苫小牧市議会は9日、本会議を再開し、市議会議員政治倫理条例の制定など議案18件、意見書案1件を可決し閉会した。同条例は2023年4月に施行する。
同条例は市民に信頼される議会を目指し、公正で民主的な市政の発展に寄与することを目的とした。10条で構成し、議員の責務や政治倫理基準の順守、審査会の設置などを明記した。
閉会後、板谷良久議長と小山征三副議長が記者会見を開き、条例の趣旨を説明。板谷議長は「議員のハラスメント行為などを防止する倫理条例を作らなければと考えていた。成立した意義は大きい」と話した。