知事、道庁で激励 ボクシングUJ中学生男子60キロ級優勝者の南選手

知事、道庁で激励
ボクシングUJ中学生男子60キロ級優勝者の南選手
右から田中会長、鈴木知事、南選手と父親の馨さん

 8月に水戸市で開かれた「第9回全日本UJ(アンダージュニア)ボクシング王座決定戦」の中学生男子60キロ級で優勝した、札幌北都中3年の南龍聖選手(15)が12日、道庁を訪れ鈴木直道知事に優勝を報告した。

   南選手は小学1年生でボクシングを始めた。小学生から各種大会で優勝するなど頭角を現し、中学ではUJ王座決定戦を連覇。今春のUJフレッシュボクシング大会でも頂点に立っている。

   南選手は「中学生生活の最後も全国優勝をつかみ取ることができ、今はほっとしています」と喜びの中にも安堵(あんど)の表情。指導する札幌清拳ジムの田中康行会長は「来春からは高校生。インターハイ(高校総体)に1年生から出場し、優勝を目標に頑張ってほしい」と期待を込めた。

   大学時代、ボクシング部に在籍した鈴木知事は「ボクシングは素晴らしい競技。大舞台での活躍をうれしく思う。頑張ってください」とエール。南選手は「インターハイ道予選では左ジャブを生かして先手を取り、結果を出したい」と熱く語るなど、しばし知事とボクシング談議に花を咲かせた。