≪50≫ 山手北光町内会 子ども見守りに力
- 2021年9月29日
閑静な住宅街をエリアとする山手北光町内会。松島茂夫会長が「住民同士が交流できる場をたくさん設けるようにしている」と話すように、夏祭りやクリスマス会など、多種多様な行事を開催している。 昨年12月、町内会区域で幼い子どもの命が失われる痛ましい事件が起きた。再発を防ぐべく、子どもを見守る環境づ
閑静な住宅街をエリアとする山手北光町内会。松島茂夫会長が「住民同士が交流できる場をたくさん設けるようにしている」と話すように、夏祭りやクリスマス会など、多種多様な行事を開催している。 昨年12月、町内会区域で幼い子どもの命が失われる痛ましい事件が起きた。再発を防ぐべく、子どもを見守る環境づ
少子高齢化と社会情勢の変化に伴い、世帯数や町内会への加入率は減少しているものの「家族全員が楽しめるイベントを企画している」と板野勝会長は語る。8月の納涼盆踊り大会は毎年2日間、延べ400人以上が参加するビッグイベント。ほかにも9月に運動会、10月はハイキングと、身体を動かせる行事が目白押しだが、新
樽前地区は開拓が始まってから2022年で130年、樽前小学校は開校100年を迎える。1992年には樽前開基100年記念誌「風雪百年」を発刊した。浜部敏明会長は「50年前は160戸ほどあった世帯も現在では80世帯を切ってしまった」と話し、少子高齢化と空き家の増加が年々目立つ。 そんな中、樽前
苫小牧市中心部に位置し、市役所や警察署、裁判所などが徒歩圏内のため「とても住みやすい地域」なのが自慢。市民会館や市文化会館に近い旭町総合福祉会館は、吹奏楽コンクールの本番を直前に控えた中・高校生に練習場所として提供することも多い。 9月に厚真町でジャガイモ収穫と調理をして交流を深める「イモ
「住民同士のつながり、融和に重きを置いて活動している」と語る松尾角雄会長は、町内会長に就任して2年目。2020年4月の就任時には、すでに新型コロナウイルスが猛威を振るっていた。 「会長になってからまだ活動はままならない」と、スタートから思うように動けていない歯がゆさをにじませるが、「10月
石見保夫会長が「新型コロナウイルス禍でも、さまざまな行事を開催している」と語るように、毎月のように活動があるしらかば西町内会。毎年10月にはしらかば総合福祉会館で文化祭を開催する。会員や福祉施設から募った習字や生け花、写真などを100点以上展示。その場でうどん、そばが提供され、地域住民の憩いの場に
モットーは「絆を深め、ぬくもりある町内に」。 世帯数、若年層ともに少ない町内会ではあるが、観楓会や文化祭などの催しで地域住民の結束力を高め、交流を深めている。 ここ数年は町内の子どもの数も減り、クリスマス会や餅つき大会など、子ども向けイベントは中止となった。夏に行う盆踊りは、高齢化
沼ノ端地区の人口増加に伴い、沼ノ端町内会から中央、南、北栄の三つに分かれて設立された。 「地域の歴史と伝統を守り育てる町内会」として、20年に1度、沼ノ端の沿革史の発刊を続けている。記念事業実行委員長として故・星野邦夫氏が指揮を執り、19年には「沿革史120年の歩み」を完成させた。長らく町
2日から啓北橋の長寿命化対策工事が始まり、啓北町は変化の時を迎えている。 4月に就任した坂東好美会長は「町民の安心安全が第一」と語り、防災・防犯活動に力を注ぐ。啓北町総合福祉会館に防犯カメラを1台設置し、犯罪抑止に役立てている。 新型コロナウイルス禍で町内会活動が軒並み中止になった
▽1973年4月設立 ▽加入世帯数1033世帯(6月末現在) 加入率約80% ▽松尾省勝会長 全国的な町内会役員の高齢化や担い手不足が深刻化する中、少しでも歯止めをかけようと、2015年5月にフィールドサポーター制度を発足させた。同制度は、誰もが安心して暮らせる
町内会活動の目玉・夏祭りは例年2日間開催し、約2000人が参加する大イベントだ。 運動会も500人もの参加者が集うにぎわいぶり。2016年から種目に「餅まき」を取り入れたことで、子どもたちだけでなく高齢者の参加もぐっと増えたという。 餅まきに訪れた岩倉博文市長も「アイデアだね」と絶
高砂町2丁目のみで構成される小規模町内会。会館は設けず、町内の正光寺を主な活動場所としている。 住民は65歳以上が8割を占め、春と秋の年2回、役員が手作りの軽食を手に1軒ずつ訪問し、体調や日常生活の困りごとを確認して回る。小規模ならではの密接なつながりで、近隣住民の体調不良を心配する声など
蝦夷地の防衛と開拓のため1800年、八王子千人同心が苫小牧市勇払地区へ移住し、地域発展の礎を築いた。同地区にある市指定史跡の蝦夷地開拓移住隊士の墓では毎年8月、開拓先駆者たちの慰霊祭が行われるなど、歴史の深い地域。 八王子千人同心の精神や伝統文化を守ろう―と、自治会や勇払伝統芸能保存会の協
加入者の4割を後期高齢者が占めており、高齢者向けのイベントが活発に行われている。 月に1度開催される茶話会をはじめ、新型コロナウイルス感染拡大前まで毎週金曜日に行われていたフロアカーリングなど、室内活動が中心となっている。 中でも「毎月開くふれあいサロンが会員から好評」と小関護会長
10代目会長の吉村誠さん(81)によると、1948年4月に現在の弥生町で誕生した西弥生地区町内会が前身。60年代ごろに白金町や矢代町の一部など周辺7地区を統合し、現在の名に改称した。今年で73年目を迎える最古級の町内会だ。 同町内会の高齢化率は約40%と高く、取り組みも一人暮らしの高齢者へ
新興住宅地の美原町では、家族連れが楽しめるイベントを数多く企画している。毎年数百人規模で行う夏祭りをはじめ、日帰りでの親睦バス旅行を新年・春・秋の年3回実施している。 中でも「子どもたちが喜んでくれる」と亀谷博会長が語るのは11月の餅つき会。きねと臼を購入し、8臼分もの餅をつく。子どもたち
8月初旬に末広町総合福祉会館前で行われる子ども盆踊りでは例年、町内の小学3年~中学生がやぐらの上で太鼓を披露するのが恒例。先輩から引き継がれてきた技術を子どもたちが教え合い、1週間ほどかけて準備に力を入れる。当日は練習成果を見ようと両親や親戚らでにぎわう一大イベントとなっている。 町内には
町内会発足30周年を迎えた昨年、明野元町にあった集会所を建て替えて町内会館を新設した。会員の協力により5年間続けたアルミ缶回収・分別などで資金を捻出し、地域の企業からも支援を受けた。会館には催事などに利用できるウッドデッキを整備。図書コーナーも設置し、地域住民が気軽に集える場所を目指す。
1971年5月発足の糸井北町第1町内会が前身。当時市内に進出したアルミニウム総合メーカー日本軽金属の社宅が現在の日新町地区に建てられ89年、人口増などを背景に同町内会が発展的解消を遂げ、日新草笛町内会が誕生した。 同町で暮らした歌人で元苫小牧短歌協会の会長、故宮口良朔が作詞した町内会歌「く
モットーは「助け合い、心の通い合う、安全・安心で活気のある町内会」。七夕祭りや運動会など一年を通じ、さまざまなイベントを開催して地域住民を楽しませている。 秋口に行う「町内会運動会」は住民約300人が参加するほど人気だ。徒競走や玉入れはもちろん、「大収穫祭」というユニークなプログラムにも注
活動拠点の一区総合福祉会館(表町5)に花壇を整備し、地域の老人クラブ「明朗クラブ」が定期的に手入れを行う。毎年スズランやシバザクラが咲き誇り、敷地内のヤマザクラの木を囲む花見会も開催するなど、会員の憩いの場となっている。 昨年は新型コロナウイルスの影響で行事の多くを中止したが、クリスマスに
1人暮らしの高齢者から「雪かきができず、近隣に迷惑を掛けてしまっている」と相談を受けたのをきっかけに2007年、町内会員で「除雪隊」を結成。10センチ以上の降雪や吹きだまりを目安とし、支援を求める住民宅周辺の除雪に取り組む。毎年11月に回覧板で除雪隊員と支援希望者を募る。昨年度は16人と1法人が隊
苫小牧川(旧有珠川)西側の鉄南地区にあった旧糸井第一町内会が前身。 発足当初から婦人部が中心となって活動の輪を広げ、七つの部会を運営している。海岸に近い地域であることから、2011年の東日本大震災を教訓に、光洋中と苫小牧中央高の協力の下、津波避難訓練を実施している。 避難訓練後は、
町内会役員の高齢化や後継者不足が顕著な中、30~70代の老若男女でバランス良く構成され、町内会活動も活発に行われている。新築住宅の建設が進み、若い世代の流入も増加。地域で子どもを見守ることも重要課題の一つとなっている。 毎年行う親子研修会は、箱根牧場(千歳市)でのソーセージ作り体験など、楽
町内の一大イベントである親子盆踊りは8月18、19の両日、苫小牧漁業協同組合の魚藍観音・海難横死者慰霊大祭(同20日)に合わせて開催し、近隣の町内会などからも多くの参加者が訪れる。運営は同漁協と一緒に行うため、組合員とのつながりを深められる機会でもある。 町内が津波浸水予想区域になっている
東西に長い苫小牧市のほぼ中心に位置する。保育施設や学校、駅、病院、商業施設も立地。公園には野球場も整備され、利便性は高い。創立50周年の節目を迎え、次年度からは業務の効率化、オンライン通信の利用など、デジタル化の推進を図り「先を見据えた町内会運営」に取り組む。 活動拠点となる地域の会館にネ
1971年5月に130戸で発足した糸井北町第1町内会が前身で、50周年を迎える。69年ごろから、西部工業地帯の企業立地に合わせ、糸井地区の住宅用地造成が進められ、商店街などの町並みが形成された。前身の町内会は、75年から80年にかけての糸井鉄北第1区画整理事業を経て、桜木、しらかば、日新、豊川の4
樽前山を望む自然豊かな町。モットーは「住民全員がファミリー」で、2003年に開館したのぞみコミュニティセンターを中心に、地域における体育、文化の拠点として学生や住民らがイベントなどを通じ「絆」を築き上げている。 地域や親子の触れ合いを深めようと毎年10月に行う「子ども餅つき大会」。つきたて
父と子で参加するみそ作り体験や、妊娠中の母親を対象にした育児講習会、子育て世代の食事会など、地域住民の孤立を防ごうと幅広い世代に向けた行事を積極的に展開している。 活動を通して、次世代の役員獲得に向けたつながりを創出するのも大きな目的だ。 取り組みが奏功し、役員の年代は10代の現役
苫小牧市木場町、緑町1丁目、2丁目、春日町の一部と対象地域が広い。隅々まで目が行き届くよう、各ブロックからそれぞれ4人の副会長を選出し、地域活動につなげている。福祉、青少年の健全育成、交通安全―の三つを主な目標に掲げ、活動を進める。 地域にある小、中学校は各1校。子どもたちの仲の良い姿をよ