25日までマッチのアート展 苫小牧ファッションメールプラザ

25日までマッチのアート展
苫小牧ファッションメールプラザ
マッチをテーマにした作品を鑑賞する来場者

 苫小牧市表町のファッションメールプラザ1階の特設会場で、マッチをテーマにした「北の燐寸(マッチ)アート展2022」が開かれている。プロアマ18人の力作が並ぶ。25日まで。

   地域の文化、芸術を発信しているメディアまちっくす(大石和美代表)の主催で、12回目。明治時代、マッチ産業が盛んだった苫小牧の歴史を知ってもらおう―と開催している。

   会場にはアクリル絵の具でデザインしたマッチ箱や、木製のマッチ箱ケースなどを陳列。1945~55年ごろにかけて作られたマッチラベルも展示している。

   市内弥生町の近江八重子さん(76)は「使い捨てられてしまうマッチ箱を上手に使うなどした素晴らしい作品ばかり。懐かしい気分になった」と笑顔だった。

   入場無料。午前10時~午後6時(最終日は午後3時まで)。水曜定休。