事業実施状況を確認 市ボランティアセンター運営委

事業実施状況を確認 市ボランティアセンター運営委
事業の実施状況を確認する委員ら

 苫小牧市ボランティアセンター(ボラセン)運営委員会(伴辺久子委員長)は26日、市民活動センターで今年度2回目の会合を開いた。委員8人が出席し、今年度事業の実施状況を確認したほか、来年度の運営方針も協議。引き続き多世代に働き掛ける事業を展開しながら、奉仕活動の推進に取り組むことを決めた。

   事務局を置く市社会福祉協議会の担当者が、9日に同センターで行ったボラセン・フェスティバルに前年度比約200人増の571人が来場したほか、9、10月に全3回の絵本読み聞かせボランティア講習会を初めて実施し、29人が受講したことを報告。災害ボランティアセンターの整備に関しては、8月に防災ボランティアリーダーなども交えてICTを活用した開設訓練を行ったことを説明した。

   委員からは「ボラセン・フェスティバルは事前準備や当日の運営に大勢のボランティアが参加し、交流も活発にできてよかった」「雪かきボランティアで個々のニーズに応えられないことがあり、心苦しい部分もある」などの意見が出された。

   来年度の事業展開については、地域やボランティア側のニーズに即した運営に注力し、地域活動の活性化に取り組む姿勢を継続することを確認した。