不審者の出没 後絶たず 苫小牧署管内、24年は通報71件
- 2025年5月20日
苫小牧署管内(1市4町)では、児童生徒や若い女性らを狙った公然わいせつ、声掛けなどの不審者事案が後を絶たない。2024年の通報件数は前年比12件減の71件で、今年も4月末までに16件(いずれも暫定値)を数える。通報は例年5月ごろから急増しており、同署が警戒を強めている。24年の通報の内訳を見ると
苫小牧署管内(1市4町)では、児童生徒や若い女性らを狙った公然わいせつ、声掛けなどの不審者事案が後を絶たない。2024年の通報件数は前年比12件減の71件で、今年も4月末までに16件(いずれも暫定値)を数える。通報は例年5月ごろから急増しており、同署が警戒を強めている。24年の通報の内訳を見ると
2018年9月に発生した胆振東部地震からの復興を願い、JR日高線(苫小牧―鵡川駅間)などで不定期運行されてきた、むかわ町のシンボル「むかわ竜」を採用したラッピング列車「カムイサウルス復興トレイン」が、22日を最後に引退することが決まった。同日正午過ぎにJR苫小牧駅ホームで、引退セレモニーを予定してい
苫小牧市音羽町2の雑居ビル「中西ビル」(鉄筋コンクリート造り地上6階、地下1階建て)の外壁の一部が3月下旬に落下したことを受け、隣接する市道音羽町1丁目線の一部通行止めが続いている。ビルは築49年で老朽化が進み、過去にも同様の落下事案があり地域住民らは困惑。市によると、今月末までに管理会社が外壁の修
道の2025年度北海道善行賞(優良ひとり親家庭)が決まった。今年度は苫小牧市明野新町の石川珠記さん(48)ら全道から10人が受賞。19日には道庁で鈴木直道知事が出席して表彰式が行われた。道では、他のひとり親家庭の模範となる母親、父親を1956年度から表彰している。今年度の10人を含め、累計で890
苫小牧市内唯一の男声合唱団コール・ヴォイジャーズ(中川良司代表)は24日午後2時から、市文化会館でスプリングコンサートを開催する。本番を間近に控え、団員の練習に熱が入っている。同合唱団は市内の40~80代の愛好者23人で構成。当日は、岡村孝子の「夢をあきらめないで」や長渕剛の「乾杯」など聴きなじ
苫小牧市議会臨時会(12~14日)で新たに選任された、松井雅宏議長(65)と松尾省勝副議長(50)が19日、就任あいさつで苫小牧民報社を訪れた。松井議長は、定例会代表質問で最大会派の新緑が、市が作成した質問と答弁を資料として提供を受けて、ほぼ同じ内容を読み上げた問題に言及し、「市民の信頼に一番の力点
苫小牧市樽前の医療法人社団玄洋会道央佐藤病院(佐藤寛理事長)は、4月1日付人事で岩城弘隆医師(42)が新院長に就任した。全国でも屈指の若さで精神科病院院長に就いたのを機に、てんかん専門外来を開設するなど、新たな取り組みを「4本柱」で展開。岩城院長は「医療を良くすることで、地域を良くし、患者の心に灯を
苫小牧市の冬の一大イベント「とまこまいスケートまつり」の実行委員会(委員長・金澤俊苫小牧市長)は19日、会合をネピアアイスアリーナで開き、第60回同まつりを来年2月7、8両日に開くことを決めた。 会合では今年の第59回同まつりの事業や収支決算を報告。2月8、9両日に中央公園(若草町)をメイン会
苫小牧市美園町の駒沢苫小牧幼稚園(荒澤義寛園長)は16日、火災を想定した避難訓練を同園敷地内で実施した。2歳児から年長児まで約100人が参加し、緊急時の行動を確認した。毎年春と秋に行っており、この日は園内にいる時に火災が発生した想定で訓練を進めた。 園児らはアナウンスが流れると、ハンカチで口を
毎年2月に札幌市内で開かれる「さっぽろ雪まつり」で大雪像を2基制作している陸上自衛隊第11旅団は19日、2027年から制作数を1基に削減すると同市に申し入れた。同日、同市の秋元克広市長が明らかにした。 同旅団は、ロシアによるウクライナ侵攻などを含む情勢変化や、災害派遣など任務の多様化を背景に「
北海道高等学校文化連盟苫小牧支部とNHK室蘭放送局が主催する第72回NHK杯全国高校放送コンテスト北海道大会の苫小牧地区大会が16日、苫小牧市文化会館で行われた。市内4校を含む9校の放送部員計70人が参加し、アナウンス、朗読、ラジオ・テレビドキュメント、創作ラジオ・テレビドラマの6部門で技術を競った
4月下旬の定期総会で会長に選任された。犯罪や非行を犯し、保護観察処分となった対象者に助言や指導、就労支援などを行う保護司。非常勤の国家公務員の位置付けだが給与はなく、「成り手不足で、苫小牧地区の欠員は30人近くに上る」と頭を抱える。 自身は青少年の健全育成活動をしていた頃、当時の会長に頼まれて
19日午後1時半ごろ、札幌市の繁華街ススキノで「建物が爆発したようだ」と、通行人から119番があった。市消防や北海道警によると、現場は雑居ビル2階に入る飲食店で、従業員の20~40代の女性3人と、ビルの外で作業していた20代男性の計4人が負傷した。いずれも搬送され意識はあるという。道警は、何らかの
帝国データバンク札幌支店は、2025年度(25年4月決算~26年3月決算)の業績見通し(売上高及び経常利益)に関する道内企業の意識調査結果を発表した。「増収増益」を見込んでいる企業の割合は24・4%にとどまり、前回調査(24年度見通し)と同数となり、横ばいだった。一方、「減収減益」は前年度から2・
「生活習慣病」は、高血圧、2型糖尿病、脂質異常症等に代表される病気の総称で、かつて「成人病」と呼ばれていました。しかしこれらは成人でなくても発症する病気で、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が、その発症・進行に深く関与しています。生活習慣の改善により予防が可能であることが多く、予防や健
▽材料(10本分)・豚肉150㌘・A(しょうゆ大さじ2分の1、酒 大さじ1、かたくり粉小さじ1)・タケノコ100㌘・長ネギ2分の1本・水で戻した干しシイタケ4枚・同春雨50㌘・B(塩小さじ3分の2、こしょう 少々、しょうゆ大さじ2分の1)・春巻きの皮10枚・サラダ油大さじ2・ごま
子どもの頃の夢や目標を実際にかなえている大人や、今の職業が「やりたかった仕事だった」と言える人は、どれくらいいるのだろうか。 この「ゆのみ」を書き始めた昨年、私は新聞記者になりたかったと書いた。しかし、実際は異なる。社会人1年目は銀行員として働き、その後、紆余(うよ)曲折を経て日本語教師になり
航空会社AIRDO(エア・ドゥ)は22日、ホッカイドウ競馬の門別競馬場(日高町)開催で、同社協賛の「AIRDOサンクスデー」を展開する。 日頃の利用に感謝の気持ちを込めた毎年恒例の企画。当日は同社の社名やサービスを冠にした協賛レースを実施する。 午後2時から入場者先着200人に、機内やイン
19日、苫小牧市植苗でヒグマ出没に関する情報が相次いだ。 午前9時15分ごろ、JR植苗駅から西に約500㍍の市道をヒグマが歩いているのを、付近住民が住宅内から目撃し、苫小牧署に通報。同署によると、ヒグマは体長約1・5㍍で、市道植苗東2号線を南へ進んだという。 午後4時半ごろには、植苗神社か
発電所敷地内に無断で侵入したとして、苫小牧署は19日、苫小牧市北栄町3の会社員畑山航容疑者(25)を建造物侵入の疑いで逮捕した。 逮捕容疑は5月5日午後10時15~45分にかけ、厚真町浜厚真の北電苫東厚真発電所の敷地内に正当な理由がないにもかかわらず無断で侵入した疑い。 同署によると、畑山
苫小牧市王子町の王子製紙苫小牧工場(島瀬浩工場長)で「同好会活動」が盛んになっている。従業員のエンゲージメント(会社に対する愛着や思い入れ、誇りなど)向上などにつなげようと昨年4月、活動費用の支援をルール化。今年4月現在27同好会が立ち上がり、従業員らが昔風のつながりを大切に活動しており、「違う職場
苫小牧市は12月に控える民生委員児童委員の全国一斉改選に向け、定年などで退任する委員に代わる新たな担い手を募集している。これまでは町内会長の推薦で新委員を確保してきたが、今回は地域福祉に関心がある人自らの応募も受け付ける。担当する市総合福祉課は「活動内容や頻度に関する説明を聞いてからの応募でも大丈
苫小牧市入船町の苫小牧港開発、同勇払のシーヴイテック北海道の2社が、経済産業省の制度「健康経営優良法人2025」の中小規模法人部門で、いずれも上位の「ブライト500」に初めて認定された。「健康経営」に力を入れる活動が実を結び、今年は市内からは両社のみの認定となり、両社は「今後も取り組みを続けたい」と
苫小牧市内の民生委員児童委員でつくる、市民生委員児童委員協議会(松村順子会長)は17日、市民会館で「ふれあいコンサート」を開いた。委員らで構成する苫民児協合唱団を含め、5団体が出演。歌や楽器演奏、ダンスのパフォーマンスを通し、人と人がつながり合うことで生まれる力の大きさを表した。 民生委員活動を
童話作家で、詩人の宮沢賢治(1896~1933年)が歩いた道をたどる「賢治ウオーク」が18日、苫小牧市の市道駅前通りなどで開催された。市民有志でつくる「斉藤征義と宮沢賢治を語る会」の主催。約30人がまち歩きを通じ、苫小牧と賢治とのつながりに思いをはせた。 長年、続いた賢治ウオークは昨年、賢治の
大阪・関西万博の会場で17日、アイヌ舞踊の公演が行われた。北海道内外の24団体から200人以上が参加。3部に分け、多様な踊りや音楽、儀礼を披露した。 公演は、アイヌ民族文化財団が主催。「育て合う大地」をテーマに、「人間だけでなく、あらゆるものが育て合い、支え合うことでこの世界が成り立っている」
苫小牧市は31日まで、ペットボトル入り水道水「とまチョップ水」(500㍉㍑、100円)の協賛事業者を募集している。協賛期間は6月下旬から来年3月末まで。商品を社内のイベントや会議で配ってもらい、苫小牧のおいしい水道水のPRにつなげる。市内に本・支店、営業所を構えていることが条件。協賛金は1口240
苫小牧人権擁護委員協議会(大谷和広会長)は16日、市民会館で研修会を開いた。講師に「同性婚を認めない民法などの規定は憲法に違反する」として損害賠償を求めた訴訟の原告カップルを招き、行動を起こした2人の思いに触れながら、人権について考えた。講師を務めたのは、性的少数者への差別や偏見、社会的孤立をなく
苫小牧地区自動車整備協同組合(川端隆志理事長、124人)の2025年度通常総会が16日、市内のホテルで開かれた。委任状を合わせ120人が出席し、24年度事業報告と経営安定対策事業などを盛り込んだ25年度事業計画案など議案7件を承認した。役員改選では理事19人、監事3人を選出。総会後の理事会で新理事長
自民党の木原誠二選対委員長は17日、札幌市内で開かれた衆院北海道3区の自民支部会合に出席し、同区に自民候補を擁立せず、公明党の候補を支援するとの方針の撤回を伝えた。自公両党は今年に入り、同区での選挙協力を調整していたが、自民の地元組織が反発していた。 会合後、自民道連会長の中村裕之衆院議員が記