共働き時代のゆとり家事◎4 収入額や家事割合も考慮 家計分担の方法
- 2025年4月9日
共働き夫婦にとり、家計の分担方法は大きく分けて四つあります。 一つ目が「費目別で分担する」で、夫が家賃と光熱費、妻が食費を負担するなど項目ごとにどちらが支払うかを決めておくやり方です。 二つ目は「生活費を一定額出し合う」パターンで、あらかじめ決めた額を出し合い、それ以外の収入は互いに自由にする
共働き夫婦にとり、家計の分担方法は大きく分けて四つあります。 一つ目が「費目別で分担する」で、夫が家賃と光熱費、妻が食費を負担するなど項目ごとにどちらが支払うかを決めておくやり方です。 二つ目は「生活費を一定額出し合う」パターンで、あらかじめ決めた額を出し合い、それ以外の収入は互いに自由にする
「仕事と家庭生活のバランス」というように、私たちは何かと職場と家庭を対立的に考えがちですが、共通することもあります。職場の仕事と同じで、家庭の仕事(家事や育児)でも分担が必要ですし、効率化も必要です。機器(仕事場だと電子端末、家庭だと家電など)の導入で楽になることがある点も同じです。 もちろん仕
国際労働統計家会議という、一般には知られていませんが、統計分野では注目を集めている会議があり、数年に一度開催されています。 2013年開催の会議では、ある重要な決議文が採択されました。「家事も仕事(あるいは労働)の一部だと見なすべきだ」という主張が盛り込まれました。 家事は、専門的には「無報酬
国としての損失は計6兆円 腰痛や肩凝りに悩まされている方は多いでしょう。国民病とも言われていますが、実は、座り過ぎによる健康被害の代表例でもあります。 厚生労働省が行った2022年の国民生活基礎調査によると、病気やけがの自覚症状は男女共に腰痛が1位、肩凝りが2位。この二つが長年上位を占めています。
「座り過ぎ」は世界中で問題になっていますが、中でも日本は座る時間が長いことをご存じでしょうか。20カ国の成人を対象に平日に座って過ごしている時間を比較した研究により、日本人は1日計7時間で、世界最長の国の一つだとのセンセーショナルなデータが2011年に示されました。 日本人の座り過ぎを示すデータ
職場と家庭ともに座る時間が長い みなさんは朝起きてから夜寝るまで、自分がどれくらいの時間座って過ごしているか考えたことがありますか。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、座っている時間が1日計8時間以上に達する人は、成人男性の38%、女性33%。多くの人が座り過ぎていることが分かっています。