苫小牧漁協女性部 道社会貢献賞を受賞

苫小牧漁協女性部 道社会貢献賞を受賞

 道は、水産林務部関係の2020年度北海道社会貢献賞と北海道産業貢献賞を発表した。4団体、60個人が受賞。苫小牧漁業協同組合女性部が「森を守り緑に親しむ功労者」として北海道社会貢献賞に選ばれた。

   同漁協女性部は、1958年に設立。88年の創立30周年を機に、「お魚殖やす植樹運動」に着手。95年からは王子製紙苫小牧工場と共同で、「森林を守り育てることが豊かな海につながる」との考えの基に植樹祭を開催。これまでアカエゾマツやミズナラを中心に3万本以上の植樹を行い、地域の森林づくりに大きく貢献。また、漁港周辺の清掃や公園の花植えにも取り組み、地域の美化活動も積極的に行っている。

   この他の受賞者は次の通り(関係分、敬称略)。

   【北海道社会貢献賞】▽海難救助功労者―佐々木時浩(様似町)田中勇二、西川慶一、館義則(以上浦河町)白石智泰、宇佐見浅吉、柿崎博芳、間取壽人、深見正康、菊地壽、山形睦、中野秀之、鎌田進、東敏克、山岸克也、西澤秀仁、木村茂樹(以上えりも町)

   【北海道産業貢献賞】▽水産業等功労者―外館守(新ひだか町)工藤昌一(えりも町)▽森林づくり功労者―小坂利政(むかわ町)