• 現代人は座り過ぎ 【10】 30分ごとに立ち上がる 血糖値や血圧改善
    現代人は座り過ぎ 【10】 30分ごとに立ち上がる 血糖値や血圧改善

       座り過ぎの悪影響を回避するために、何をしたらよいのでしょうか。近年、そのヒントとなる研究が、盛んに行われるようになってきました。 座りっ放しの状態から30分ごとに約2分間立ち上がり少し歩いて「ブレーク」する実験を行い、消費エネルギー量がどう違ってくるかを推定した研究があります。 この研究では、

    • 2025年5月1日
  •   ドリームワークス・アニメ「野生の島のロズ」  /近未来ロボット 奇跡の冒険
      ドリームワークス・アニメ「野生の島のロズ」  /近未来ロボット 奇跡の冒険

       「野生の島のロズ」「野生の島のロズ」 「シュレック」「ボス・ベイビー」など、ヒット作を連発するドリームワークス・アニメーション。「野生の島のロズ」=ディノスシネマズ苫小牧で公開予定=の主人公は、近未来のアシストロボット。過酷な自然界に迷い込んだ機械が動物たちと触れ合い、奇跡の冒険を繰り広げる。 

    • 2025年4月14日
  • 現代人は座り過ぎ 7 うつ病リスク上昇に関係 働く人のメンタル不調に対策を
    現代人は座り過ぎ 7 うつ病リスク上昇に関係 働く人のメンタル不調に対策を

       働く人のメンタルヘルスは、世界的な課題です。世界保健機関(WHO)は2022年、対策を呼び掛ける「メンタルヘルスアットワーク」を公表し、世界の労働者がうつ病や不安神経症により働けなくなった日数は年120億日、経済損失は約1兆㌦にも上ると指摘しました。 国内でも、仕事や職業生活に関して強い不安やス

    • 2025年4月10日
  • ペット防災 ⑩ 自立した心持って 住民としての気概も
    ペット防災 ⑩ 自立した心持って 住民としての気概も

       これまでペットの災害対策の心構えや具体的備えなどについて紹介してきましたが、最後に大切なことをお伝えします。 「ペット同行避難」という言葉は徐々に社会に浸透しています。災害対策は見直しが重ねられ、2024年の能登半島地震を受け、「防災基本計画」の修正が行われました。 この見直しの中では、市町村

    • 2025年3月12日
  • 日本酒やジンの  「クラフト」人気/果物、ハーブで香り付け
    日本酒やジンの  「クラフト」人気/果物、ハーブで香り付け

       エシカル・スピリッツの小野力CEO=東京都台東区木花之醸造所の「ハナグモリ」(左)と大吟醸の造りをベースにした「Daiginjo Method」エシカル・スピリッツの「LAST」(中央)などのジン=東京都台東区ALL WRIGHTの細井洋佑代表(左)と木花之醸造所の3代目、木村柚月醸造長=東京都台東

    • 2025年3月11日
  • 三つ子のあれこれ 3 ワンオペ育児に悲鳴 転機は夫の感謝の言葉
    三つ子のあれこれ 3 ワンオペ育児に悲鳴 転機は夫の感謝の言葉

       三つ子が1歳半を過ぎた頃、里帰り出産をしていた実家から自宅へ戻った。しかし、夫は単身赴任で週末しか自宅にいない。小さな命を1人で預かる責任が重くのしかかると同時に、身近に頼れる人がおらず孤独も感じた。 毎日、朝起きてからおむつ替え、離乳食、遊び相手、お昼寝、入浴などをこなしながら家事もやる。夜に

    • 2025年3月5日
  • お薦めSF/「タイタン・ノワール」 ニック・ハーカウェイ 著/信念貫く主人公
    お薦めSF/「タイタン・ノワール」 ニック・ハーカウェイ 著/信念貫く主人公

       ニック・ハーカウェイ「タイタン・ノワール」(酒井昭伸訳、ハヤカワ文庫、1958円)は、巨人の支配する近未来を舞台とした特殊設定ミステリー。投与すると、治癒と若返りと身体の再成長をもたらす薬「T7」。投与された者はその巨体からタイタンと呼ばれ、一般人から憧れと恐れの目を向けられていた。警察のコンサル

    • 2025年3月4日
  • 三つ子のあれこれ〈2〉 人生初の出産 体重約1㌔で入院
    三つ子のあれこれ〈2〉 人生初の出産 体重約1㌔で入院

       私の人生初の手術は帝王切開だった。切迫早産で入院中、「母子ともに危険なので、あす手術しましょう」と急きょ決まった。 手術室には産婦人科医2人、新生児集中治療室(NICU)担当の小児科医3人、助産師3人、麻酔科医、看護師たちがずらり。大勢でびっくりした。 数分間隔で3人が順に生まれた。妊娠28週

    • 2025年2月26日
  • ひき肉とたっぷり野菜のスープ/ひき肉とジャガ芋のスパイスグラタン
    ひき肉とたっぷり野菜のスープ/ひき肉とジャガ芋のスパイスグラタン

       主な材料(2人分)豚ひき肉160㌘ジャガ芋小2個バター20㌘牛乳300㏄ピザ用チーズ40㌘薄力粉クミンパウダーコンソメパセリ適宜作り方①ジャガ芋は皮をむいて一口大に切る。耐熱ボウルに入れ、ラップをして600㍗の電子レンジで5分加熱する。②フライパンにバターを熱し、①、ひき肉を

    • 2025年2月24日
  • 高齢でも  猫と暮らせる/NPO法人 猫と人を繫{{つな}}ぐツキネコ北海道/吉井美穂子代表/保護団体から預かる制度
    高齢でも  猫と暮らせる/NPO法人 猫と人を繫{{つな}}ぐツキネコ北海道/吉井美穂子代表/保護団体から預かる制度

       シェルターツキネコカフェでご縁を待つ猫たち 保健所や動物愛護団体に保護動物を迎えたいと希望しても、年齢を理由に譲渡を断られるケースが多い。また、最期まで責任が持てない、とペットの飼育を断念する高齢者もいる。こうした中、注目されるのが「永年預かり制度」だ。 「これは飼うのではなく、預かるというスタイ

    • 2025年2月22日
  • 三つ子のあれこれ〈1〉 妊娠も出産も大変 育児のベテラン扱いに 戸惑いも
    三つ子のあれこれ〈1〉 妊娠も出産も大変 育児のベテラン扱いに 戸惑いも

       おなかに3人もいて大変だった妊娠中。今でも3人仲良し 「双子ですね」。かかりつけの病院で産婦人科の先生にこう言われた。翌週行くと、2人の後ろにもう1人隠れていたことが分かった。帰り道、慌てて夫と実母に「三つ子だった!」と電話したことを覚えている。 3人もおなかにいたので、腹部は6カ月で臨月ほどの大

    • 2025年2月19日
  • 「ルポ国威発揚」/ ■( ■(部首の「シンニョウ」) に十) 田真佐憲著/プロパガンダの現場を歩く
    「ルポ国威発揚」/ ■( ■(部首の「シンニョウ」) に十) 田真佐憲著/プロパガンダの現場を歩く

       普通なら、本書が扱っているのは専門家が難解な用語を連ねかねないテーマだ。それをここまで易しく、身近なものに仕上げるとは、著者は並みの書き手ではない。 トランプタワーや尖閣神社など35章。楽しめるので、まずは読んでいただきたい。関心ある向きは、この異色の「観光ガイドブック」を手に旅に出ることもお勧

    • 2025年2月18日
  • ロマンチック 軽やかに /多彩な装飾にくぎ付け
    ロマンチック 軽やかに /多彩な装飾にくぎ付け

       細かい水玉模様の1970年代調のドレス 日常生活で役立つリアルな服が人気を集める一方で、夢みるようなロマンチックな装いが注目されています。 くぎ付けにされるのは、多彩な装飾。中でも多用されているのが、ラッフルとフリル。首回りや胸元、裾などを繊細なフリルで飾り、ノスタルジックでエレガントなムードを醸

    • 2025年2月15日
  • 出版不況    SNSに活路/下/若者に届く本の紹介動画/「コスパ」「タイパ」に応える
    出版不況    SNSに活路/下/若者に届く本の紹介動画/「コスパ」「タイパ」に応える

       三宅香帆さんのユーチューブチャンネル。読書術などの投稿が人気 活字離れが叫ばれるが、書籍の紹介動画をきっかけに読書に興味を持つ若者もいる。なるほど、本を読む楽しさを伝えるユーチューバーや若手書評家らの熱意や創意工夫には目を見張るものがある。 「小説紹介クリエイター」のけんごさんは、本の粗筋や魅力に

    • 2025年2月11日
  • ヤマザキマザック美術館/「布施知子 ORIGAMI―紙の鼓動―」展/折り紙のイメージ打ち破る
    ヤマザキマザック美術館/「布施知子 ORIGAMI―紙の鼓動―」展/折り紙のイメージ打ち破る

       折り紙作家として世界的に知られる布施知子さんの作品を紹介する展覧会「布施知子 ORIGAMI―紙の鼓動―」が、名古屋市のヤマザキマザック美術館で開かれている。3月23日まで。 布施さんは1951年、新潟県生まれ。1枚の紙を折ったパーツを組み合わせ、立体作品にする「ユニット折り紙」の第一人者だ。

    • 2025年2月11日
  • 「幻想の世界、舞台で」 海宝直人
    「幻想の世界、舞台で」 海宝直人

       「役者もスタッフも、いいものをお届けしたいという熱量がすごい」。俳優の海宝直人が3~4月に東京と大阪で上演するミュージカル「イリュージョニスト」で、幻影師アイゼンハイム役で主演する。 19世紀末のウィーンを舞台に天才幻影師(海宝)と公爵令嬢ソフィ(愛希れいか)の身分違いの愛が描かれる。2021年

    • 2025年2月11日
  • 「青春群像劇を見せたい」 中村勘九郎
    「青春群像劇を見せたい」 中村勘九郎

       東京・歌舞伎座「猿若祭二月大歌舞伎」(2月2~25日)の昼の部で、NHK大河ドラマでも話題の江戸時代の版元、蔦屋重三郎を描く新作歌舞伎「きらら浮世伝」が上演される。主演の中村勘九郎は「抑圧された芸術家たちが爆発していた青春群像劇をお見せできたらいいな」と話す。 父の故中村勘三郎が1988年に、当

    • 2025年2月11日
  • リアルな声すくい上げる/映画「大きな家」 斎藤工、竹林亮監督
    リアルな声すくい上げる/映画「大きな家」 斎藤工、竹林亮監督

       児童養護施設で暮らす子どもたちを追ったドキュメンタリー映画「大きな家」=順次公開中=。俳優の斎藤工が企画・プロデュースし、竹林亮監督と組んだ。7歳から、施設を巣立った19歳までの8人が主人公。竹林監督は「彼らのお守りになるような作品になってほしい」と語る。 4年前、斎藤は東京都内の施設をイベント

    • 2025年2月6日
  • 多様化するひな人形/自由に飾り、長く楽しんで
    多様化するひな人形/自由に飾り、長く楽しんで

       種類豊富なひな人形。昔ながらの金びょうぶ、花などが描かれた今どきのびょうぶ、木目調の物など=東京都台東区飾るときは、顔に触れないよう丁寧に=東京都台東区 女の子の健やかな成長と幸せを願って飾るひな人形。近年はサイズを選べるだけでなく、人形の顔、衣装の色合いなどが多様化し、自宅のインテリアにも合わせて

    • 2025年2月5日
  • 〝変身〟へのあこがれ、親子で共有/ヒーロー、ヒロイン満喫するイベント
    〝変身〟へのあこがれ、親子で共有/ヒーロー、ヒロイン満喫するイベント

       悪を倒すヒーロー、魔法を操るヒロイン―。いつの時代も子どもを魅了する〝変身〟。近年、当時を懐かしむ親が子どもと一緒に楽しめるイベントが開かれたり、変身シーンをより忠実に再現できる玩具が登場したりして、ファンを喜ばせている。 東京都内で昨年12月に開催された「NARIKIRI WORLD 2024

    • 2025年2月5日
  • 「降りていこう」/ジェスミン・ウォード著石川由美子訳/逃亡奴隷の少女の視点
    「降りていこう」/ジェスミン・ウォード著石川由美子訳/逃亡奴隷の少女の視点

       アメリカ合衆国は1776年に独立を果たしたが、南部には綿花や米やサトウキビなどの大農園があり、黒人奴隷を大勢使って収益を上げていた。 この小説は、そうした時代に数々の辛酸をなめる奴隷少女が主人公だ。愛する母と離ればなれになり、悪天候の中、遠い奴隷市場へ徒歩による移動を強いられ、行き着いた先の大農

    • 2025年2月4日
  • 「トイレと鉄道」/鼠入昌史著
    「トイレと鉄道」/鼠入昌史著

       都市近郊路線を除けば必ずある列車のトイレ。かつて垂れ流しだったことを覚えている人もいるだろう。個室が快適な空間になったのはごく最近のことだ。洗浄・処理の技術開発などの裏事情を含め、限られた空間に秘められた鉄道トイレ史を詳細にたどる。清掃現場の苦労には頭が下がる。心して使いたい。(交通新聞社新書・

    • 2025年2月4日
  • 出版不況    SNSに活路/上/読者と作家をつなぐ新ツール/「note」が広げる可能性
    出版不況    SNSに活路/上/読者と作家をつなぐ新ツール/「note」が広げる可能性

       「note」のパソコン画面。さまざまなジャンルの記事が投稿される SNSは新刊書の告知や宣伝のほか、作家と読者の交流の場としても活用され、出版界の中で存在感を高めている。とりわけ投稿プラットフォームの「note」は、コロナ禍を境に出版社や作家のアカウント登録数を伸ばし、読書ファンの間で大きな注目を集

    • 2025年2月4日
  • 「擬人化する人間        /  脱人間主義的文学プログラム」/藤井義允著/データ化されたモノとして
    「擬人化する人間        /  脱人間主義的文学プログラム」/藤井義允著/データ化されたモノとして

       衰退したはずの文芸評論が最近復活しつつある。倉本さおりや水上文など、文壇的な権威と距離を置く女性評論家の活躍が目に付くが、現代文学を材料に大きな主題を世に問う本書が出現したことに、ロートル文芸評論家の私はワクワクしてしまう。書名を見ただけで、著者の意気込みが伝わってくるが、「擬人化する人間」「脱人

    • 2025年2月4日
  • 「皮膚のデザイン」/廣川玉枝著/長く愛される理由は?
    「皮膚のデザイン」/廣川玉枝著/長く愛される理由は?

       デザインに関する書籍を手に取るとき、人はどのような期待を抱くだろうか。美しいデザインそのものを見たい気持ちと同じくらい、その背後に潜む物語や思想への興味も大きいはずだ。本書はそんな好奇心を満たすための一冊である。 著者、廣川玉枝はイッセイミヤケでニットデザイナーとしてキャリアを開始。2006年に

    • 2025年2月4日
  • 「工藤會事件」/村山治著
    「工藤會事件」/村山治著

       北九州市を根城に、市民殺傷や発砲を繰り返して治安を揺るがせた全国唯一の特定危険指定暴力団、工藤會。その首領らを逮捕した検察・警察の頂上作戦の舞台裏を関係者の証言に基づいて描く。指揮命令系統の解明という暴力団捜査の「壁」に苦闘する過程は「もう一つの工藤會事件」と言われる「餃子の王将事件」を考える上で

    • 2025年2月4日
  • 「5分後に大号泣のラスト」/エブリスタ 編
    「5分後に大号泣のラスト」/エブリスタ 編

       2010年にサービスを開始した国内最大級の小説投稿サイト「エブリスタ」。そこに集まった17万超の作品から厳選した、感動必至の短編10作を収録した。認知症になった妻や、遠距離恋愛の交際相手との別れ、父と娘の交換日記など、オーソドックスに思える設定も多いが、どの作品からも創作への熱量があふれている。

    • 2025年2月4日
  • 「私を忘れた父を愛す アルツハイマーの脳との七年」/サンディープ・ジョウハール 著 松井信彦 訳
    「私を忘れた父を愛す アルツハイマーの脳との七年」/サンディープ・ジョウハール 著 松井信彦 訳

       サンディープ・ジョウハール著「私を忘れた父を愛す アルツハイマーの脳との七年」(松井信彦訳、早川書房、3190円)は、インド系米国人の医師で作家の著者が、アルツハイマー型認知症の父と向き合った日々を振り返りながら、文献を基に認知症の歴史や最新の研究成果、社会的な支援態勢などをひもといた一冊だ。 

    • 2025年2月4日
  • 体をいたわる/薬膳/サムゲタン風塩こうじ鶏がゆ/大根のユズ釜なます
    体をいたわる/薬膳/サムゲタン風塩こうじ鶏がゆ/大根のユズ釜なます

       胃腸が疲れている時などには、体をいたわる薬膳料理はいかが。薬膳・発酵料理家の山田奈美さんに、温かいかゆなど2品を教えてもらった。【作り方】①鶏肉は塩こうじ大さじ1½をまぶして一晩(時間がなければ30分)置く。鍋に水800~1000㏄とコンブを入れ、30分ほど置く。②ショウガは千切り、白菜の軸

    • 2025年2月3日