新型肺炎で11日間休校 受験生に不安募る、「預け先がない」の声も
- 2020年2月27日
新型コロナウイルスの感染拡大防止策で、苫小牧市内の全小中学校は27日から3月8日まで11日間の臨時休校に入った。苫小牧市教育委員会は異例とも言える長い休校期間中、児童や生徒に外出を控えるよう指導するが、小学生の保護者からは「預け先がない」など戸惑う声が上がり、企業などによるサポートの動きも出始めて
新型コロナウイルスの感染拡大防止策で、苫小牧市内の全小中学校は27日から3月8日まで11日間の臨時休校に入った。苫小牧市教育委員会は異例とも言える長い休校期間中、児童や生徒に外出を控えるよう指導するが、小学生の保護者からは「預け先がない」など戸惑う声が上がり、企業などによるサポートの動きも出始めて
卒業式は時間短縮や出席者縮小で実施 新型コロナウイルスの感染者が増える中、来月初めに卒業式を迎える東胆振地方の高校は式辞の文章配布や開催時間の短縮化などで感染拡大防止を図る方針だ。 北海道教育委員会によると、道内公立高校の卒業式は3月1日。各校に対しては2月25日付で、事前の予行練習や
苫小牧市によると、市内の幼稚園全14園が新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、休園することを決めたという。市内の全小中学校の一斉臨時休校に合わせた対応。 休園開始は14園中13園が27日、残る1園が28日から。休園終了はいずれも3月8日を予定している。 また、認定こども園9園のう
26日午後5時40分ごろ、苫小牧市元中野町2の3階建て木造アパート2階から出火し、室内の一部を焼いた。焼け跡の玄関近くで男性1人が倒れており、市内の病院に搬送されたが間もなく死亡が確認された。 苫小牧署はこの部屋に住む40代男性とみて身元の確認を急いでいる。
苫小牧保健所は26日、苫小牧市内で22日に新型コロナウイルス感染が確認された70代無職女性の濃厚接触者数を52人から6人に訂正した。 同保健所は当初公表した52人について、女性が入院していた胆振管内の医療機関に勤務する医療従事者46人も濃厚接触者に含めていた。その後、マスクなどの感染予防策
苫小牧署は26日、詐欺の疑いで福井県鯖江市神中町の自動車販売業、杉山和生容疑者(46)を逮捕した。「間違いない」と容疑を認めている。 逮捕容疑は昨年6月中旬ごろ、インターネット上の無料地域広告掲示板で架空の乗用車販売情報を掲示。購入を希望した石川県金沢市の男性会社員(29)から自動車販売名
道と札幌市、函館市は26日、新型コロナウイルスに新たに4人の感染を確認したと発表した。函館市では日本国籍の高齢者が道内の感染者としては初めて死亡。これで道内の感染確認数は39人となり、居住地域も新たに日高の2人が加わり8管内に拡大した。 函館市によると、亡くなった高齢者の年代や性別は家族の
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、道内全小中学校を27日から1週間、臨時休校とするよう要請した鈴木直道知事は26日午後、臨時記者会見を開き、「この1~2週間がまさに勝負。前例なき取り組みだが、私が判断した」と述べ、道民に理解を求めた。感染が確認された市町村だけでなく、道内全域を休校にする
苫小牧市議会定例会は27日午前、本会議を再開し、旧商業施設「苫小牧駅前プラザエガオ」をめぐる訴訟の関連議案2件の審議に入った。市は、損害賠償の支払いを市に命じた一審判決を不服として控訴する方針を明らかにしている。岩倉博文市長は、同ビルの廃虚化を防ぐため権利集約に市が関わった経緯を判決では全く考慮さ
27日再開した苫小牧市議会定例会は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため傍聴者の立ち入りを制限する異例の本会議となった。ガランとした傍聴席の下、議員も市の幹部職員も全員マスク姿で質疑応答のやりとりをした。先だって開かれた議会運営委員会では会期を1週間短縮して3月6日までとし、本会議場や各委員会室
第1回定例道議会が27日、開会した。本会議では会期を3月25日までの28日間と決めた後、鈴木直道知事が就任2年目となる2020年度の道政執行方針演説を行った。知事は▽将来を見据え世界に翔(はばた)く道政▽連帯の力で困難を乗り越える道政―の二つの基本姿勢を掲げ、「直面するピンチをチャンスに変え、新た
鈴木直道知事が27日の定例道議会本会議で述べた道政執行方針の要旨は次の通り。 【道政に臨む基本姿勢】 2020年第1回定例会は、この道議会庁舎で行われる最後の定例会になる。1951年にこの本会議場が完成してから、今日までに7人の知事が北海道づくりへの情熱を、道議、道民に申し上げてき
道が26日発表した新型コロナウイルスの新たな感染者4人のうち、日高管内の感染者はいずれも新ひだか町在住の70代の無職女性と、同じく70代の無職女性の2人であることが分かった。 道によると、共に日本国籍で海外渡航歴はない。前者は17日に発熱と倦怠(けんたい)感が出て、20日に日高管内の医療機
道保健福祉部と旭川市は26日午後に記者会見し、25日に速報で発表した新型コロナウイルスの感染が確認された、いずれも日本国籍の道内32~35人目となる4人の詳細を説明した。 上川管内の60代の男性は、居住地が美瑛町で職業は開業医。25日に道立衛生研究所の検査で陽性が判明し、管内の感染症指定医
苫小牧 午前10時、第6回市議会定例会・代表質問。 千 歳 午前10時、企業訪問(東名化学工業)午後1時15分、千歳市国民健康保険運営協議会からの答申。 恵 庭 午前10時、市議会第1回定例会本会議・一般質問。午後5時40分、北部方面総監を囲む夕べ(あんだん亭)。 白 老 午後1
苫小牧市は2020年度、新たなJR利用促進事業としてJR苫小牧駅構内の公衆トイレ改修費用に約300万円を拠出する。和式便座を洋式に切り替え、温水洗浄便座機能も取り付ける。 対象は駅2階の改札口前にあるトイレ。維持管理をしているJR北が市に改修に係る補助金利用を相談。観光庁の観光振興事業費補
苫小牧市弥生町の電気工事西川組(西川良雄社長)は、災害時に照明や通信設備を確保するための充電電源装置を開発した。太陽光パネルを活用してバッテリーに蓄電し、照明やスマートフォンの充電などに活用できる仕組み。非常時用電源として「一つあれば便利な商品」とアピールしている。 開発のきっかけは、20
新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、国や道、苫小牧市が各種イベントなどの中止や延期、規模縮小を要請したことで市内でも催事を取りやめたり、時期未定で延期したりする動きが広がっている。27日午前10時時点の情報をまとめた。 《中止》 【2月】 28日以降 ▽苫小牧信用金庫本店ま
新型コロナウイルスの感染拡大防止策で、苫小牧市教育委員会は26日、市内全小中学校を27日から3月8日まで11日間、臨時休校する方針を決めた。休校期間中は感染拡大を防ぐため、児童や生徒に毎日朝晩の体温測定と結果の記録を求め、外出を控えるよう呼び掛ける。 対象となるのは市内の全小学校24校、中
鈴木直道知事は25日夜、道庁で開いた北海道感染症危機管理対策本部会議で、新型コロナウイルスの感染が道内の教育現場でも拡大し始めていることを踏まえ「休校も含めて検討していただくことが、私は必要ではないかと思う」と述べ、全道の学校に一律、休校を要請する考えを表明した。これを受け、道教委は26日、高校を
旧商業施設「苫小牧駅前プラザエガオ」をめぐり、不動産業の大東開発が苫小牧市に損害賠償を求めた訴訟で、札幌地裁室蘭支部は同社の訴えを全面的に認める判決を出した。市は控訴する方針を明らかにし、「今後も司法の場で正当性を主張する」としているが、裁判の行方にかかわらず、双方とも早期に話し合いのテーブルに着
休会中の苫小牧市議会は27日に本会議を再開し、2日間にわたり6会派の代表質問を行う。各会派の代表者1人が登壇し、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)を中核とした国際リゾート構想、旧商業施設「エガオ」の訴訟をめぐる中心街振興、新型コロナウイルスによる肺炎の感染防止策などが議論の中心となる見込み。
道運輸局室蘭運輸支局苫小牧海事事務所が発表した1月の苫小牧港発着のフェリー輸送実績によると、旅客は5万935人で前年同月比0・4%(186人)増となった。 苫小牧港発の上り便は1・4%増の2万8260人。全7航路中5航路で前年同期の実績を上回った。新潟便が前年同月比38・3%増と好調だった
新型コロナウイルスの感染が道内各地で急増していることを受け、厚生労働省は25日、国立感染症研究所の専門家チームを道に派遣した。鈴木直道知事が24日、加藤勝信厚生労働相に要請していた。 専門家チームは同研究所の磯貝達裕国際協力室長、竹田飛鳥実地疫学専門家養成コース、島田智恵感染症疫学センター
新型コロナウイルスの感染拡大防止策で、苫小牧市教育委員会は27日から3月8日までの11日間、市内全小中学校を臨時休校する方針を決めた。市内各学校や関連施設などは急きょ決まった道の要請への対応に追われ、市内の幼稚園も市教委の判断を踏まえて休園を検討している。保護者からは「休校は当然」などの冷静な受け
苫小牧市教育委員会は25日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、市内小中学校の卒業式の規模縮小を決めた。出席者を制限し、式典時間も30分間以内に抑える。施設内に大人数が集まって一定時間を過ごすことで感染リスクが高まると判断した。 これまでは在校生も出席し、卒業生へのメッセージや合唱披露
苫小牧市は25日、国が同日発表した「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を受けて対策本部会議を開き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため3月15日まで市主催・共催のイベントを原則中止か延期とする方針を決めた。 「原則」としたのは不特定多数の集まりが対象で、特定少数の会議などは必要性に応
新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄状態が続く中、苫小牧市内で手作りマスクへの関心が高まっている。市販品と比べてウイルスを防ぐ効果は薄いものの、飛沫(ひまつ)拡散を一定程度抑えられることで注目を集める。22日に市内で新型コロナウイルス感染者が確認されてから需要が急増。手芸用品店の中には材料の
苫小牧海上保安署の巡視艇「とまかぜ」(23トン、乗員5人)が25日付で引退した。1993年の就役から約27年間にわたり、取り締まりや海難救助などに奔走し、航海距離は地球6周半に相当する約26万キロに及ぶ。苫小牧港・西港の船だまりで同日、関係者約20人が解役式を行った。 とまかぜは2代目で9
苫小牧市は26日午前、市内樽前の錦大沼で受け付けていたワカサギ釣りを終了した。気温の上昇で氷が薄くなり、22日から受け付けを中止していた。2月に終了するのはデータが残る2004年以降では14年に続き2回目となる。 今季は1月25日から開放。期間中1690人の釣り人が訪れ、約5万8340匹の