株式会社ポケモン(東京)は2日、世界的なキャラクター・ポケットモンスター(ポケモン)がデザインされたマンホールのふた「ポケふた」を、苫小牧市など道内4市町に寄贈すると発表した。道内では恵庭市など計15市町に贈った昨年に続く第2弾。道が主催し同日、道庁赤れんが庁舎前庭で開いた「お披露目会」で初公開された。
道と同社は2018年に包括連携協定を締結。世界的に人気のポケモンを活用した取り組みで、地域活力の向上を目指している。「ポケふた」の設置もその一環で、観光客などが道内各地を訪れるきっかけにしてもらうのが狙い。
今年は苫小牧市、三笠市、上川管内の上富良野町と剣淵町に各1枚寄贈。苫小牧市の「ポケふた」には「ロコン」と「キュウコン」のポケモンが使用され、鮮やかなデザインとなっている。
お披露目会には、苫小牧市の佐藤裕副市長ら4市町の幹部が出席。中野祐介副知事が「新たに4枚を寄贈いただいた。世界でそれぞれ1枚のレアなマンホールのふた。多くの皆さんが、このふたを見に訪れていただければ」とあいさつ。ポケモンの「北海道だいすき発見隊」のアローラロコン隊長とロコン副隊長の着ぐるみも登場して除幕し、新しい「ポケふた」がお目見えした。
終了後、苫小牧市の佐藤副市長は「これを機会にぜひ苫小牧に、たくさんの人たちが来ていただければ」と笑顔で話した。市では同日午後に、市内末広町3の出光カルチャーパーク内に「ポケふた」を設置した。