公明党道本部代表代行の佐藤英道衆院議員=比例代表道ブロック=は11日、苫小牧港・東港周文埠頭(ふとう)で2027年度の完成を目指す新規岸壁の整備予定地を視察した。
新規岸壁は今年、国の事業採択が決まり、現在の東港周文フェリーターミナルと連続する形で荷役が行えるバースや背後ヤードが整備される計画。道内の農水産品の安定的な国内供給を図る他、耐震機能を強化して大規模災害時の緊急物資輸送も見据えている。
同ターミナル屋上から整備予定地を確認した佐藤氏は「非常に大きな効果を感じた。計画通りに進むよう全面的にバックアップしたい」と力を込めた。苫小牧港管理組合の平澤充成専任副管理者は「東京の市場に農産物を運びやすくなり、トラックドライバーの働き方改革にもつながる」と説明していた。