ブログの勧め 記者コラム「風」
- 2022年2月9日
札幌に住む母親のブログを読むのが、最近のひそかな楽しみだ。 文章を書くことが好きだった母に、2年ほど前に開設を勧めた。当初は仕事の合間に細々と書いていたが、昨年末に定年退職を迎えてからは増えた時間で順調に更新中。文字に色を付けたり他のホームページを参照できるようにしたりなど、さまざまな機能
札幌に住む母親のブログを読むのが、最近のひそかな楽しみだ。 文章を書くことが好きだった母に、2年ほど前に開設を勧めた。当初は仕事の合間に細々と書いていたが、昨年末に定年退職を迎えてからは増えた時間で順調に更新中。文字に色を付けたり他のホームページを参照できるようにしたりなど、さまざまな機能
苫小牧市内小中学校の学校給食では、今月から副菜や地場産の魚が出るようになった。おかずの品数不足の解消にもつながり「おなかいっぱい」と満足げな表情を見せる子どももいてほほ笑ましい。 市内に2カ所ある給食共同調理場へ取材に行くと、職員が何台もの巨大な釜をかき回したり、手作業で洗ったりと力仕事を
記者コラム 今年最後の出張先は高校バスケットボールの全国大会が開かれている東京だった。23日から4日間の滞在中、クリスマスから年末ムードへと移り変わる都心の雰囲気は「例年通り」の活況だった。 新型コロナウイルスの感染を恐れた記者は、混雑を極める通勤ラッシュを避け、ホテルから会場まで
記者コラム 「投票行って外食するんだ」―。人気アイドルグループのモーニング娘。が歌う「ザ☆ピ~ス!」に、選挙の時に家族でする定番を子どもの目線でつづった一節が出てくる。作詞作曲したつんく♂さんがNHKの番組でインタビューに応じ、その理由を語っていた。 「難しい話というより、日本国民
アイスホッケーのレッドイーグルス北海道が、現在開催中の国内リーグで6連勝と首位を独走している。 今年4月に実業団王子がクラブ化。地域密着型の活動を通じた競技人気復活、人口増加を目指すという。オフィシャルパートナー、いわゆるスポンサーの本紙も考えは同じ。チームの勇姿を読者に届けることで、氷都
8月の全国高校選抜アイスホッケー大会で起きた新型コロナウイルスの集団感染に、小生らスポーツ部記者が巻き込まれた。期間中に取材で会場を出入りしていたことから、濃厚接触者に認定され自宅待機となった。 それぞれPCR検査は陰性で一安心したが、連日大会関連の感染者増加を見聞きするたび不安が募る。取
「雲をとおる波」―。そんなタイトルの本作りのきっかけに少し携わった。著者は衣斐大輔さん。記者と同じ小学校だった彼は長年、脊髄小脳変性症という難病を患いながら、趣味の音楽活動を続けていたが、昨年7月に亡くなった。その彼が書き残した小説を読んだ母親から今年1月、「本にしたい」との相談を受け、制作できる
苫小牧市ときわ町の陶芸教室「楽遊窯」で先日、ビールジョッキ作りを体験した。ろくろの回転の速さは、足元のペダルの踏み込みで調整する。自動車の運転のようだ。 こぶし大の丸い粘土を高く伸ばすのが難しく、手でこするほど飲み口の穴は小さくなっていくばかり。先生の手助けでコップの形にはなったが、手本と