《15》 努力賞 「仲間と共に邁進する」 青翔中学校2年 横山 行雲さん
- 2022年2月3日
小学生のある日、中学校のバスケットボールの試合を見に行ったことがあった。会場には多くの方々が集まり、大きな声援が響き渡っていたことを覚えている。すでにバスケットボールの少年団に所属しており、中学校の部活動でもバスケットボール部に入部しようと固く心に決めていた。 入学し練習に参加し始めたとき
小学生のある日、中学校のバスケットボールの試合を見に行ったことがあった。会場には多くの方々が集まり、大きな声援が響き渡っていたことを覚えている。すでにバスケットボールの少年団に所属しており、中学校の部活動でもバスケットボール部に入部しようと固く心に決めていた。 入学し練習に参加し始めたとき
幼い頃の私が、1番好きだったこと。それは自然の中でのびのびと遊ぶことでした。 私の通っていた幼稚園は、森に囲まれていました。その頃のことを思い出すと、今でも心が弾んでくるのを感じます。 トカゲを見つけた時の高揚感、木に登って初めて苫小牧の景色を見た時の感動。絶えることのない数々の発
『SDGs』(持続可能な目標開発)。これは2015年に国連で開かれたサミットの中で決められ、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際社会共通の目標です。17の目標・169のターゲット(具体目標)で構成されています。 日本人のSDGs認知度調査によると、50%以上の人が聞いたことが
『人権』、突然ですが、この言葉のイメージはどんなものでしょうか。複雑で難しく感じる人も少なくはないと思います。ただ、本来人権とは生まれながらにして持つ、人間が人間らしく生きる、身近にある権利です。ですがその一方、人権問題も身近にあることを忘れないでほしいです。今回、私は人権問題のうち『差別』につい
ラジオを聴いたことはありますか。聴いたことがある人の中でラジオチューナーを使っていたことがある人はどのくらいになるのでしょうか。私は一度しかラジオチューナーを使ったことがありません。 そんな私がラジオに興味を持ったのは、小さい頃に車の中で流れてくる天気情報のラジオを聴いたときです。そのとき
リングプルに指をかけ、僕は恐る恐る缶を開けた。表書きには100グラムあたりのエネルギーが、247キロカロリーと書いてある。ざっとおにぎり2個分か…。なかなかの栄養成分だ。心の準備が整う前に、缶の裏側にくっついたイナゴの足が僕に先制キックを浴びせてきた。僕は爪ようじでイナゴを刺して、つ
あなたは、「ありがとう」という言葉を使いますか。意識せずとも毎日使っている人もいれば、そこまで使わずに生活している人もいるでしょう。 一般的に、「ありがとう」という言葉は、人に感謝の気持ちを伝えたいときに使われますが、私は「ありがとう」という言葉には不思議な力があるのではないかと思うのです
今でもはっきりと覚えています。5年ほど前、小学校3年生の夏休みのことでした。僕は友達3人と一緒にプールに行きました。その時の出来事です。 プールで遊び疲れた僕は、1人でサウナ室で休むことにしました。すると、僕の正面に座っていたおじさんが、「今、何年生?学校は楽しいかい?」と話しかけてくれて
最近話題になっている「SDGs」。皆さんも耳にしたことがあると思います。私は、このことについて詳しく知りたいと思い、苫小牧市や企業での取り組みについて調べることにしました。 まず、SDGsとは「持続可能な開発目標」のことで、より良い世界を目指すための17の目標のことです。 苫小牧市
新型コロナウイルス感染症が拡大し始めて、2年。私たちの生活は大きく変わりました。中学生の私たちにとっては「できない」ことが多くなったということが実感としてあります。 中学校の入学式では、保護者・先輩方の参加はなし。体育祭は中止。ウイルスとの戦いに何の見通しもない中、いろいろな「できない」こ
私の両親は、テレビで病院や介護の話題が出るたびにこんな会話をしています。 「最近、体が衰えてきた感じがあるのよ。痛そうだしつらそうだし、病気になったら手術とかしないでそのまま死にたいわ」 「確かになあ。お金もかかるし…」 私と姉には「もしも私たちが病気になったり認
「今日は人数が少なくて演奏できないからこの曲はやめて別のにしよう」 この言葉は私が小学6年生の時に発言した言葉です。この言葉はとても悲しいことなんだ、そう気付くまでに1年もかかってしまいました。みなさんは伝統とは何だと思いますか。 私は小学3年生の時から、勇払千人太鼓の活動を行っ
皆さんはインターネットを見ない日がありますか。スマホやタブレットが普及し、今の世の中は「インターネット」であふれています。私は13歳ながらに時代の進歩と快適さを強く感じます。そんなインターネットと共に生きる私たちにとって大切なことは何だと思いますか? 去年、私は新型コロナウイルスによる自粛
2020年3月。誰にも会わないように家の近くの林を散歩していたら、白樺の枝に1羽の大きな茶色い鳥がとまっていた。ノスリというそうだ。ノスリは、キンと冷えた空気の中で、ただただ日差しを全身に受けてじっとしている。世界中がひっくり返って、誰もが得体のしれない感染症におびえて、手に入らないマスクを求めて