苫小牧東高校(森浩之校長)はこのほど、市健康支援課が市民の心の健康維持対策として進める「生きることの包括的支援事業」を活用し、生徒が性などについて学ぶ「保健講話」を校内で開いた。
生徒が保健に関する正しい知識を得て、適切な行動を選択できる能力を高められるよう毎年実施している。
講師はヘルスプロモーション推進センター代表で、神奈川県厚木市立病院泌尿器科の非常勤医師、岩室紳也さん。「生と性について考えよう~あなたへのメッセージ~」と題して講話し、「悩みは自分一人で抱え込まず、誰かに打ち明けたり、相談したりすることが大切」と伝えた。
1、2年生約480人が耳を傾け、生徒は「今まで以上に協力や助け合う信頼や絆を意識して行動したい」などと感想を述べていた。