今年度、市住整備計画見直し 苫小牧市議会一般質問

今年度、市住整備計画見直し
苫小牧市議会一般質問

 苫小牧市議会は6日、一般質問を続行し、4人が質問した。主なやりとりを紹介する。

   松尾省勝氏(民主クラブ)は、同性のカップルを婚姻相当と認めるパートナーシップ制度で他市との連携を質問。町田雅人総合政策部長は「札幌市や北見市と連携を図る準備を進めている。転出入の場合、手続きを行うと宣誓書などを利用できる」と答弁した。

   首藤孝治氏(改革フォーラム)は、家庭ごみの戸別収集モデル事業で今後の方向性を尋ねた。石黒幸人環境衛生部長は「福祉のまちづくりを目指す上で必要な市民サービス。全市拡大を一時凍結しているが、モデル地区の縮小など検討に至っていない」と答えた。

   矢嶋翼氏(新緑)は、人が集まるための市の戦略を質問。町田雅人総合政策部長は「教育水準や犯罪などの課題について、市民が安全安心に生活する上で重要な分野と理解している。苫小牧の個性や特徴を生かし、各種事業に取り組みたい」と話した。

   冨岡隆氏(共産)は、2018年に策定した市営住宅整備計画の見直し時期を確認した。粟野茂都市建設部長は「現在見直し作業を行っている。今年度中に見直しを終え、計画の内容が固まり次第、所管の委員会へ説明し、入居者への周知を図りたい」と答えた。