胆振海区の秋サケ定置網漁の９月３０日現在の漁獲数は、前年同期比３２・２２％減の１６万４７２５匹だった。同１日の漁解禁以降、同海区内の漁業協同組合はいずれも、前年同期を下回る低調な出足となった。
胆振海区漁業調整委員会のまとめ。苫小牧、鵡川、いぶり中央、室蘭、いぶり噴火湾の５漁協の速報値を集計した。
漁獲総重量は前年同期比３１・１１％減の５１５トン、漁獲高は同２・６％減の３億５７４８万円。取引価格は昨年までの不漁の反動か苫小牧を中心に高値が続いており、不漁傾向ながら金額は微減にとどまった。
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