地域住民の交流の場に ゆうふつマルシェ初開催

地域住民の交流の場に ゆうふつマルシェ初開催
勇払の住民による手作り雑貨を見る来場者

 苫小牧市勇払の住民による手作り雑貨などを展示即売する「ゆうふつマルシェ」がこのほど、勇払総合福祉会館で初めて開かれ、地域住民や市民でにぎわった。

   勇払の住民でつくる実行委員会が、手先の器用な地域住民の力を地元の活性につなげようと企画した。

   会場に陶器、メガネケース、エコバッグ、レザークラフトなどの手工芸品を並べ、勇払にゆかりある市民による寄せ木細工も扱った。中には、すぐに売り切れる人気の品もあった。

   苫小牧勇払中学校の生徒は、赤い羽根共同募金の活動や会場運営を手伝った。

   企画者の1人、佐々木雅栄さんは、勇払は市中心部から遠く、まちなかのイベントに行けない住民がいることを指摘。「地域の人に楽しんでもらえて良かった。また何か企画できたら」と話していた。