協力して避難所運営を 市自主防災組織連が研修会

協力して避難所運営を 市自主防災組織連が研修会
避難所運営について意見交換などを行った防災研修会

 苫小牧市自主防災組織連合会(瀧進会長)は27日、澄川町総合福祉会館で防災研修会を開いた。加入する6町内会の会長や市危機管理室の職員ら25人が、災害時における避難所運営の留意点などを確認した。

   同室の前田正志室長が「避難所での役割や認識、地域の課題を共有する場にしましょう」とあいさつ。高坂聡主査が、胆振東部地震の際の避難所開設から閉鎖までの例を挙げ、災害発生から避難者受け入れまでの流れや各班の役割などを説明。「行政だけでなく地域の協力があって避難所が成り立つ」と連携の大切さを強調した。

   意見交換も行われ、▽コミセンなどの施設を避難所に活用できないか▽コロナ禍での避難所収容人数を把握しているのか▽災害時の避難先を事前にアンケートで調査してみては―などの意見が出された。