断基準を定めた上で、早期発見や予防法の策定につなげたい考えだ

    • 2025年6月14日
  • 認知症でも家族が運用継続/日証協が新制度
    認知症でも家族が運用継続/日証協が新制度

       日本証券業協会が、認知症などで判断能力が低下した顧客の資産運用を継続できるようにしようと「家族サポート証券口座」の仕組みを新たに設けた。健康な間に信頼できる家族を指定しておくと、発症後も本人の事前希望に応じて代理人として証券取引を行える。日証協は将来に備えた選択肢の一つとして広めたい考えだ。 一

    • 2025年6月14日
  • 増える被爆体験の伝承者/「平和守る」思い込め/証言者減り市が養成広島/
    増える被爆体験の伝承者/「平和守る」思い込め/証言者減り市が養成広島/

       被爆者の故国重昌弘さんの体験を語る伝承者の峠朱美さん=2月4日、広島市中区の広島平和記念資料館 広島市は2012年度から、被爆者の体験や平和への思いを後世に語り継ぐ「被爆体験伝承者」を養成している。自らの体験を語る「被爆体験証言者」は、戦後80年の今年4月1日時点で29人まで減り、平均年齢も87・6

    • 2025年6月7日
  • 国勢調査員、成り手確保課題に インターネット利用を拡充 不在や回答拒否、高齢化で負担感大
    国勢調査員、成り手確保課題に インターネット利用を拡充 不在や回答拒否、高齢化で負担感大

       5年に1度実施される国勢調査で、調査員の成り手確保が課題となっている。調査員の高齢化に加え、プライバシー意識の高まりやオートロックマンションの増加などに伴い、回答拒否の事例が増え、調査員にとって負担感が増していることが背景にある。総務省は改善に向け、インターネットを活用した回答の普及などに取り組んで

    • 2025年6月6日
  • ガソリン定額補助開始 終了への「出口」は見通せず 消費者に恩恵も脱炭素に逆行
    ガソリン定額補助開始 終了への「出口」は見通せず 消費者に恩恵も脱炭素に逆行

       政府は物価高対策として、ガソリン価格の定額引き下げを5月22日に開始した。これまでは基準となる価格を設けて、超える分を補助していたが、制度を見直し、1㍑当たり10円の定額支援に移行。ガソリン価格引き下げは消費者に恩恵をもたらす一方、化石燃料の使用を下支えすることは、国が進める脱炭素政策にも逆行する

    • 2025年6月5日
  • 小中学生の学習端末/更新ピーク 再利用や資源化で工夫/廃棄で情報漏えい懸念も
    小中学生の学習端末/更新ピーク 再利用や資源化で工夫/廃棄で情報漏えい懸念も

       授業で学習用端末を解体する児童=2024年11月19日、大阪市内の小学校(同市教育委員会事務局提供) 全国の小中学生に配備された学習用端末が更新時期を迎えている。使用済みの端末について、各自治体では教職員の業務用として再利用しているほか、ごみ問題を学ぶ教材として活用するケースもある。一方、個人情報が

    • 2025年5月10日
  • 高騰のコメ 政府備蓄を放出/価格抑制、外れた見通し 難しいかじ取り農水省
    高騰のコメ 政府備蓄を放出/価格抑制、外れた見通し 難しいかじ取り農水省

       スーパーの店頭からコメが消えた2024年夏の「令和の米騒動」に端を発した歴史的な米価の高騰が続いている。新米の流通で極端な品薄が解消された後も、むしろ価格上昇は加速。農林水産省は値上がりの原因とみる流通の目詰まり解消のため政府備蓄米の放出に踏み切り、収束に向け難しいかじ取りを迫られている。 ▽1

    • 2025年5月10日
  • 与野党「公平な選挙」急ぐ/改正法成立でポスター規制
    与野党「公平な選挙」急ぐ/改正法成立でポスター規制

       選挙ポスターに品位を損なう内容の記載を禁止する改正公職選挙法が3月、成立した。昨夏の東京都知事選の掲示板に、選挙と無関係のポスターが貼られるなどの事案が生じ、与野党は対応に向けて足並みをそろえた。 選挙を巡っては、SNS上の偽・誤情報の拡散や、当選の意思のない候補者が他候補の応援で出馬する「2馬

    • 2025年5月10日
  • スーツケースが道案内/視覚障害者向け、AIで説明も/万博で実証実験・科学未来館など
    スーツケースが道案内/視覚障害者向け、AIで説明も/万博で実証実験・科学未来館など

       「AIスーツケース」は内蔵のコンピューターやセンサー、カメラを使って通行人や障害物を避ける=1月22日、東京都江東区 盲導犬の代わりに視覚障害者を誘導するロボット「AIスーツケース」の実証実験が、4月に開幕する大阪・関西万博の会場で行われる。最新モデルでは生成AI(人工知能)で使われる技術を活用し、

    • 2025年4月12日
  • 介護現場で広がるスポットワーク/深刻化する人手不足に対応
    介護現場で広がるスポットワーク/深刻化する人手不足に対応

       人手不足が深刻化する介護現場で、短時間の「スポットワーク」や有償ボランティアを活用し、人材を確保しようとする動きが広がっている。介護職の資格がなくてもできる業務を担ってもらうことで、現場の負担を軽減する狙いがある。厚生労働省は「介護現場との接点を持ってもらうことで、新たな人材の掘り起こしにもつなが

    • 2025年4月12日
  • 原発回帰で「最大限活用」/エネルギー基本計画 電力需要増、脱炭素化も推進
    原発回帰で「最大限活用」/エネルギー基本計画 電力需要増、脱炭素化も推進

       政府が2月に決定した新たな「エネルギー基本計画」は、急増する電力需要に対応するため、原発を「最大限活用」する方針を打ち出した。2011年の東日本大震災後、可能な限り原発への依存度を減らす方向に舵を切った政策の再転換だ。発電時に二酸化炭素(C O2 )を出さない原発を脱炭素電源と位置付け、40年度の

    • 2025年4月12日
  • 課題解決に9団体結束 3年目のPユナイテッド/パラスポーツ
    課題解決に9団体結束 3年目のPユナイテッド/パラスポーツ

       パラスポーツの競技団体はマイナーゆえに、認知度の低さや資金難など組織運営にさまざまな課題を抱える。そんな状況を打破しようと、2023年に九つの競技団体が集まって「P.UNITED(ユナイテッド)」(PU)を発足させた。活動は3年目に入り、9団体が結束して奮闘している。日本パラ射撃連盟の理事で、PU

    • 2025年4月3日
  • 若手の台頭、開幕戦から 女子国内ツアーに活気 竹田ら、米参戦で抜けても  ゴ ル フ
    若手の台頭、開幕戦から 女子国内ツアーに活気 竹田ら、米参戦で抜けても  ゴ ル フ

       女子ゴルフの今季国内ツアーは、例年にも増して混戦となりそうだ。2022年から2季連続メルセデス・ランキング1位の山下美夢有、昨季同1位の竹田麗央や双子姉妹の岩井明愛、千怜らが主戦場を米ツアーに移した。この状況は他の選手にとってはチャンスともいえ、日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長は「国内は本当に

    • 2025年4月3日
  • スキー大国で大きな一歩/パラスキー・距離 川除が銀メダル/  ノルディックスキー
    スキー大国で大きな一歩/パラスキー・距離 川除が銀メダル/  ノルディックスキー

       ノルウェーのトロンヘイムで開催されたノルディックスキーの世界選手権で、史上初めてパラスキーの距離が行われた。実施種目は1㌔スプリント・クラシカル。日本勢は立位男子の川除大輝(24)、新田佳浩(44)、同女子の阿部友里香(29)=以上日立ソリューションズ=が出場した。 ▽大観衆の前で 3月5日の

    • 2025年4月2日
  • 次世代につなぐ五輪切符/アイスホッケー日本女子 ミラノ・コルティナ大会へ/若手選手が躍動 伸び伸びプレー
    次世代につなぐ五輪切符/アイスホッケー日本女子 ミラノ・コルティナ大会へ/若手選手が躍動 伸び伸びプレー

       ミラノ・コルティナ五輪最終予選を3戦全勝の1位で終え、喜ぶ日本代表の選手ら。中央は小池詩織主将=2月9日、ネピアアイスアリーナミラノ・コルティナ五輪最終予選の中国戦でプレーする伊藤麻琴(手前右、19番)=2月9日、ネピアアイスアリーナ アイスホッケー女子の2026年ミラノ・コルティナ五輪最終予選が2

    • 2025年3月15日
  • アマチュア 16歳で世界を経験 米男子 松山茉生「壁を感じた」  ゴルフ
    アマチュア 16歳で世界を経験 米男子 松山茉生「壁を感じた」  ゴルフ

       ソニー・オープンの練習ラウンドでショットを放つ松山茉生=1月7日、米ハワイ州ホノルルのワイアラエCC(時事) 米男子ゴルフのソニー・オープンが今年1月にハワイ州ホノルルのワイアラエCCで開催され、アマチュアで16歳の松山茉生(福井工大福井高)が主催者推薦で出場した。「自分の持っている力をあまり出せな

    • 2025年2月18日
  • 被爆80年は「最後の節目」 被爆者と若い世代で運動を
    被爆80年は「最後の節目」 被爆者と若い世代で運動を

       ノーベル平和賞のメダルと賞状を受け取る日本被団協の代表委員ら=2024年12月10日、オスロ(時事) 2024年のノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)は、核兵器廃絶への思いを新たにして、被爆から80年の節目の年を迎えた。核兵器を取り巻く国際情勢は厳しいが、被爆者は「核と人

    • 2025年2月15日
  • 強制不妊補償法が施行/本人に1500万 中絶被害者も救済
    強制不妊補償法が施行/本人に1500万 中絶被害者も救済

       旧優生保護法(1948~96年)に基づく強制不妊手術の被害者らへの補償法が施行された。手術を受けた本人に1500万円、配偶者に500万円の補償金を支給する。いずれも亡くなっている場合は遺族が請求できる。人工妊娠中絶の被害者には、一時金200万円を支払う。国は被害者らの申請手続きを弁護士が無料でサポ

    • 2025年2月15日
  • 「ワイン文化圏」に日本酒を 販路拡大へ官民連携
    「ワイン文化圏」に日本酒を 販路拡大へ官民連携

       日本酒や焼酎など、こうじ菌を使った「伝統的酒造り」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された。技術を保護し次世代に伝える取り組みは今後一層重要になるが、人口減少に直面する国内で消費量を維持し続けることは難しい。酒造りができる環境を守るため、海外への販路拡大に挑戦する蔵元も目立つ。

    • 2025年2月12日