受動喫煙、肺がんのリスク上昇 国立がん研チーム、メカニズム報告
- 2024年4月30日
他人のたばこの煙にさらされる「受動喫煙」。がんや脳卒中、心筋梗塞などさまざまな疾患のリスクを上げることが、国内外で積み重ねられた研究結果を基に確認されている。このうち肺がんのリスクを上げるメカニズムを、国立がん研究センター(東京都中央区)などのチームが4月、発表した。 チームは女性の肺腺が
他人のたばこの煙にさらされる「受動喫煙」。がんや脳卒中、心筋梗塞などさまざまな疾患のリスクを上げることが、国内外で積み重ねられた研究結果を基に確認されている。このうち肺がんのリスクを上げるメカニズムを、国立がん研究センター(東京都中央区)などのチームが4月、発表した。 チームは女性の肺腺が
糖尿病の治療を集中的に行うことで、患者の歯周病も改善することが分かったと、東京医科歯科大大学院などの研究グループが発表した。 歯周病は、歯茎に炎症が起きる「歯肉炎」と、それが悪化して歯を支える骨が失われてしまう「歯周炎」の総称。糖尿病との関連が報告されているが、糖尿病治療が歯周病に与える影
大麻の使用で、心筋梗塞などのリスクが高まる可能性が示されたと、米国の研究グループが発表した。 研究グループは、2016~20年に行われた健康に関する調査に参加した米国成人43万4104人(平均年齢45・4歳)のデータを解析。過去30日間の大麻使用と心筋梗塞などの心血管疾患との関連を調査した
少量の飲酒で、顔の紅潮や頭痛、動悸(どうき)といったフラッシング反応が出る人は、新型コロナウイルスに感染しにくい可能性が示唆されたと、佐賀大などの研究グループが発表した。 フラッシング反応は遺伝子変異によるもので、アジア人に多く日本人の約半数が該当するとされる。 研究グループは、ア
自民党は衆院3補欠選挙で不戦敗を含め全敗した。特に、「保守王国」島根1区で完敗を喫し、与党には危機感が渦巻く。6月日の今国会会期末に合わせた衆院解散も取り沙汰されるが、与党内では「岸田文雄首相が『党の顔』では戦えない」と慎重論が強まっている。一方、立憲民主党の泉健太代表は投開票から一夜明けた29
社会的課題の解決と経済成長の両立を目指す「ゼブラ企業」が、地域の新たな担い手として注目されている。政府はこうした企業の活動を支援するため、6月から全国でモデル事業を展開。地元企業や地方自治体との連携を後押しする。 経済産業省はゼブラ企業の育成に向けて、3月に基本指針を策定。長期的な視点で「よ
小林製薬が機能性表示食品として販売した「紅麴(べにこうじ)」配合サプリメントによる健康被害の広がりを受け、機能性表示食品制度の在り方を見直す議論が進められている。安全性の確保や、健康被害の報告基準の明確化が焦点。消費者庁の有識者検討会は5月末までに見直し案を取りまとめる。 機能性表示食品は国
栃木県那須町の河川敷で会社役員宝島龍太郎さん(55)と妻幸子さん(56)の遺体が見つかった事件で、指示役とみられる職業不詳佐々木光容疑者(28)=死体損壊容疑で逮捕=が那覇空港(那覇市)で身柄を確保された際、福岡県行きの航空券を所持していたことが30日、捜査関係者への取材で分かった。 警視庁
新ひだか町の桜の名所「二十間道路桜並木」(同町静内田原―静内御園)で28日、第61回しずない桜まつり(実行委員会主催)が開幕した。直線約7キロの道路沿いにある2000本以上のエゾヤマザクラなどは満開を迎え、29日も多くの観光客らでにぎわった。 実行委によると、標準木のサクラは27日に満開を
苫小牧市糸井のパン菓子製造・販売、三星は27、28の両日、「こどもの日ケーキ手作り体験」を見山店で行い、子どもたち20人が自分だけのデコレーションケーキを完成させた。 参加者は回転台の上にあらかじめ用意されたスポンジケーキに、生クリームをへらでたっぷり塗ったり、絞り袋で飾りを作ったりと、思
苫小牧市は今年も「たるまえ野菜産直マップ」を3000枚作成した。市役所や各コミュニティセンター、JR苫小牧駅の自由通路など市内12カ所で無料配布している。 樽前地区で安心、安全、新鮮な野菜や果物を生産する農家などを知ってもらおうと、2016年度から直売所の所在地や営業期間、定休日、主な取り
北海道エアポート(HAP)がまとめた3月の新千歳空港の航空概況によると、旅客数は前年同月比6・6%増の195万2190人だった。内訳は、国内線が2・1%増の168万6116人、国際線が47・4%増の26万6074人だった。 国内線は29カ月連続で前年実績を上回った。路線別の主な内訳は、羽田
米国の調査会社ユーラシア・グループは1月、「ことしの世界の10大リスク」として「アメリカの分断」を筆頭に挙げた。11月の大統領選に向けた政治的分断が地政学的な不安定さを世界にもたらすと指摘。2番目のリスクはイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続く「中東情勢」、3番目は「ウクライナ情勢」で実際、そ
苫小牧市立中央図書館は子どもの読書週間(23日~5月12日)に合わせて、日本を代表する絵本作家しもかわらゆみさんの作品「ねえねえ あのね」の原画展を、1階貸し出しカウンター前で開催している。5月19日まで。 同絵本は2013年、講談社フェーマススクールズ(KFS)が主催する「KFS絵本グラ
ゴールデンウイーク(GW)最初の土日となった27、28日の両日、苫小牧市内では美術博物館の企画展や子どものバレエ公演、地元ゆかりのアーティストによるパフォーマンスなど多彩な行事が繰り広げられた。 美術博物館がアートの森に 企画展「ボン・ヴォヤージュ!」開幕 北海道ゆかりの現代作家3
27日午後0時半ごろ、新冠町節婦町の国道235号で、車5台とバイク1台が絡む事故が起きた。静内署によると、男女5人が病院搬送されたが、命に別条はないという。 同署によると、浦河方面へ走っていた伊達市のパート従業員女性(52)の乗用車がバイクに追突し、バイクの前を走行していた別の乗用車にも衝
15日(月)▽窃盗 桜木町=商業施設で客が置き忘れたバッグの中から財布(6万円在中)▽建造物損壊 泉町=共同住宅車庫でシャッターに赤色の塗料 17日(水)▽窃盗 木場町=JR駅駐輪場で施錠中の自転車 18日(木)▽窃盗 厚真町幌内=無施錠の自動車内に保管していたバッグ(5万円在中)
1983年から2022年までの39年間、民生委員児童委員として地域の見守り活動に尽力。仕事との両立に苦労する時期もあったが、「周りの協力で続けることができた」と話す。 北地区の民生委員児童委員協議会の会長を務めるなど、リーダーとしても力を発揮。仲間と共に認知症の高齢者や不登校の子どもたちの
1967年の旭川工業高校が初任地。長年、情報技術教育に尽力し、78~90年に在籍した苫小牧工業高校時代は、市民向けパソコン教室の講師も務めた。道立教育研究所では道内高校へのパソコン普及を後押しし、学校現場に戻った後、2005年に旧留萌千望高の校長で退職した。「とてもありがたい」と受章に感激し、「応
1978年に穂別消防団に入団し、2022年の退団まで44年間、地域のために活動を続けた。「先輩方も受章した叙勲を頂き、重みを感じる」と話す。 入団後、地域で山火事があり、重さ30キロの水のうを担いで山道を何度も往復したことが忘れられない。仕事の傍ら消防団で経験を積み重ね、責任感が増した。後
政府は28日付で2024年春の褒章を発表し、保護司の浅野賢さん(77)=日高町緑町22の14=に藍綬褒章の更生保護功績が贈られた。29日付で春の叙勲受章者も発表し、東胆振では教育や消防などの分野で功労があった4人に授与された。日高地区と登別市からも11人が受章した。発令はいずれも29日。
苫小牧市東開文化交流サロンの梁(はり)に10匹のこいのぼりがお目見えした。同サロンの高い天井を生かし、こいのぼりが施設内を悠々と泳ぐように展示した。担当者は「間近でじっくり見ることができるので、ぜひ鑑賞を楽しんで」と話している。 同サロンが家庭で不要になったこいのぼりの寄贈をホームページな
旭日双光章中小企業振興功労地方自治功労様似町商工会会長元様似町議会議員工藤(くどう) 仁(ひとし)さん(75)旭日双光章地方自治功労元浦河町議会議員佐々木(ささき) 孝雄(たかお)さん(81)旭日双光章地方自治功労元新冠町議会議員芳住(よしずみ) 革二(かくじ)
◇余裕を持って 先日歩道を歩いていた時、車が私のすぐ目の前を横切って駐車場に入っていってびっくりしました! その時はウインカーがついたのが直前だったから気付いていませんでしたが、もし早く気付いて「早く車が通れるように」と駆け足になっていたら、ひかれていたかもしれません。運転する時は余裕を持
白老町で宿泊飲食施設を経営する菊地辰徳さん(47)らは27日、ビール醸造所を併設したアートギャラリー「brew gallery(ブリューギャラリー)」を町大町3にオープンさせた。ビール醸造所併設のギャラリーは国内でも珍しく、醸造開始は夏に予定。初の展覧会には地元ゆかりの美術家、国松希根太さん(46
ゴールデンウイーク(GW)最初の週末となった27日、胆振東部では地域の畑やビニールハウスで収穫された野菜、花苗を販売する直売所に、観光客や地域住民が大勢訪れ、目当ての品を購入した。直売所では6日までのGW期間中にイベントを開催し、1次産品の販売を通じて地域の魅力を発信する。 安平町早来富岡
むかわ町の鵡川中学校(宮田真基校長)のグラウンドで26日、創立60周年の記念植樹が行われた。2年生27人が樹医、松浦義夫さん(83)=町花岡=の指導を受けてヤエザクラの苗木23本を植え、成長を願った。 同校は1947年に開校した。63年に旧花岡中学校、64年に旧生田中学校と統合し、現在の鵡
第44回胆振東部春季少年野球大会が27日、むかわ町の田浦球場で開かれた。厚真、安平、むかわの3町の野球シーズンの始まりとなる公式戦で、小学生球児たちが元気にプレーを繰り広げ、各試合は熱戦となった。 出場したのは、同町の鵡川ジュニアファイターズと安平町の早来メッツ、厚真・追分合同のイースター
白老東高校1年B組の「公共」の授業で、オンライン会議システム「Zoom(ズーム)」を使った静内農業高校(赤穂悦生校長)1年生との討議が25日に行われた。生徒29人は離れたまちの同学年の生徒と「大人」をテーマに活発に意見を交わした。 「公共」は、2022年4月に高校の公民科に加わった新科目。
5月13日に開店33周年を迎える老舗。昨年11月のリニューアルを機に大阪から柑橘(かんきつ)系のスイーツが得意なベテランパティシエ後藤高康さん(54)が加わり、ショーケースに毎日10~15種類が並ぶ。5月からはイチゴとキイチゴのシャルロットが登場する。店主の岡林たえこさん(56)は「メニューの幅が