木育と食育をテーマにしたイベントが10、11の両日、イオンモール苫小牧で開かれた。買い物客らがクリスマスムードを演出するマツボックリのミニツリー作りなどを通じ、木のぬくもりに触れた。
胆振総合振興局森林室と苫東・和みの森運営協議会の主催。道とイオン北海道の包括連携協定に基づき、2018年から実施しており、今回は苫小牧市や自然体験活動指導者ネットワークえんりっとも協力した。
会場では、親子連れらがのこぎりでシラカバやサクラの丸太を切ったり、かんなで箸を作ったりした。食育コーナーで箸の持ち方を教わり、豆つかみにチャレンジする子どももいた。
マツボックリをこけで緑色に染め、色鮮やかな花の種やビーズで飾ったミニツリー作りも人気。約20分で仕上げた苫小牧拓進小3年生の浅野愛菜さん(9)は「きれいにできたので、リビングに飾りたい」と笑顔を見せた。