苫小牧でシェイクアウト訓練、地震想定し自助行動
- 2019年9月6日
大地震が発生した際に自らの身を守る動作を確認する一斉訓練「北海道シェイクアウト」が6日、苫小牧市内でも行われた。幼稚園や保育園、福祉施設、市役所など44機関・団体から約1万人が参加。市民が防災意識を新たにした。 ▽姿勢を低くする▽頭を守る▽揺れが収まるまで動かない―という三つの安全行動を、
大地震が発生した際に自らの身を守る動作を確認する一斉訓練「北海道シェイクアウト」が6日、苫小牧市内でも行われた。幼稚園や保育園、福祉施設、市役所など44機関・団体から約1万人が参加。市民が防災意識を新たにした。 ▽姿勢を低くする▽頭を守る▽揺れが収まるまで動かない―という三つの安全行動を、
苫小牧市立中央図書館は26日まで、館内3カ所で防災グッズなどの展示「身近な防災を考えてみよう」を行っている。胆振東部地震から1年を機に、防災意識を高めてもらおうと企画した。 1階の貸し出しカウンター前では館内で備蓄している保存水、カンパン、アルファ米などをガラスケースに陳列。図書検索機の横
5日夕方、厚真町と白老町でヒグマの目撃が相次いだ。 午後6時ごろ、厚真町豊川の道道豊川遠浅停車場線で安平町方面へ車を走らせていた女性が、前方の道路を横切る体長約1・5メートルのヒグマと遭遇した。 午後6時5分ごろには、白老町竹浦の町道で車を運転していた女性が道路脇にいる体長約1・5
昨年9月6日の胆振東部地震で最大震度7を観測した厚真町では、町民37人が命を落とした。町民吹奏楽団で長年指揮者を務めた町高丘の松下一彦さん=当時(63)=もちょうど1年前のこの日、土砂崩れに巻き込まれ、犠牲になった。大黒柱を失ったメンバーたちの悲しみは今も癒えないが、同楽団は心を込めてタクトを振り
9月の空の日にちなんだ催し「スカイ&オータム ドリームフェスタ2019in新千歳空港」が7、8両日、新千歳空港で開催される。昨年は胆振東部地震の影響で中止され、2年ぶりの実施。空港関係機関や航空会社などが多彩なイベントを企画する。 国土交通省は毎年9月20日を空の日と定め、航空への理解や関
北海道大学やむかわ町穂別博物館などの研究グループは、むかわ町穂別地区で発見された草食恐竜のハドロサウルス科の全身骨格化石むかわ竜(通称)が新属新種に認定されたと発表した。学名は日本の竜の神を意味する「カムイサウルス・ジャポニクス」。6日に論文が英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」(電子版)に
最大震度7を観測し、災害関連死を含め44人が亡くなり、51人が重傷を負った胆振東部地震の発生から6日で1年を迎えた。最も大きな被害を受けた厚真町では、地震発生と同じ時刻に役場前で町職員や商工会関係者など地元有志が黙とう。町内吉野地区に設置された献花台にも親族や町民らが集まり、亡くなった人たちに祈り
道が5日に発表したまとめによると、甚大な被害を受けた厚真、安平、むかわの3町では今も201世帯427人(8月末時点)が仮設住宅での生活を余儀なくされている。生活再建には恒久的な住宅の確保が不可欠で、震災から2度目の冬を前に被災者の不安は募る。 地震による住宅被害は道内で全壊が479棟(うち
むかわ町の宮戸小学校(村上圭介校長)で6日、全校児童18人を対象とした防災教室が開かれた。胆振東部地震1年を契機に防災意識を高めようと、総合的な学習の時間を活用。防災教室は町危機対策グループの大塚治樹参事(51)を講師に招き、講話を通じて命を守る行動などを学んだ。 大塚さんは講話の中で、町
苫小牧市錦岡長生大学(本間雅勝代表)は3日、ときわ町総合福祉会館で第26回大学祭を開催した。学生や卒業生72人が参加し、ステージ発表を楽しんだ。 同大学は高齢者が生きがいを持ち、心豊かな生活を送ることを目的に開設されている市内5校の市長生大学の一つ。学生同士の親睦を深めようと、唯一、単独の
年金者組合苫小牧支部(斉藤秀夫支部長)は5日まで、苫小牧市文化交流センターで第9回手づくり作品展を開いた。同支部のサークル会員による切り絵、川柳、陶芸などの力作約270点を展示した。 日ごろの活動で制作した作品を発表する場で、毎年この時期に開催している。 作品は、平和をテーマにした
苫小牧市のシルバー社交ダンス同好会(中嶋文義会長)はこのほど、市内表町のプラザホールで創立29周年記念ダンスパーティーを開いた。市内や近郊の会員約180人とプロダンサー7人が参加し、心地よい汗を流した。 参加者は華やかな衣装を身に着けて続々と来場。1曲ごとに踊るパートナーを変えていくミキシン
苫小牧錦岡小学校で3日、2020年3月末で閉校し、4月に同校に統合される苫小牧明徳小学校との交流会が開かれた。両校の3年生83人が参加し、体を動かしながら親睦を深めた。 両校の児童はこれまで、宿泊学習や遠足で交流してきた。今回は、明徳小児童が来春から通う校舎の雰囲気を知り、スムーズに学校生活
苫小牧消費者協会は21日午前9時半から、市民活動センター5階調理室で「牛乳料理講習会」を開く。 調理するのはチキンカレー、水菜のヨーグルトサラダ、おからのピザ風モダン焼き、スフレチーズケーキの4品。 定員30人。参加費500円(会員300円)。エプロン、三角巾、布巾を持参する。正午まで
日胆地区測量設計協会青年部の日胆次世会(大久保昇志会長)はこのほど、苫小牧市柳町のイオンモール苫小牧で2日間にわたり、測量ふれあい展in苫小牧を開いた。苫小牧市や厚真町、安平町などから親子連れが約650人来場。測量機器に触れたり、ドローン(小型無人飛行機)の操縦体験などを楽しんだ。 測量業
苫小牧市はこのほど、市沼ノ端児童センター敷地内の整備を無償で行ったとして、大同舗道(本社札幌市)に感謝状を贈った。 同社の社会貢献活動の一環。市内では今年で7回目。これまで市内の児童センターで除雪作業や舗装工事などを実施している。今年は8月7日に沼ノ端児童センター北側の一部敷地(約60平方
苫小牧電気工事業協同組合(長居順一理事長)はこのほど、苫小牧市民会館で安全大会を開いた。会員事業所の従業員約100人が参加。特別講演や安全対策検討会などを通じ、交通事故や工事の不適切事例の防止に向けて意識を高めた。 特別講演では、苫小牧署交通1課の稲辺智行企画係長が「交通事故防止」、北海道
総合建設会社の豊和(本社苫小牧市、豊澤佑介社長)は2日、北洋銀行の保証が付いた第1回無担保社債パラスポーツ応援債4000万円、同行と北海道信用保証協会が共同で保証する第2回無担保社債パラスポーツ応援債6000万円を発行した。年限は第1回が7年で第2回が5年。調達資金は事業資金に充当する予定。
イワクラ(本社苫小牧市、岡本泰雄社長)は2日、北洋銀行の保証が付いた第16回無担保社債パラスポーツ応援債2億円を発行した。年限は5年。受託・引き受けは同行が行う。調達資金は事業資金に充当する予定。 同社は1913年創業で、山林事業・建材関連事業を中核とした製造業者。2017年12月には経済
苫小牧電気工事士会(尾崎逸人会長)はこのほど、苫小牧市小糸井町の海岸を清掃した。同会の会員や上部組織の苫小牧電気工事業協同組合(長居順一理事長)の役員など約40人が参加。1時間ほどごみを拾い集め、地域の美化に一役買った。 同会で毎年実施する環境美化活動。参加者はポリ袋を手に持ち、海岸沿いを
芸術祭の展示内容に政治家が問題提起し、脅迫騒動に発展し、中止に追い込まれるなど「表現の自由」をめぐる議論が注目される中、苫小牧市内で表現活動に携わる人たちも現状に複雑な心境を抱え、活動に臨んでいる。 愛知県で3年に1度開かれる「愛知トリエンナーレ」は8月1日に開幕したが、この中の企画展「表
恵庭市は3日、今年度から始まるJR島松駅(島松仲町)のバリアフリー化で総事業費が当初計画から1億円膨らみ、供用開始が約9カ月遅れることを明らかにした。事業主体となるJR北海道が計画を精査して単価を修正し、新たな工事箇所も追加するなどで施工日数が増加したのに加え、国による補助金内示が予定より遅れて工
苫小牧署は4日、塗装工事の資材を装って、自ら使用する目的で電化製品などを発注し、当時勤めていた会社に代金を支払わせたとして、苫小牧市桜坂町2の塗装業黒澤慶之(よしゆき)容疑者(38)を詐欺の疑いで逮捕した。 逮捕容疑は市内の土建会社(本社福岡県)に勤務していた2012年8月から9月、取引先
国土交通省新千歳空港事務所は4日、同空港国内線ターミナルビル前の構内道路の運用方法を変更すると発表した。14日から一般車の乗降車線をタクシーと兼用で降車専用とし、乗車はできなくする。混雑緩和と安全確保が目的。 国内線ビルの構内道路は現在、建物に近い方からバス・タクシー用、一般車用、バス降車
5日午前8時15分ごろ、白老町社台のゴルフ場「北海道ポロトゴルフクラブ」で、男性支配人が駐車場にいるヒグマを目撃し、110番通報した。ヒグマは林の中に去っていったという。 苫小牧署などによると、ヒグマの体長は約1・5~2メートル。人畜への被害はなく、ゴルフ場は通常通り営業している。
苫小牧市表町の電器店、かざし電気の嘉指(かざし)基博社長(60)は、今年6月にがんのため58歳で亡くなった妻、京子さんが生前立ち上げた地域の高齢者らが気軽に集い、交流する「ふれあいサロン」を開催し続けている。2人の思いが詰まった毎週土曜の憩いの場。このほど20回を超え、京子さんと一緒に構想した『ま
第13回山野草写真展が6日まで、苫小牧市民活動センター1階の市民ギャラリーで開かれている。市内明野新町の写真愛好家朝田光雄さん(88)が撮影した草花の写真164点が並ぶ。 今年3月から半年ほどかけて撮影した、市内外の山野草の写真を展示。春先の公園で見つけたザゼンソウ、青紫色の花がきれいなエ
4日午後10時20分ごろ、厚真町幌内の住宅から出火し、木造2階建ての内部が全焼した。1階の和室で倒れていた男性が救助されたものの、間もなく死亡が確認された。 胆振東部消防組合消防署厚真支署などによると、近所に住む50代男性から「家が燃えている」と通報があり、消防車13台、隊員21人が駆け付
延べ約4万組が出場した国内最大規模のピアノコンクール「第43回ピティナ・ピアノコンペティション」の全国決勝大会(全日本ピアノ指導者協会主催、8月17~23日、東京)で、苫小牧拓進小4年の島崎嘉楽(かぐら)君(9)が独奏部門最高賞の金賞に輝いた。連弾部門では、苫小牧拓勇小6年の後藤心優(みう)さん(
5日に開会した苫小牧市議会定例会で、一般質問に過去30年で最多となる24人が登壇する。同市議会の議員定数は28で、進行役を務める議長などを除くとほぼ全員が一般質問に立つ形だ。議員は「有権者の負託に応えるため」と思いを語るが、重要なのは議論の質。理事者との論戦がどう展開するかが注目される。