豪州研修へ決意表明 苫小牧南高 来月4日から11日間

豪州研修へ決意表明
苫小牧南高 来月4日から11日間
保護者を前に1人ずつ決意表明する生徒たち

 苫小牧南高校(髙橋昭仁校長)は16日、来年1月にオーストラリアで行う語学研修の最終説明会を開き、1~3年生14人が保護者や教員の前で意気込みを語った。

   留学やホームステイ事業を手掛けるISA(東京)から研修時の注意点などについて説明を受けた後、14人は保護者の前で一列に並び、「少しでも使える英語を身に付けたい」「海外の文化を学んで帰ってくる」「思い出に残る研修にする」などと抱負を述べた。

   「英語を使っていろんな人と交流したい」と力を込めたのは2年の増田巧望さん(17)。3年の橘瑞姫さん(18)も「語学研修があるから南高を選んだ。語学力を伸ばしたい」と目を輝かせた。

   日程は1月4~14日の11日間で、ブリスベン市近郊を訪れる。2人一組でホストファミリー宅に滞在しながら、現地の中高生と交流したり、ボンド大学の学生とディスカッションしたりする。自然豊かな街を散策しカランビン野生動物公園や、クイーンズランド博物館にも足を運ぶ。

   研修は語学力向上や異文化交流が目的で、2019年度に初めて実施。以降、コロナ禍で2年間できず3年ぶりとなる。夏休み明けに、全校生徒から参加希望者を募った。