苫小牧市消防団住吉分団(川口譲分団長)と双葉町町内会(猪股瑞彦会長)は17日、合同で火災防止などを訴える夜回りを同町内で実施した。分団と町内会から各10人が参加。拍子木を打ちながら「火の用心」「火の元ないか、火はないか」と声を上げて歩き、注意を呼び掛けた。
同分団では毎年夜回りを行い、同町内会との合同夜回りは2014年ごろから実施している。
日没後の町内を拍子木の音が高らかに響き渡ると、夜回り行列に窓から手を振る地域住民もいた。
川口分団長は「冬に近づくにつれて火を使う機会が増えるので、十分気を付けて」と話し、町内会の加藤隆夫防災部長も「ストーブをつけ始める時節、火の周りに注意を」と呼び掛けた。
同分団は、西は木場町、北は高丘、南は音羽町、東は美園町、三光町までを圏域としている。