衣類など箱詰め作業行う 更生保護女性会が施設へ支援

衣類など箱詰め作業行う 更生保護女性会が施設へ支援
支援物資の箱詰め作業に取り組む会員たち

 苫小牧更生保護女性会(佐々木和江会長)はこのほど、苫小牧市民活動センターで札幌市内の更生保護施設に送る衣類や日用品の箱詰め作業を行った。コロナ禍のため、例年よりも作業する会員の数や取り扱う品物の数を少なくして実施した。

   同会は、罪を犯した人や非行に走った少年の更生を支援する奉仕団体。刑期を終え、社会復帰を目指す人を支えるため、市民らから提供された衣類などを札幌市内の更生保護施設に送っている。

   この日は会員6人が活動に参加。せっけんや歯ブラシ、タオルなどの日用品、防寒着、セーター、手作りバッグなど計113点を点検しながら箱詰めし、札幌の更生保護施設、大谷染香苑に送った。

   佐々木会長は「この取り組みは、市民の皆さんの善意で成り立っている活動。今年も多くの方に協力してもらい、本当にありがたい」と語った。