道内の管楽器愛好家で構成する「テューバ・ユニット『ビヨンド』」(藤谷宏一代表)は11日、苫小牧市文化交流センターで「4人のテュービストによるウインターコンサート」を開く。演奏者全員が苫小牧市にゆかりのある奏者で、入場は無料。
結成3回目のコンサートで、苫小牧東高校出身の藤谷代表をはじめ4人のテューバ奏者が出演。そのうち島圭佑さんは、豊川小学校出身で現在、北海道教育大学岩見沢校4年生。第18回東京音楽コンクールで入選したほか、昨年の国際テューバ・ユーフォニアムカンファレンスVTECソロコンペティションで1位に輝いた。
当日は、ソロステージとして4人それぞれが「幻想協奏曲」や「アダージョとアレグロ」といった曲を1曲ずつ演奏。その後、全員で「ダンス」や「マンハッタン組曲」を披露する。ピアニスト2人も加わる。
同団体は、演奏を披露する機会を持ちたい―と藤谷代表が昨年立ち上げ、これまで2回のコンサートもさまざまな楽器と協奏してきた。藤谷代表は「多くの楽器愛好家に聴いてほしい」と話している。
午後3時開演(開場は午後2時半)。1時間半の予定で申し込み不要。公共交通機関での来場を呼び掛けている。問い合わせは藤谷代表 携帯電話090(1646)4339。