道は4日、2020年度第1四半期(4~6月期)の道内観光入り込み客数を発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、日帰り客と宿泊客を合わせた観光入り込み客数は828万人(実人数)にとどまり、前年同期に比べ47・6%減少。現在の調査方法になった10年以降で最少となった。
内訳は日帰り客が前年同期比31・4%減の767万人。宿泊客は86・8%減の61万人と大きく落ち込んだ。
観光入り込み客数の地域別では、道内客が全体の98・8%(818万人)と大半を占め、道外客は1・2%(10万人)と激減。外国人観光客は、入国制限・拒否措置の影響からゼロだった。