北海道電力(札幌)は、節電に取り組む契約家庭を対象に買い物などで使えるポイントを最大1万1000円分付与するキャンペーンを実施中だ。節電チャレンジにエントリーすると、まずは参加特典がもらえる仕組みになっており、苫小牧支社も「お得に、無理なく節電に取り組んでもらえれば」とアピールしている。
電力の逼迫(ひっぱく)を避けるため、国は1日、家庭や企業などに電力需要が高まる冬期間の節電への協力を要請。国内の一部の電力会社は取り組みを促進するため、国の補助事業を使い、節電の達成に応じてポイントを付与するキャンペーンを行っている。
同社は一般家庭などの低圧契約者に対し、節電チャレンジにエントリーした人を対象に参加特典の4000円分のポイントを進呈。加えて12月から来年3月までの期間中、前年同月比で3%の節電を達成した場合、最大で7000円相当のポイントがもらえる。
エントリーにはまず、インターネット上のエネモール会員登録(無料)が必要。登録後、専用のインターネットページからエントリーし、ポイント会員登録をすると特典を受け取ることができる。
エントリー期限は31日。企業などの高圧契約者向けの別チャレンジも実施中だ。
同支社の担当者は「冷蔵庫の設定温度を控えめにしたり、テレビ画面を明る過ぎないように設定したりといった少しの工夫でも節電につながる。ぜひ実践してほしい」と呼び掛けている。
節電チャレンジに関する問い合わせは同社 フリーダイヤル(0120)956688。