苫小牧市は、新型コロナウイルス流行に対応した国や道、市などによる事業所向けの各種支援策をまとめたリーフレットを作成した。市役所7階の工業・雇用振興課窓口で希望者に配布しているほか、市公式ホームページでも公開している。
リーフレットには、主な支援策として国や道、苫小牧市の39種類の支援メニューを掲載。例えば売上減少が支給要件の給付金・支援金については▽国の持続化給付金と家賃支援給付金▽道の経営持続化臨時特別支援金▽市の中小事業者持続化支援金と経営継続支援金―を挙げ、それぞれの要件や支援額、申請期限、連絡先を明記している。
雇用維持や休暇制度、販路拡大、設備の導入、融資、税・公共料金の猶予に関する制度も紹介している。
9000部作成。市はコロナ禍調査の対象となった約7300社には調査票の送付に合わせ、リーフレットも同封。市の担当者は「支援策を知らずに、困っているケースを減らせたら」と話す。