道の駅ウトナイ湖 身障者用駐車スペースに屋根、利用開始は来春予定

道の駅ウトナイ湖 身障者用駐車スペースに屋根、利用開始は来春予定
屋根が設けられる道の駅ウトナイ湖の障害者用駐車スペース

 北海道開発局室蘭開発建設部は、道の駅ウトナイ湖の身体障害者用駐車スペースに屋根を設ける工事に着手した。高速道路のサービスエリアや道の駅駐車場を対象にした国土交通省の子育て支援事業。妊婦や車いす利用者が雨にぬれずに道の駅を利用できるようにする。工期は来年3月26日まで。利用開始は来春の見通しだ。

   道の駅ウトナイ湖では、2台分の身障者用スペースで工事。工事車両の停車のため一般者枠5台分の利用も一時的に停止している。工事中の身障者枠は付近の一般者枠4台分を仮枠(2台分)として確保し、車いす用のスロープも設けた。

   当初は春に着工し、10月中旬には完成予定だったが、コロナ禍により延期となった。室蘭開建は「子育て支援事業だが、妊娠中のほか障害のある方や必要な人は利用してほしい」としている。